「自転車ユーザーの意識と運転の実態について」 2025年版アンケート調査 ~過去6か月間に回答者の約70%が「歩道通行」、 約15%が「ながらスマホ」の経験あり~

2025-10-02 10:30
MS&ADインターリスク総研株式会社

MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(社長:宮岡 拓洋)は、2025年8月に、全国の消費者1,000人を対象に、「自転車運転に関するアンケート調査」を実施しました。

自転車ユーザーの意識と運転の実態についてのポイント

詳細な報告書は当社ホームページ( https://rm-navi.com/search/item/2288 )で公開しますが、ここでは、本調査で明らかになった自転車ユーザーの意識と運転実態の概要についてお伝えします。

  1. 「周囲と比べて自分は交通ルールを守っており自転車の安全運転ができている」かの設問に対して「強くそう思う」と「そう思う」の回答の合計は83.1%であった。(図1)
  2. 回答者の69.2%が過去6か月間に「車道と歩道の区別のある道路で、歩道を通行した」ことがある。そのうち19.2%が「問題ない」とし、73.7%が「問題はある」ことを認識していた。(図2、図3)
  3. 回答者の15.1%が過去6か月間に「ながらスマホ」運転をしたことがある。そのうち11.3%が「問題ない」とし、84.1%が「問題はある」ことを認識していた。性別・年齢別でみると、ながらスマホ運転をした回答者は40代男性が最も多かった。(図4、図5、図6)
  4. 2026年4月より、16歳以上の自転車運転者による交通違反に対する交通反則通告制度(青切符)が導入されることについて、「知らない」と「よく知らない」の回答の合計は35.1%であった。(図7)
  5. 回答者の自転車損害賠償保険加入の認識については、58.1%が加入している、26.1%が加入していない、15.8%がわからないと回答した。(図8)

【図1】周囲と比べて、自分は交通ルールを守っており自転車の安全運転ができていると思いますか(n=1,000)

図1

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【図2】車道と歩道の区別のある道路で、歩道を通行したことがある(n=1,000)

図2

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【図3】車道と歩道の区別のある道路で、歩道を通行することについてどのように思いますか(n=692)

図3

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【図4】ながらスマホ運転をしたことがある(n=1,000)

図4

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【図5】ながらスマホ運転をすることについてどのように思いますか(n=151)

図5

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【図6】ながらスマホ運転をしたことがある回答者数(性別・年齢別)(n=151)
単位:人数

図6

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【図7】2026年4月より交通反則通告制度(青切符)が導入されることについてご存じですか(n=1,000)

図7

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【図8】あなたは自転車損害賠償責任保険に加入していますか(n=1,000)

図8

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調査の概要

(1)調査実施期間
2025年8月18日~21日の間にインターネットによる調査を行った。
(2)回答者数
1,000人(男性500人、女性500人)
15~19歳、20~29歳、30~39歳、40~49歳、50歳~59歳、の年齢5区分ごとに男女各100人。
(3)回答者属性

  1. 自転車を運転する頻度
    (頻度:人数)
    週に2~3回程度:375
    週に4回以上  :625
    合計     :1,000
  1. 職業
    (職業:人数)
    会社員        :342
    会社経営・役員    :5
    公務員        :24
    自営業・自由業    :48
    団体職員・各種法人  :6
    派遣社員       :30
    パート・アルバイト  :166
    学生         :224
    専業主婦・主夫    :89
    無職(定年退職者を含む):59
    その他        :7
    合計         :1,000

MS&ADインターリスク総研株式会社について

本社  : 〒101-0063
      東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス(10~11階)
代表者 : 代表取締役社長 宮岡 拓洋
設立  : 1993(平成5)年1月4日
資本金 : 3億3,000万円
URL   : https://www.irric.co.jp/
事業概要: コンサルティング、受託調査研究、
      セミナーの開催/講師派遣、出版