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専任広報なしでもテレビ取材へ。丸十コーポレーションが@Pressで実感した情報発信の力

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野澤様写真_正面

雨具の企画・製造から、広報まで。少数精鋭だからこそ幅広い業務を担当 

──まず、御社の事業内容と、野澤様のご担当業務について教えてください。

野澤様:弊社は、もともと櫛やかんざしなどの和装小物を扱っていた会社ですが、時代の変化とともに樹脂製品へ移行し、ビニール製のエプロンやテーブルクロス、そこから防水性を生かしたレインコートへと事業を広げてきました。

現在は傘も含めて自社で企画し、中国の生産協力工場で製造しています。販売先は全国の量販店が中心で、OEM生産も行っています。

私は商品部の生産管理開発課に所属していて、主な仕事は新商品の見積もりや仕様の確定、生産スケジュールの管理、品質管理などです。

ただ、弊社は30名に満たない少数精鋭の会社なので、中国の現地法人との営業窓口やOEMの営業、社内システムの窓口、そして広報まで担当しています。自分では「何でも屋」と言っていますね。

──本当に幅広い役割を担われてるんですね。

野澤様:大企業になるほど、一人ひとりの業務領域はかなり狭くなると思うんですが、丸十コーポレーションでは、いわば「何でも屋」のように幅広く関わっているからこそ、すべての業務が紐づいてくる感覚があるんですよ。

PRも、営業も、生産管理も、クレーム対応も、すべてがつながってくるので、この環境が私の性格には合っていると感じています。maruju2

専任広報がいないからこそ、「原稿を見てもらえる安心感」が決め手に

──以前から@Pressをご利用いただいていますが、今年から改めて積極的に配信するようになった背景を教えてください。

野澤様:会社としては2016年に@Pressで一度プレスリリースを配信しているんですが、改めて@Pressを利用するようになったのは、自社ブランド「weer」の情報発信を強化していこうという話があったことがきっかけです。

現在、ブランドについてコンサルティングでサポートいただいている会社から、「対外的に発信していくためにも、プレスリリースはしっかり配信していった方がいい」という助言がありました。

その中で配信サービスについても検討し、@Pressがメディアの目に留まる可能性が高いのではないかという話もあり、改めて利用しています。

──改めて@Pressを利用するにあたって、決め手になったのはどのような点でしたか?

野澤様:私が担当を引き継いだ5年ほど前にも、クラウドファンディング関連で一度か二度利用しているのですが、その頃は私自身、プレスリリースを書くことがほぼ初めてでした。なので、配信サービスを比較する中でも、料金以上に「原稿を見てもらえるかどうか」は大きかったですね。

書き慣れていない中で自分たちだけで原稿を作るよりも、内容を見てもらいながら校正やサポートを受けられることは安心材料になりましたし、@Pressを選ぶ決め手にもなりました。

特に私たちのように専任の広報担当者がいない中小企業だと、プレスリリースを出したいと思っても、そもそもどう書けばいいのか分からないこともあると思うんです。

当時はAIも発達していなかったので、そういう意味でも、サポートがあるかどうかはすごく大きかったですね。

AIを活用しながらも、「プロの目で見てもらえる」ことに価値

──現在、プレスリリースはどのように作成されていますか?

野澤様:以前は他社のプレスリリースを参考にしながら、自社の内容に置き換えて一から文章を作っていたので、時間も手間もかかっていました。

今はChatGPTやGeminiなどのAIを活用していて、「こういうことを伝えたい」という材料を入れて、文章としてまとめてもらうことが多いですね。そこから不自然な部分を自分で修正して、@Pressに入稿しているので、文章を作ること自体には以前ほど手間は感じていません。

ただ、AIで文章を作ったとしても、それがプレスリリースを見る側の視点に立った構成になっているかどうかまでは、自分ではなかなか判断できないんですよね。

@Pressでは、表現の仕方はもちろん、句読点の位置のような細かな部分まで見ていただけるので、正直「そこまで細かく見るんだ」と思うこともあります。

でも、プロの視点からすると、そういった細かなところにも妥協しないということだと思うので、そこはすごくありがたいと感じています。

画像については、社内のデザイン部門にプレスリリース用に加工してもらったり、ECサイトで使っているものを流用したりしています。文章作成よりも、むしろ画像を準備する方が少し手間に感じることはありますね。

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プレスリリースから「ワールドビジネスサテライト」の取材へ

