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体験会に約60人参加、 「認知症予防にボランティアを通した社会参加」意識高まる  第7回 ライフリー『ソーシャル・ウォーキング(R)』を東京で開催 (2018年11月 於 葛西臨海公園・葛西海浜公園)

 ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原 豪久)は、高齢化の進行に伴う「閉じこもり」や「認知症」といった社会問題の改善に寄与するため、目的を持って社会と触れ合う認知症予防プログラム『ソーシャル・ウォーキング(R)』を2016年に考案し、心と体の健康をサポートしてきました。この度、7回目となる認知症予防 ライフリー『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会を、2018年11月4日、東京都 葛西臨海公園・葛西海浜公園にて実施しましたのでご報告します。


【葛西臨海公園 ライフリー『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会の参加者集合写真】

■『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは
 認知症予防には、適度な運動とバランスの良い食事で脳の健康状態を良好に保つ【生理的アプローチ】と、趣味やボランティア活動などで社会と接触し脳を刺激する【認知的アプローチ】を、双方バランスよく取り組むことが効果的と考えられています。
 『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは、当社が地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所監修のもと考案したもので、手軽にできる【生理的アプローチ】の代表であるウォーキングに、“目的”を持って“社会”と触れ合う【認知的アプローチ】の社会参加を組み合わせた認知症予防プログラムです。「社会参加&歩行」の造語で、人と関わり、楽しみながら歩くことを、誰でも取り組める形にした認知症予防のためのウォーキングプログラムです。
 これまでに、東京・大阪・静岡で合計6回実施し、参加延べ人数は約500人、平均満足度は98%、参加者の歩行距離合計は約900kmに達しました。そして第7回の体験会を、2018年11月4日(日)に東京都 葛西臨海公園・葛西海浜公園で開催しました。

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■今からはじめよう認知症予防 ライフリー『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会の報告
日時  :2018年11月4日(日) 8:30~12:30
参加人数:58人 (平均年齢)71歳


■講義編
【認知症のメカニズム - 基礎知識を学習】
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 東京都健康長寿医療センターの藤原部長に、認知症予防に重要なポイントを解説いただきました。最新の科学的な研究結果を示し、電車の線路になぞらえて解説をされました。加えて普段から心がけるノウハウについてもお話しいただきました。参加者の多くが、メモを取りながら熱心に聞き入る様子が印象的でした。

東京都健康長寿医療センター研究所 藤原部長
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 認知症の予防には、人に感謝されるなどの社会貢献活動も有効となります。そして、みなさんの健康は家族の幸せです。社会との絆が広がることによって、みなさま自身も社会もハッピーになります。ぜひ、この機会にソーシャル・ウォーキングを始めていただければと思います。

【社会参加 - 読み聞かせボランティア体感】
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 NPO法人りぷりんと・ネットワーク 松島副理事長に、絵本「いもさいばん」を朗読いただきました。滑舌よく聞き取りやすい喋り方や読むリズムなど熟練の技術のおかげで、参加者はすっかり絵本の世界へ引き込まれていました。

NPO法人りぷりんと・ネットワーク 松島副理事長
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 正直なお話をすると、これまで特別本を読むことが好きという訳でもなく、大人になって人前で本を読む機会などもありませんでした。しかし、この読み聞かせボランティアを通じて、人に喜んでいただく楽しさを知りました。これからの人生も大いに楽しんで、この活動を続けていきます。

【閉じこもりを誘発する尿もれ - 予防と対処学習】
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 ユニ・チャーム排泄ケア研究所 梅林は、排泄トラブル発生のメカニズムと、予防と対処方法について解説しました。普段手軽に取組めるケア方法として骨盤底筋体操も体験いただき、参加者から多くの質問がありました。

ユニ・チャーム排泄ケア研究所 梅林
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 排泄のトラブルは早めの予防と対処が大切です。
ご自分の排泄の状況に応じた日常生活習慣の見直しや骨盤底トレーニング、専用品を活用したケアを上手に行いながら、いつまでも元気で自分らしいアクティブな日常生活をお過ごしいただけたら嬉しく思います。


