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<食器洗い&手洗いにおける手の甲・手のひらの 水分量の変化に関する実験結果> 『手の甲』は1時間後も回復せずバリア機能の低下を強く示唆

『手の甲』は食器洗い5分後の水分量が30%以上も減少! 一方、『手のひら』は食器洗い15分後から回復傾向へ!

2019.01.10 16:30

株式会社池田模範堂(代表取締役社長:池田 嘉津弘)では、手荒れの注意喚起と正しいハンドケア啓発のため、気温が下がり乾燥することで生じる手荒れの実態とその解決策について情報発信をしています。この度、冬場の食器洗いと手洗いをしたあとの手肌の水分量がどう変化するのかを検証すべく、はなふさ皮膚科理事長の花房 火月先生に監修いただき、30~40代の一般主婦20名(※1)を対象に肌試験を実施いたしました。その結果をまとめ、乾燥する冬場において、家事や手洗いによる手肌の水分量の変化についてご紹介します。

※1 アレルギーがある方、アトピー体質の方、1年以内に手湿疹と診断された方は除外。



<検証結果の概要>

1) 5分間食器洗いをすると、5分後には水分量が30%以上も減少!1時間後も減少し続ける結果に…

2) 手洗いとアルコール消毒をした5分後には手の甲は40%、手のひらは60%も水分量が減少!

→手のひらと比較して手の甲は、食器洗い・手洗い+アルコール消毒共に、1時間後も水分量の回復傾向はなしという結果に。



■検証結果

1) 5分間食器洗いをすると、5分後には水分量が30%以上も減少!1時間後も減少し続ける結果に…


<実験方法/食器洗い>※被験者20名の平均値

(1) 食器洗いを想定した設定として、36℃前後のお湯を約700ccと食器用洗剤2プッシュを混ぜた桶に、5分間利き手を浸す。

(2) その後、ペーパーで水気を拭きとる。

(3) その後、室温25℃ 湿度40%の会議室で待機し、経時的に計測。


【食器洗い】手の甲・手のひらの水分量の変化


~花房 火月先生の考察~

5分後に水分量が30%も減少している理由は、食器洗いによって、皮脂膜・天然保湿因子・セラミドなどが洗い流された影響でバリア機能が低下した状態。つまり肌がカサつきやすい状態になっていることが考えられます。特に、『手の甲』は60分後も水分量が回復せずに減少し続けたのは、『手の甲』の方が『手のひら』よりダメージを受けやすいからです。一方、『手のひら』は発汗量が多い部位で、20分後には元の水分量まで回復傾向があることから、一時的な水分量減少(乾燥)というダメージを軽減できている可能性が示唆されます。



2)手洗いとアルコール消毒をした5分後には手の甲は40%、手のひらは60%も水分量が減少!


<実験方法/手洗い>※被験者20名の平均値

(1)ハンドソープ2プッシュで手洗い30秒後、ペーパーで水気を拭きとる。

(2)その後、手指消毒用のアルコールスプレーを1プッシュ手に馴染ませる。

(3)その後、室温25℃ 湿度40%の会議室で待機し、経時的に計測。


【手洗い】手の甲・手のひらの水分量の変化


~花房 火月先生の考察~

手洗いとアルコール消毒においても、食器洗い同様の結果がみられたのは皮脂膜・天然保湿因子・セラミドなどが洗い流された影響でバリア機能が低下した状態に陥ったからと言えるでしょう。近年感染病予防として「手洗いとアルコール消毒」が奨励されていますが、アルコールは脱脂作用に加え、揮発性が高いため、蒸発する際に肌の水分も同時に奪ってしまい、さらなる肌の水分量減少につながります。アルコール消毒のあとは専門の治療薬を使うことを推奨します。



■実験監修:皮膚科医「はなふさ皮膚科」花房 火月院長コメント

はなふさ皮膚科理事長/皮膚科医 花房 火月(はなふさ・ひつき)先生

東京大学医学部医学科卒業後、癌研有明病院や東京大学医学部附属病院、NTT関東病院などでの研修を経て、2011年に三鷹はなふさ皮膚科を開設。その後、新座、国分寺、久我山、志木にも開院。一般的な皮膚疾患から難治性の皮膚疾患、さらにシミ・シワなどの美容皮膚科分野まで取り組む。傷痕が目立たない皮膚外科手術にも定評あり。2015年、ジャパンタイムズ紙による「アジアの次世代リーダー100人(100Next-Era Leaders IN ASIA2015-2016)」に選出。テレビ等のメディアでも活躍中。



■食器洗いやアルコール消毒で、バリア機能低下の可能性

 『手のひら』より『手の甲』がダメージを受けやすい傾向に

乾燥する冬は、皮脂の分泌量が低下し、バリア機能も低下傾向にあるため、手荒れが誘発されやすい季節です。

今回は食器洗いや手洗いに関して各1回のみの検証実験でしたが、これらを何度も繰り返すことで、バリア機能はどんどん低下し、手荒れが発生します。特に「手の甲」は「手のひら」に比べて一時的なダメージであっても回復傾向が遅く、悪化すると、風に当たることや水に触れるだけでヒリヒリ痛みだす「ヒリヒリ切れ」に陥る可能性も高まります。悪化してしまった場合には、専門の治療薬などを使うことも大切です。

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