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JAXA、緊急観測データ配信ツールの基盤にAWSを採用

~データ転送スピードが4倍向上、コスト減も実現~

AWSプレミアコンサルティングパートナーの株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役:大石 良、以下「サーバーワークス」)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:奥村 直樹、以下「JAXA」)のAWS導入事例を公開いたしました。


プロジェクトメンバーの皆様


このたび、JAXAは被災地の画像をユーザーに提供するツール「だいち防災WEBポータル」のクラウドサーバー基盤をAWSに移行しました。

緊急時に「だいち防災WEBポータル」を確実に作動させるため、サーバーインフラには以下4点の要件が求められました。


・高可用性

・高BCP対応

・高速性

・緊急時以外の低コスト運用

「だいち防災WEBポータル」は、衛星が撮影した画像を転送する際のスピードに課題を抱えていました。転送速度を速くするためにパブリッククラウドの導入を検討していたJAXA衛星利用運用センターは、セキュリティの堅牢性やこれまでの実績を高く評価し、AWSへの移行を決定しました。


AWSに移行後、2017年11月より実運用を開始。導入効果として、データ転送スピードが4倍まで向上しました。さらには、衛星から送られてくる膨大なデータ量の画像をS3に格納することで、コストの削減にも成功しています。


今後は、「だいち防災WEBポータル」の推進、拡充を通じて災害対策・復旧活動のために人工衛星を役立てていく方針です。


サーバーワークスは、今後ともJAXAの後方支援に努めてまいります。


事例はこちらよりお読みいただけます。

https://www.serverworks.co.jp/case/jaxa



■国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)について

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合して誕生しました。

政府全体の宇宙開発利用の中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研、開発・利用を行っています。



■「だいち防災WEBポータル」について

「だいち防災WEBポータル」は、だいち2号(ALOS-2)を用いた防災利用実証実験において、防災ユーザへの観測データ及び災害速報プロダクトの提供等を目的とし、JAXA衛星利用運用センターが運用するポータルサイトです。



■株式会社サーバーワークスについて

サーバーワークスは、2008年よりAWSに特化したAWS導入支援サービスを提供しているクラウドインテグレーターです。2018年1月現在、610社、3,900プロジェクトを超えるAWS導入実績を誇っており、2014年10月よりAPN(AWS Partner Network(※1))の最上位パートナー「プレミアコンサルティングパートナー」に 4年連続で認定されています。また、2016年11月にAPNのマネージドサービスプロバイダー(MSP)3.0プログラム、移行コンピテンシーを獲得し、AWS事業を継続的に拡大させております。


https://aws.amazon.com/partners/find/partnerdetails/?id=001E000000NaBHzIAN (英語)


※1 APN(AWS Partner Network)とは、AWSのエコシステムを支える重要な独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーやシステムインテグレーター(SI)、戦略コンサルタント、リセラー、代理店、VARによって構成されております。

*本リリースに記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。

*アマゾン ウェブサービス、AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

*本リリースの情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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