石垣島産フルーツの魅力を全国へ!新作業場建設と商品開発によるパイナップル・マンゴーの品質向上プロジェクト

コッパリ(所在地:沖縄県石垣市新川14-1、代表:宇根和孝)は、石垣島産パイナップルとマンゴーの品質向上と販路拡大を目的とした「ふるさと納税3.0」クラウドファンディング型ふるさと納税返礼品プロジェクトを開始しました。目標金額7,150,000円の達成に向け、作業場新設と商品開発・PR強化を通じて、島の特産品を最高の状態でより多くの消費者に届けることを目指しています。
石垣島農業が直面する課題と解決への道

近年、石垣島産のパイナップルやマンゴーは全国的な需要増加に伴い注目を集めています。しかし、島特有の環境下で収穫後の選果・梱包作業が適切な環境で行えないことが品質維持の障壁となっていました。また、物流の制約から規格外品の活用が困難で、貴重な農産物が十分に活用されないという食品ロスの問題も発生していました。弊社は特殊冷凍技術を用いた高品質なフローズンフローズンブランド「KOPPARI(コッパリ)」を立ち上げ、規格外フルーツの買取と商品開発をスタート。
コッパリは島の方言で「固まる」を意味し、祖父母世代が冷たくて美味しい氷菓(キャンディー)をそう呼んでいたことから着想を得た名称です。この名を冠した島産フローズンフルーツブランドを展開する同社は、石垣島の農産物の可能性をさらに広げるべく今回のプロジェクトを立ち上げました。
新作業場建設がもたらす5つの価値

本プロジェクトで集まった寄附金は、主に以下の取り組みに活用されます。
- 作業場新設費用(選果スペース・保管設備・作業台など)
- 国内外に向けた商品開発費
- 催事出店やプロモーション活動費
これらの取り組みにより、以下の効果が期待されています。 - 選果精度の向上による品質安定:専用の作業場で適切な環境下での選果が可能になり、消費者へ届ける商品の品質が安定します。
- 炎天下作業の軽減と衛生環境の向上:石垣島の強い日差しから作業者を守るとともに、清潔な環境での作業が実現します。
- 新商品による付加価値向上:規格外品を活用した新商品開発により、果実の付加価値が高まります。
- 規格外品購入による生産者還元:従来廃棄されがちだった規格外品の活用で生産者への還元が可能になります。
- 国内外でのPR強化による販路拡大:プロモーション活動の強化により、石垣島産フルーツの認知度向上と新たな販路開拓につながります。
このプロジェクトは単なる設備投資にとどまらず、石垣島の農業の持続可能性を高め、地域経済の活性化に貢献する取り組みとなっています。気候変動や後継者不足など、全国の農業が直面する課題に対して、地域特性を活かした解決策を示す先進的なモデルケースとなることが期待されています。
ふるさと納税3.0を活用した地域農業支援の新たな形

本プロジェクトでは、「ふるさと納税3.0」というクラウドファンディング型のふるさと納税返礼品制度を活用しています。寄附者には、コッパリが丹精込めて育てた石垣島産パイナップルやマンゴーが返礼品として提供されます。
従来のふるさと納税制度とは異なり、特定のプロジェクトに対して寄附を行うことで、その実現過程や成果を寄附者と共有できる点が特徴です。これにより、単なる物品の交換にとどまらない、地域と寄附者をつなぐ新たな関係性が構築されます。
2025年12月27日現在、目標金額7,150,000円に対して2,053,000円の寄附が集まっており、プロジェクト期間は残り95日となっています。地域農業の未来を支える本取り組みに対して、全国からの支援が寄せられています。
会社概要
- 企業名:コッパリ
- 所在地:沖縄県石垣市新川14-1
- 代表者:宇根和孝
- 事業内容:石垣島産パイナップル・マンゴー等の青果販売、規格外フルーツを活用した加工品開発
- プロジェクトURL:ふるなびクラウドファンディング「石垣島産パイナップル・マンゴーの品質向上と販路拡大のための作業場新設と商品開発・PR強化プロジェクト」