■実技編
【有酸素運動 - ノルディック・ウォーク体験】
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 全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員による、ポールを使った「ノルディック・ウォーク」の指導をいただきました。正しい姿勢で歩くことに加えて、普段の歩幅と、ポールを使った時の歩幅の違いを確認し、効率よく有酸素運動ができることを体感しました。

全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員
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 普段のウォーキングより効率的に有酸素運動をするには、ポールを使用した「ノルディック・ウォーク」がおすすめ。普通に歩くより、1.2~1.3倍のエネルギー消費につながります。各地に、全日本ノルディック・ウォーク連盟がありますのでお気軽にお声がけよろしくお願いします。

【グループメンバーと談笑しながらウォーキング】
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 葛西臨海公園では、木々や草花、野鳥の種類など、耳目にふれる様々な事が話題にのぼり、笑顔が絶えないウォーキングとなりました。公園内を約3.7km、約1時間かけて散策し、園内を行き交う方々とも笑顔で挨拶をしました。


【参加者の声(一部ご紹介)】
・私にどんな社会参加ができるか不安でしたが人の役に立つことを探してみます。(70代 女性)
・近所に住んでいますが、歩き方や園内の見どころを教えていただき新鮮でした。(60代 男性)
・認知症が不安だが、症状が遅らせられる様、友達ともっと外出を心がけたい。(60代 女性)


【参加者による体験会前後の社会参加「外出の目的」に対する意識の変化】
 体験会前における外出の目的は、近所でできる「きっかけウォーキング」での社会参加が多かったが、体験会後はボランティア活動などの「ついでにウォーキング」で行動範囲を広げ、“社会へ貢献したい”という意識への変化がみられました。

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ユニ・チャーム調べ


【『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会 過去の様子・お問い合わせ先】
 これまで実施した認知症予防『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会は、ライフリーホームページでご覧いただけます。

https://www.atpress.ne.jp/releases/171020/img_171020_13.png

URL: http://www.unicharm.co.jp/lifree/dementia-prevention/index.html

 また、認知症予防の『ソーシャル・ウォーキング(R)』に取り組んでいただける団体や自治体をサポートいたします。詳しくは下記事務局までお問い合わせください。

電話  : 03-6809-0117
受付時間: 10:00~17:00
Mail  : info@social-walking.com (土・日・祝祭日を除く)

 ユニ・チャームでは尿もれケア商品で不安のない外出をサポートするとともに、『ソーシャル・ウォーキング(R)』の推進によって、認知症の予防へ寄与していきます。


【参加者アンケートの一部ご紹介】
Q:『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会の満足度をお聞かせください。
 →体験会参加者の全員が、体験会を通じて「満足した」と回答されました。
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Q:体験会で興味を持ち、満足した内容をお聞かせください。(複数回答)
 →読み聞かせボランティアの体感では83%、藤原先生による講義では72%、尿もれ予防と対処講座では64%、体験会の参加者が学んだ点を満足したと回答されました。
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Q:読み聞かせボランティアの活動を聞いてどのように感じましたか。
 →何かボランティア活動をしてみたい78%と、自分にできる社会参加をしたいと回答されました。
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Q:今後、認知症を予防するため、今以上に外出して「歩くこと」をどの程度意識しますか。
 →体験会参加者の93%が、今以上に認知症予防のために、外出して「歩くこと」を意識すると回答されました。
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Q:認知症を予防するために、いつからはじめるべきだと思いますか。
 →体験会参加者の97%が、「今すぐ」、「早い段階から」はじめるべきと回答されました。
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■会社概要
社名  :ユニ・チャーム株式会社
設立  :1961年2月10日
本店  :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社  :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :グループ合計15,757名(2017年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
     ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
     ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売


≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062


ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp/

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