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報道関係者各位
プレスリリース

2021.07.01 10:00
株式会社土屋

株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜 敏之、在籍人数:1,106人)・ホームケア土屋は、重度障害の方に対する訪問介護サービスを全国で展開するソーシャルビジネス企業です。

アテンダント(介護者)がクライアント(利用者)のお宅で一対一の生活支援や医療的ケアを行い、障害を持つ方が住み慣れた地域や自宅で自分らしく暮らすためのサポートをしています。

今回は、当社が集計したサーベイ(従業員満足度)の改善結果についてのご報告ならびに分析、そこから見える課題と対応について発表いたします。


従業員サーベイを実施!


■概略

当社が使用するクラウド型HRシステムで、この度2度目の従業員サーベイを行いました。入社時と現在で従業員の会社に対する満足度や視点がどう変化したか、今回のサーベイではコロナ禍の中でも良好な結果が出ました。

その結果と分析、そして課題への取組みを、人事労務・シニアマネージャー・佐々木 直巳と、サーベイ担当・遠藤 佑輔のインタビューよりお届けします。



■サーベイの結果が改善!

2021年5月に実施した今回のサーベイ、その質問内容は主に働く満足度やコミュニケーションについて。なお回答率は正社員で8割強、非常勤で約5割でした。

集計結果では、「働くことによる充実感」「この会社を選んで良かったか」で、大いに感じる・やや感じる・どちらかというと感じるとの回答が、合わせて8割以上になりました。前回(1月)のサーベイでも高い割合にあったものが微増した状況です。

前回と最も変化したのが、「当社を友人や知人に勧めたいか」という項目で、機会があれば勧めたいという回答が1割以上の増加です。


一方、「ストレス」に関しては、大いに感じるという回答が2割弱、「コミュニケーションに課題を感じる」は、どちらかというと感じるを含めると約7割でした。原因としては、クライアントとの関係を含む業務内容、事業所内や上司との人間関係が多かったです。


今回より追加した項目は2つ。1つ目が「困ったときに相談しやすい人はいるか」で、はいとの回答が約8割、相談相手として最も多かったのが上司でした。

もう1つは「情報共有」に関する質問で、7割弱が各事業所の垣根を越えた連携を求めていて、ここが今後の課題となりました。


記述式の回答では、クライアント側からのハラスメントも数件見受けられ、当社の設置しているハラスメント専用窓口の周知の徹底を図るなど、スタッフの悩みを少しずつ解消していきます。なお、今回のサーベイ結果は全社員に開示しています。



■分析(1)~改善の理由~

改善の理由はまず、情報開示にあります。組織体制をどうするか、経営陣で検討する際、常に上がる声が「組織の透明性」です。本社が閉鎖的だと現場は不信感を募らせます。その回避には、組織の方向性や考え方、実情を定期的に全社員に向けて開示することが必須です。そのため毎月1回、全社員ミーティングを開催、財務状況から方向性に至るまでを公表しています。


次に、管理職がアテンダントの声を汲み取ったことです。現場からの声や、クライアントの声をまずは真摯に受け取り、そこから現実に鑑みて判断する。要するにコミュニケーション。相手を思いやる一方で、けじめを持ち、言うべきことは言うという姿勢が、社内で徐々に浸透していると感じます。


前回と比べて、今回は微弱な増加ではありますが、今の、企業にとって厳しい時代に、かつボーナス期前の実施にもかかわらず良い結果が出たのは驚きです。情報を開示する、そして声を聞く、それが全体的に満足度を少し押し上げた、そう認識しています。



■分析(2)~課題~

まずこのサーベイは、社内の声、最前線で働いているアテンダントの心情を聞き、評価できる点は伸ばし、マイナス要素はプラスに転じることが目的です。

入社した人、退職者、現在働いている人の3つのグループに分けて分析したところ、現時点での一番大きな課題はコミュニケーション不足です。ポストコロナの社会を見据えて、今コミュニケーション不全を改善すれば、今回の結果に現れたマイナス要素は総じて減ると思いますし、コロナ後のコミュニケーションはもっと豊かになるはずだと考えました。そのため人事部として2つの対応策を考えています。



■対応策(1)~サンクスツール~

まずは満足度を上げるために、サンクスツールというお互いを褒め合うツールを導入しました。当社は全国に事業所がありますが、地域間の交流が希薄で、このツールを用いて全国のスタッフの交流を促したいです。

「いいね」ボタン一つで互いのつながりを感じられますし、誰かが見てくれていることが励みにもなり、コミュニケーションロスを少しでも減らせると期待しています。


サンクスツールを広めるきっかけの一つとして、SNS上で同好会を作ることも考えています。趣味を通じて、他の部署や事業所のスタッフと交流を深め、普段あまりかかわりのないスタッフにも気軽に「いいね」が押せるようにして、サンクスツールを活発にしていきたいです。

