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戦う相手を見極める、紅茶の広報。

2014.03.26

ネスレ日本株式会社がカプセル式 ティー専用マシン「SPECIAL.T(スペシャル ティー)」を昨年9月に発売してから半年が経ちました。

「SPECIAL.T」はネスレが2012年9月に開発・発売した簡易エスプレッソマシン「Nespresso(ネスプレッソ)」のまさに“お茶版”で、マシンに専用の茶葉カプセルをセットすると最適な蒸らし時間や温度を見極めてベスト&スペシャル(※)な一杯を抽出します。紅茶はもちろん、中国茶や日本茶にも対応しているとのこと。

※日本紅茶協会のティーインストラクター資格を持つ25人を対象に事前調査を行い、
温度・蒸らし時間の自動設定機能について25人全員から「非常に良い」「良いと思う」といった高評価の回答を獲得しているようです。


「Nespresso」のようなポーションコーヒー(一杯ずつ抽出できるコーヒー)市場はここ数年、年々拡大。近年ではコンビニ店頭にて淹れたてコーヒーの提供はもはや当たり前になり、セブン-イレブンについて言えば昨年2013年夏には品薄状態が続き店舗によっては“好評につき生産が追いつかず…”との張り紙も見かけましたね。

同じような拡大傾向を、紅茶市場についても見込んで(もしくは仕掛けるつもりで)のネスレの挑戦でしょう。



今回は、そんな “ 紅茶 ”にまつわる広報事例 を紹介します。
引き続き、@Press運営事務局のK藤がお送りします!




▼おにぎり公式飲料活動
http://0255.jp/official/


キリンビバレッジ株式会社が2011年に発売した「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」は、翌年より同商品を“おにぎり(食事)に合う飲み物”であるとのメッセージを前面に出したアプローチに転換をしました。

それまで紅茶には“リラックス”や“くつろぎ”といった価値が求められていたところに、
新たな価値を提案したケースと解釈ができますね。
( 過去に当ブログでも 意外性のある価値を新たに提案する広報ケース について紹介しています )


今回この「午後の紅茶 おいしい無糖」の事例にて注目すべきは、







“ 戦う相手の見極め ”



です。

通常、マーケティング戦略を吟味する際にはまず考えるべきは
“競合(Competitor)”が何にあたるかが一つかと思います。
それに伴い自社(Company)の強み(Strength)・弱み(Weakness)を見極め、
消費者(Customer)に対してどういったアプローチを採択すべきか考えるでしょう。


ここでいう競合は一般に“同業他社”をまずイメージしがちですが、
そこをさらに深追えば“隣の畑”も睨むことに意義を感じます。

「午後の紅茶 おいしい無糖」の場合は紅茶市場ではなく“緑茶市場”を、
「Nespresso」の場合にはコーヒー市場ではなく“紅茶市場”を、といった風に。


正直「SPECIAL.T」についてはまだ未知数ですが、
「午後の紅茶 おいしい無糖」は確実に今回の舵取りが勝因だと言っても過言ではないかと考えました。




プレスリリースを書く際には私も、
『他社の類似製品・サービス(競合)との違い(=自社の強み)』をまず洗い出して
強調するようにしていますが、

そこで更に、
『喰い合う可能性がある業界(隣の畑)』も視野に入れると
これまでとは一味違った切り口での情報提供ができるような気がして今回共有させていただきました!


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