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「大阪工大」と「芝浦工大」が連携協定を締結 ~連携を通して高度な理工学人材育成を目指す~

2017.03.03 18:00

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)は、大阪工業大学(大阪市/学長 西村泰志)と2017年3月3日(金)、大阪工業大学梅田キャンパスにおいて、連携協定を締結しました。


協定式で握手を交わす村上雅人学長(左)と西村泰志学長(右)

両大学の伝統のもと、教職員・学生の交流の推進など、教育と研究の両面にわたって広く連携・協力を図り、双方の学術研究の成果を共有することなどにより、21世紀における両大学のさらなる発展を目指すとともに、社会にその成果を還元し我が国の発展に寄与することを目指します。
今後、社会で活躍できる理工学人材の育成を目的に、FD・SDプログラムの共催など、教職学の連携を通して教育の質向上ならびに研究の高度化をはかっていきます。


■1. 経緯
芝浦工業大学は、2014年9月に文部科学省より「スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援(タイプBグローバル化牽引型)」に私立理工系大学で唯一採択され、国内の理工系大学のグローバル化を推進する使命を担っています。また、2016年7月には「教育関係共同利用拠点」の認定を受けました。これは大学教育全体としてより多様で高度な教育を目指すための制度であり、本学は理工学教育のモデル構築とその基本的な枠組みおよび教育手法を国内に浸透させる拠点としての役割も担っています。
日本全国の工科系大学と連携して理工学人材育成をけん引する目的から、大阪工業大学に今回の連携協定を提案し、この度の締結に至りました。


■2. 連携概要
(1) 教育、研究に関すること
(2) 教職員・学生の交流に関すること
(3) その他、本協定の目的を達成するために必要な事項


■3. 今後の予定
芝浦工業大学は、2016年10月に福岡工業大学、2016年12月に愛知工業大学とも連携協定を締結、広島工業大学と今回の大阪工業大学を加えた5大学で2017年3月3日「工大サミット」を発起しました。
2017年6月中旬には第1回目のキックオフイベントを開催予定、今後も全国の工科系大学との連携を促進することにより国内全体の理工学教育の高度化を進めていく方針です。
村上学長は、「教育の質保証、グローバル化、ダイバーシティなどは一つの大学だけではなく、大学間で協力しながら推進していくことが重要である」と連携の必要性について話しました。
大阪工業大学の西村泰志学長は、「工業大学の世間の認知度を上げていきたい。連携を通して、お互いの発展につなげていきたい」と抱負を語りました。

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