また、コロナ禍が落ち着いた暁には、福利厚生の一環として対面の世界でもそうした場で多くの人が交流する機会が増えれば、通常業務でも新たな縦・横のつながりができ、業務のさらなる円滑化が可能になるでしょう。仕事の悩みなども解消でき、満足度はより上がるのではと思います。



■対応策(2)~評価シート~

業務上の対応としては、頑張っている人、社に貢献している人を評価することでコミュニケーションを促進します。


その一つが評価シートです。各人がきちんと目標を設定し、上司と部下が1on1で進捗を確認する、話し合うことが大切。上期と下期でそれぞれ2回ずつ実施し(導入初期は1回ずつ)、年度末に総評価を行います。上期で目標を設定しても年度末まで放ったらかし。そんなケースをなくすためでもありますね。

そこで普段の取組みが重要となります。日常業務として上司が評価シートに沿って部下に助言をし、悩みの相談に乗る。介護は難題を抱えることが多いので、心の支えとなるアドバイスが必要です。ちゃんと見てもらっていることが最大の成長にも反省にもつながります。

人事部としては、この評価シートにより、上司と部下の面談を設定し、業務上の問題を話し合う、確実なコミュニケーションの場を作る、あとは各チームがこれをいかに使いこなすかです。


評価シートの内容は、管理職向けでは、業務管理能力や人材育成はもちろん、営業的なセンスも問われます。そして、重要な「理念の浸透」に関する評価項目も設定しました。当社ならではの特徴です。クライアントに関わることでもあるので、定期的な意識づけの機会が持てるよう設けました。真の優しさを問う機会を持ってほしいですし、理念が活かされた支援を評価する人材育成に繋げます。


この評価シートで各自が努力すべき点、キャリアアップのためにすべき事柄、それぞれの目標が設定できます。また評価する管理者としても、このシートを用いて必要な基礎的知識を再認識できるので管理レベルの向上に役立ててほしいです。各部署のリーダーや上司が目標を持ち、それについて部下と話し合う中で、会社に対する部署の方向性が決まると思いますし、その成果も披露できます。


その上で、年間を通じて成長が見られた人が昇格する評価制度を構築しました。アテンダントは0等級から5等級、管理職は役職ごとに2階級(上級・下級)を設け、ステップアップできる評価制度になっています。そしてこれを基に常勤アテンダントとコーディネーターに職能給が付与されます。


なお人事部としては集めたデータを分析し、評価に偏りがないかなど課題を抽出することで、現場からは見えにくい全体的な動向を把握できるようにサポートします。また今後、デイサービスや就労支援など業態が増えてくれば評価制度も変わりますが、今回の高い評価を維持できるよう努めたいです。



■ストレスと福利厚生

今回のサーベイ結果で明らかとなったもう一つの課題は、従業員のストレスです。介護は精神的・肉体的負担が大きいため、心身の健康を考えて産業医や看護師と対面できる環境を整え、仕事上の悩みや不安など心の問題をバックアップする体制を作ります。

またハラスメントに関しても、HRシステムのお知らせ掲示板に相談窓口としてホットラインを設けるなどの対応をしています。その他にも管理職間の連絡網を整備し、改善提案などに即応する体制を心がけています。



■採用の方向性

採用の面では、理念に共感して、会社とカルチャーマッチする人を増やしたいです。そのためのペルソナも作成中です。また、マッチする人を集められるように、応募者が自分の将来像や可能性が見える採用ページも人事部で作成する予定です。そこに人事部の取り組みや社内制度も盛り込んで、入社後のイメージが湧くようなページにしたいと思っています。



■今後に向けて

社内教育や評価制度では、全スタッフに理念の浸透を図ることが大きな課題です。それにより、介護業務の質も向上し、従業員にも自ずとサービスを全国に広げたいという想いが湧くでしょう。

クライアントが増えることで得られる利益をサービス拡大に投下し、より多くのクライアント増につなげる。こうしたサイクルの循環で、いまだにサービス利用が進まない、あるいは利用することさえ諦めている方々の声に耳を傾けられれば、我々が目指す「だれ一人取り残さない」社会に近づけると思います。


そのために、会社も個人も成長し、各人がどんな支援ができるかを考え、次世代につなげる必要があります。このビジネスに終わりはありません。逆に言うと非常にシビアな世界で、クライアントと契約を交わして担った責任を最後まで確実に果たさなければならない。この責任感を全スタッフに持たせるために一人一人教育する必要があります。命を支える重要な仕事に携わることに誇りを持ち、重度訪問介護に対する理解者を大きく増やしていきたいです。


是非当社ホームページ、Twitter・YouTubeをご覧ください。

→法人公式サイト

https://bit.ly/press-tsuchiya


→法人公式Twitter

https://twitter.com/tcy_honsha


→公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCboj8uAyr_W7Vw4kT9HS7ng



■会社概要

会社名  :株式会社土屋

所在地  :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F

代表取締役:高浜 敏之

設立   :2020年8月

事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、

      介護保険法に基づく居宅サービス事業、

      講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、

      訪問看護事業

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