SUSTAINABLEME、Well-being & Age-tech 2025 Award 審査員特別賞を受賞 ── ウェルビーイングを組織経営の意思決定に接続する実装力が評価

2025-12-22 11:37
株式会社SUSTAINABLEME

SUSTAINABLEME株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:後藤友美)は、ウェルエイジング経済フォーラム主催「Well-being & Age-tech 2025 Award」において、審査員特別賞を受賞しました。

■受賞の概要

本アワードは、超高齢社会・人口減少社会を背景に、ウェルビーイングおよびエイジテック領域において、社会的意義と事業としての持続可能性の両立が期待される取り組みを表彰するものです。
今回、当社が提供する組織マネジメント支援基盤「wellmanager」は、個人・チーム・組織のコンディションデータを統合的に可視化し、経営・マネジメントの意思決定に接続する点、ならびに行動変容まで踏み込んだ運用設計が評価され、審査員特別賞の受賞に至りました。

■評価されたポイントと事業的意義

多くの企業では、健康経営や人的資本投資への関心が高まる一方で、サーベイや制度対応が形式化し、実際の生産性向上や組織改善につながりにくいという課題を抱えています。背景には、体調・メンタル・業務・チーム状態といったデータが分断され、原因と打ち手が見えない構造的な問題があります。
wellmanagerは、日々の体調・業務・チームログを軸に、必要に応じてバイオデータも統合し、「なぜ今この不調や停滞が起きているのか」「次に何を打つべきか」を可視化します。
単なるスコア提示に留まらず、マネージャーや経営層が意思決定と具体的な行動に移せる点が、従来のウェルビーイング・サーベイ系サービスとの大きな違いです。
審査においては、ウェルビーイングを理念や福利厚生として扱うのではなく、組織運営・制度実務・経営判断にまで接続可能な“実装力”と、性差医療・エイジングの視点を組み込んだ独自性が、将来性の高い事業モデルとして評価されました。

■ウェルエイジング経済フォーラム「Well-being & Age-tech 2025 Award」について

ウェルエイジング経済フォーラムが主催する「Well-being & Age-tech Award」は、超少子高齢社会という世界共通の課題に対し、科学技術・イノベーションを活用した持続可能な解決策を表彰するアワードです。
国連SDGsおよび「Decade of Healthy Ageing 2021–2030」の理念に基づき、包摂性、独創性、革新性、社会実装の可能性などの観点から、専門家により選定されています。

本アワード当日は、赤澤亮正 経済産業大臣、鈴木俊一 農林水産大臣をはじめ、行政・産業界・アカデミアの関係者が多数来場し、ウェルエイジングおよびエイジテック領域への関心の高さが示されました。

参考:ウェルエイジング経済フォーラム Well-being & Age-tech Awardについて
https://www.wellaging-forum.org/

■今後の展開

SUSTAINABLEMEでは、今回の受賞を契機に、企業・自治体・医療・研究機関との連携を一層強化し、実証・導入を通じたプロダクト進化を加速していく方針です。
また、wellmanagerを中核とした組織マネジメント基盤としての展開を進め、健康経営、人的資本開示、チームパフォーマンス向上といった領域への応用を拡大していきます。
今後は、戦略的パートナーとの協業や中長期的な成長を見据えた体制構築を進めながら、ウェルビーイングを「測る」段階から「経営に活かす」段階へと進化させる取り組みを推進してまいります。
なお、本受賞の評価内容を踏まえ、女性の健康とイノベーションをテーマとした国際カンファレンス
「Women’s Health Beyond 2026」(主催:Femtech Community Japan)への出展を予定しており、実証およびパートナー連携の機会を広げていく方針です。

参考:「Women’s Health Beyond 2026」について
https://whbeyond.com