衝撃のショパンコンクールから40年-- “ブーニン 日本デビュー40周年記念コンサート”ついに開催! 映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』公開記念

2025-12-05 08:00
株式会社日本アーティスト

株式会社日本アーティスト(東京都)は、2026年1月、第11回ショパン国際ピアノコンクール覇者・スタニスラフ・ブーニンによる日本デビュー40周年記念コンサートを東京・大阪の2都市で開催いたします。

スタニスラフ・ブーニンについて

1985年、第11回ショパン国際ピアノコンクールにおいて、当時19歳のブーニンは圧倒的な演奏で世界に衝撃を与えました。
日本では“ブーニン現象”と呼ばれる社会的ブームをも巻き起こし、クラシック音楽の枠を超えた人気を獲得しました。
しかし2013年、病気と事故による怪我のため、突然、表舞台から姿を消します。
左手に麻痺が残り、左脚は手術により右脚より8cm短くなるなど、音楽家として致命的な状態に陥りました。
その後の9年間の沈黙と、2022年7月の“9年ぶりの日本での再会コンサート”の模様は、NHK-BSプレミアムで放送され、大きな反響を呼びました。(続編は2024年1月・2月にも放送。)
さらに、ブーニンの葛藤と復活を追ったドキュメンタリー映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』(配給:KADOKAWA)が2026年2月20日に公開予定です。

スタニスラフ・ブーニン1

スタニスラフ・ブーニン1

ブーニン in ケルン

ブーニン in ケルン

ブーニン 活動休止以前

ブーニン 活動休止以前

スタニスラフ・ブーニン 2

スタニスラフ・ブーニン 2

記念コンサートの内容について

ショパン国際ピアノコンクール優勝から40年、そして日本デビューから40周年。
映画公開を記念し、スタニスラフ・ブーニンとNHK交響楽団メンバーによる特別なアニバーサリーコンサートを開催いたします。
日本を代表するオーケストラ、NHK交響楽団メンバー(室内合奏)との共演による、まさに“唯一無二”のステージ。波乱に満ちた人生、日本中を熱狂させた“ブーニン現象”、そして長き沈黙――それらを乗り越えてきたブーニンの“いま”を、ぜひその耳で、体で感じてください。

40年前の第11回ショパンコンクールでのブーニン、その後のブーニン現象ゆかりの品々

第11回ショパン国際ピアノ・コンクールより

第11回ショパン国際ピアノ・コンクールより

第11回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝メダル

第11回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝メダル

ブーニン 19歳

ブーニン 19歳

クラシック・ピアニストとしては異例ともいえる人気を誇り、 常に満席状態のコンサート。ブーニン現象と呼ばれた。

クラシック・ピアニストとしては異例ともいえる人気を誇り、 常に満席状態のコンサート。ブーニン現象と呼ばれた。

演奏予定曲

・J.S バッハ ブランデンブルク協奏曲 第3番 BWV1048
・J.S バッハ ピアノ(チェンバロ)協奏曲 第4番 BWV1055(ピアノブーニン)
・ブーニンのピアノソロ曲 ほか
※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承ください

東京公演

スタニスラフ・ブーニン 日本デビュー40周年記念コンサート
日時    :2026年1月8日(木)
       開場 18:00 / 開演 19:00
会場    :東京芸術劇場 コンサートホール
出演    :スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
       NHK交響楽団メンバーによる室内合奏団
チケット料金:S席13,000円/A席11,000円/B席8,000円/C席6,000円
       ※未就学児入場不可
発売日   :2025年11月25日(火)
お問い合わせ:日本アーティストチケットセンター
       (TEL:03-5305-4545)

東京公演 チラシ

東京公演 チラシ

大阪公演

スタニスラフ・ブーニン 日本デビュー40周年記念コンサート
日時    :2026年1月12日(月・祝)
       開場 13:00 / 開演 14:00
会場    :ザ・シンフォニーホール
出演    :スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
       NHK交響楽団メンバーによる室内合奏団
チケット料金:S席13,000円/A席11,000円/B席8,000円/C席6,000円
       ※未就学児入場不可
発売日   :2025年11月23日(日・祝)
お問い合わせ:ABCチケットインフォメーション
       (TEL:06-6453-6000)

大阪公演 チラシ

大阪公演 チラシ

プロフィール

スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) Stanislav Bunin

1966年モスクワ生まれ。リヒテルやギレリス等の巨匠を育てた名教育者G. ネイガウスを祖父とするピアニスト一家で育つ。1983年ロン=ティボー国際コンクールに17歳で優勝。1985年第11回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝。EMIと専属契約を結び10枚以上のCDを録音。1999年ヨーロッパにおける演奏活動が高く評価され“Viotti d'Oro賞”受賞。
1999年から全8回におよぶ〈ショパン・チクルス〉開始。国内ではワルシャワ・フィル、プラハ放送響、ロンドン響、ベルリン響、N響、読響他数多くのオーケストラと共演。1988年のアルメニア大地震をはじめ、阪神淡路大震災、奥尻島地震などの直後に被災した子供たちの元を訪れチャリティコンサートの開催やピアノを寄付するなどの支援活動を行う。
2010年ショパンコンクール優勝25周年を記念しユニセフへのチャリティ・ガラコンサート開催。更に8月にはワルシャワで、アルゲリッチ等も参加し1ヶ月に亘って開催された「生誕200年ショパンフェスティバル」の最終日に出演、音楽祭を締めくくった。演奏後の拍手は鳴り止まず、満員の聴衆を魅了した。
2011年7月には東日本大震災で孤児となった子供たちの為に、中村紘子、山下洋輔両氏を迎え「 S .ブーニン・チャリティ・ガラ・コンサート」を開催、収益金はすべてあしなが育英会に寄付。2012年4月、NHK「TOMORROWbeyond3.11」に出演し、被災地・仙台三桜高校音楽部と共演。7月、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会を支援するコンサート」開催。
12月にドイツ・ベルリンフィルハーモニーホールにてベルリン響とシューマンのピアノ協奏曲を共演、大好評を博す。2013年より闘病のため演奏活動を一旦停止。2022年6月八ヶ岳高原音楽堂でのリサイタルで復帰。
同年秋にNHKBSプレミアムにて「それでも私はピアノを弾く~天才ピアニスト・ブーニン9年の空白を越えて」が放送され、2024年1月1日に同番組の続編をNHK総合、2月には特別編がNHK-BSで放送され大きな反響を呼んだ。
2023年11月から2024年1月にかけて待望のリサイタル ツアーを東京、新潟、長野、埼玉、大阪、山口の全国6ヵ所で開催。各地ソールドアウト、大好評を博す。2024年10月から長野、岐阜、大阪、東京、札幌、福岡、高崎、盛岡でツアーを開催。2025年秋には7ヵ所でツアーを行う。又ドキュメンタリー映画「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」を2026年2月20日公開(配給KADOKAWA)

NHK交響楽団メンバーによる室内合奏団

N響メンバーによる室内合奏団 N響は楽員による室内楽活動も活発で、室内オーケストラは質、人気ともにトップクラスの水準を誇っている。クラシックビギナーから本格的な愛好者まで魅了する ポピュラーで多彩なレパートリーで、その綿密なアンサンブル、華やかな音色は「室内楽の最高峰」と日本各地で 高い人気と評価を得ている