──プレスリリースを配信したことで、どのような効果や反響がありましたか。

野澤様:一番大きかったのは、「【創業115年の老舗が挑む】日傘の“たたみづらさ”を解消。整う形状記憶&自動開閉機能を備えた新ライン『weer Lite』が新登場。」というリリースをきっかけに、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」に取り上げていただいたことですね。

私自身、そういった経験がなかったですし、そこまでの反響は期待していなかったので、「まさか」という驚きが大きかったです。番組のプロデューサーの方から直接お電話をいただいたのですが、最初は有償のPR企画なのかなと思って、「これは有償ですか?」と聞いてしまったくらいでした。

弊社には広報の専門部署がなく、PRについて明確な方針や予算が決まっているわけでもないので、ご提案やお問い合わせをいただくたびに、その都度実施するかどうかを判断している状況ですが、今回はお話をいただいてから、一気に取材の話が進んでいきました。

まだ前年の実績や数字があるわけではないので、何もせずに構えるよりも、まずは一度やってみる。反応がなければそれはそれですし、何かにつながればいい、というくらいの感覚なんです。

実際、2026年3月26日の放送は、今年から展開を始めた「weer Lite」というエントリーラインにとって大きな弾みになりました。今年の売上にもある程度影響があったので、本当にありがたかったですね。
 

──放送後、周囲から何か反響はありましたか?

野澤様:弊社の代表も番組に出演したのですが、特に事前告知などはしていなかったにもかかわらず、放送後には「テレビに出ていたね」という連絡がかなり入ったそうです。

私自身も、商品の試験をお願いしている検査機関の方から「野澤さん、テレビに出ていましたよね」と声をかけていただいたり、仕事とは関係のない地元の方からも「テレビ見たよ」と言われたりしました。

少し恥ずかしさもありましたが、それだけ多くの方に見てもらえていたんだなと感じましたね。

YouTubeなど、さまざまなPR手法がありますし、それぞれに効果はあると思います。ただ、今回の経験を通じて、改めてテレビという媒体が持つ影響力の大きさを実感しました。

BtoB中心だった会社に生まれた「自ら発信する」という意識

──@Pressを利用する中で、広報活動に何か変化はありましたか。

野澤様:広報活動の進め方自体が大きく変わったわけではありませんが、意識の面ではかなり変化があったと思います。

弊社はもともとBtoBを中心に事業を展開してきましたし、ライセンスブランドの商品も多く扱っています。

ブランドの商品が量販店の売り場に並ぶことで自然とお客様の目に触れる環境があったので、自分たちから積極的に情報を発信するという意識は、これまであまり強くありませんでした。言い方は難しいですが、そうした環境に長く慣れていた部分もあったと思います。

今年からプレスリリースの配信に積極的に取り組むようになったことで、「自分たちから対外的に発信する」という意識に、少し風穴を開けることができたのかなと感じています。

「何を出すか」だけでなく、「いつ出すか」まで考える

──法改正や猛暑など、時期に合わせてプレスリリースを発信されていますが、こうしたタイミングも反響につなげるために意識されているのでしょうか。

野澤様:そうですね。何もないタイミングで急に情報を出すよりも、時期に合ったテーマやイベントに絡めて発信した方が、メディアの目に留まる機会も増えるのではないかというアドバイスをいただいて、その時々のテーマに合わせながら配信しています。

──一方で、継続的に発信していくうえで、課題に感じていることもありますか。

野澤様:今年は5本プレスリリースを配信したのですが、7月を最後に配信できていないので、その点は自分でも良くないと思っています。

例えば、真冬に日傘のプレスリリースを出して、どれだけ効果があるのかという考えも分かるんです。

ただ、一方で継続的に種まきをしておくことも必要だと思っているので、できれば月に1本くらいは配信していきたいですね。

とはいえ、売上が落ち着く時期に費用をかけてまで発信を続けるとなると、会社としてすぐに「やろう」と判断できるわけではありません。そこは、継続していくうえでの難しさだと感じています。

継続的な情報発信へ。今後は「発信するネタづくり」も課題に

──今後、広報活動で強化していきたいことと、その中で@Pressに期待することがあればお聞かせください。

野澤様:ワールドビジネスサテライトに取り上げていただき、それが売上にもつながった経験ができたことで、対外的に情報を発信することの重要性は強く感じています。

今後は、社内でも継続的に情報発信していくことの重要性を伝えながら、コンスタントに発信できるようにしていきたいですね。

また、継続して発信するためには「何をネタにするか」という部分も課題なので、そういったところで@Pressから提案やサポートをいただけると、すごくありがたいと思っています。


 

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