第3回「暮らしを慈しむ東北マダムたちの手しごと展」
開催!

一般社団法人あゆみ

東日本大震災からまもなく丸7年を迎えます。2016年より毎年3月に開催している合同作品展「東北マダムたちの手しごと展」は、応援してくださる皆さまに支えられ、3回目を開催することになりました。

東日本大震災がきっかけで立ち上がった「ものづくり」グループは、被災地や被災状況も異なり、成り立ちや活動内容も様々ですが、共通しているのは社会に役立つ『ものづくり』を目指していることです。震災当時、安否確認や引きこもり防止などコミュニティづくりのために始めた「ものづくり」は、今では地域交流に欠かせない活動になっています。また、被災者の経済的な自立支援をしている「ものづくり」は、社会活動への参加が困難な方たちの自立支援へと活動の幅を広げています。

これまで支えてくださった皆様への感謝の気持ちを伝えたい。そして、これからも社会に役立つものづくりをしていきたい。そんな思いから開催する合同の作品展です。

今回も、避難先で出会った伝統工芸を取り入れた作品、捨てられてしまうものを再利用し伝統的な手法から生まれた作品など、様々なストーリーを持つ個性豊かなTOHOKU Madams’Collectionの数々を展示販売。会期中は、ものづくりに携わる東北マダムたちが会場でみなさまをご案内いたします。

また、今回も売上の一部を被災した子どもたちに支援金として贈ります。  


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第3回 暮らしを慈しむ東北マダムたちの手しごと展

日時:2018年3月6日(火)〜3月11日(日)11:00〜18:30(最終日17:00まで)

会場:ギャラリー サロン ド フルール

           東京都港区南青山5-7-25(東京メトロ表参道駅B3出口より徒歩3分)

              TEL  03-5485-8748

(問)ふんばろうものづくりプロジェクト 担当:亘理

MAIL:info@madams-collection.net  TEL:090-1696-3986

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〜参加グループ紹介〜


【ふっくら布ぞうりの会】http://www.fukkura.jp

被災地でのコミュニティ作り、生き甲斐作り、経済的支援を目的に2011年8月より活動をスタート。今では南三陸、陸前高田、石巻、東松島を拠点に25名のメンバーが布ぞうり職人として活動している。作品は通販サイト他で販売中。

 

【會空】

福島県大熊町から会津に避難。会津木綿に魅せられ、小物作りをしている手芸グループ。「会津から故郷・大熊町まで続く空」=會空(あいくう)。いつか故郷へ帰ることを願い、会津への感謝を込め、大熊町のキャラクターをモデルにしたクマのぬいぐるみ「あいくー」を制作している。


【うみみどり】

福島県新地町の手芸グループ。2012年7月、被災した宮城県新地町埒浜で絶滅危惧種のウミミドリの小さな花がみつかった。そんなウミミドリのように津波に負けず花を咲かせたい、という思いがグループ名に込められている。


【カーネーション】

宮城県石巻市で活動。震災後在宅避難を余儀なくされ、不便な暮らしの中で力を合わせ共に生活を再建してきた仲間たちと立ち上げた手芸グループ。着物をリメイクした洋服を作っている。


【ネクタイベアファクトリー】http://necktiebear-factory.com/

東日本大震災の影響で都内に避難している女性たちと首都圏の支援者が共に活動。使われなくなったネクタイでテディベアやコサージュなどを制作している。