報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月21日 10:00
    クラシエ株式会社

    約72%の保護者が「お子さんの服薬に苦労した経験がある」と回答。 逃げ回る・吐き戻すなど、服薬に苦戦するご家庭も多数 【子どもの服薬に関する調査】

    クラシエ株式会社(フーズカンパニー)は、小学館の子育てメディア「HugKum」と共同でお子さんの服薬に関する悩みについてアンケート調査を実施しました。本調査では、保護者が抱える服薬時の困りごとや工夫、さらにお子さん自身の声を通じて、リアルな実態を明らかにしています。

    【アンケート調査概要】
    ・対象:HugKumメルマガ会員(0歳~12歳のお子さんを持つ保護者)
    ・期間:2025年7月2日~7月22日
    ・有効回答数:684名 (設問により差異あり)

    【第一部】お子さんの病気や服薬に関することについての質問

    ■お子さんの体調不良。通院や感染対策に苦労!

    (複数回答可 有効回答人数684名)
    Q.お子さんが病気になった時に特に困ることは何ですか?(複数回答可)

    最も多くの方が困っているのは「病院に連れていくこと」でした。家事や仕事と並行して病院に連れていくことは多くの保護者にとって負担となっているようです。また、5位には「薬を上手に飲めない・飲みたがらない」がランクイン。体調を回復させるために薬の服用が必要であっても、子どもに理解してもらうのは難しいのが実情です。
    (有効回答人数684名)

    ■70%以上のご家庭で薬を飲ませる時に苦労

    Q.お子さんに薬を飲ませる時に苦労したことはありますか?

    薬の服用に関して詳しく聞いてみると、実に7割以上のご家庭が「苦労したことがある」と回答しました。多くの保護者が、薬の服用に関して悩みを抱えていることがわかります。
    (複数回答可 有効回答人数684名)

    ■味を感じやすい粉薬に苦戦するご家庭が半数以上

    Q.飲ませるのに困る薬の形状はどれに当てはまりますか?

    薬の形状別で見ると、最も飲ませるのに苦労するのは「粉薬」という結果になりました。大人のように苦みを感じないように飲むことが難しい子どもたちにとって、味を感じやすい粉薬は服用しづらいようです。また、味だけでなく、粉がのどにひっかかったり、むせたりしてしまう、嫌がって床が粉だらけになる…といった声も見られました。
    (有効回答人数684名)

    ■服薬に苦労する年齢は1~3歳の頃がピーク

    Q.薬を飲ませることに苦労していたのは、お子さんが何歳の頃ですか?

    服薬の悩みを抱えていた年齢は1歳~3歳の頃がピークでした。離乳食が終わり、食事の幅が広がって味覚も発達していく時期ですが、それに伴い薬の味もわかるようになります。特に2~3歳のイヤイヤ期に重なると、「薬」と聞いただけで毛嫌いしてしまうお子さんも多いようです。また、保育園や幼稚園での集団生活を通して病気になりやすく、薬を飲む回数が多いのもこの年齢。服薬時に悩んだ、困ったエピソードが多数寄せられました。

    飲ませるのに困ったエピソード
    ・2歳の頃、ゼリーに混ぜてもシロップに混ぜても逃げ回り、追いかけて夫と羽交い絞めにして飲ませました。(群馬県・6歳、3歳のお子さんのお母さま)
    ・9歳頃から薬の量が増え、口に入れてなかなか飲めずにいることで苦みが出てしまい、吐いていました。特に抗生物質はもらった分だけ飲み切ることが必要な薬ですが、失敗することで足りなくなり困りました。(愛知県・10歳のお子さんのお母さま)
    ・4歳の頃、薬が苦いのがイヤで、逃げ回って転んでケガをして大泣きでした。(静岡県・13歳、10歳のお子さんのお母さま)
    ・1歳の頃、薬をとことん嫌がり、全部ふーっと吹き飛ばされてしまった時はイラっとしました…(東京都・11歳のお子さんのお母さま)

    ■ 薬を飲ませる工夫。甘い食品に混ぜる方法が人気!

    (複数回答可 有効回答人数684名)
    Q.お子さんに薬(主に粉薬)を飲ませる時に工夫していること(していたこと)はありますか?(複数回答可)

    薬を飲ませるための工夫として多かったのは、「ゼリーに混ぜる」「アイスクリームに混ぜる」など、子どもの好きな甘い食品に混ぜる方法でした。次いで、「飲めたらたくさんほめる」「薬を飲んだらご褒美にアイスを食べる」といった、子どものやる気を刺激する方法も見られました。
    一方で、食品に混ぜたことで結果的に量が増えてしまったり、味が変わってしまって吐き出してしまったりするなど、複雑な悩みも見受けられました。ご家庭の工夫として、「バナナに埋め込む」「練乳に混ぜるとうまくいった」という個性的なアイデアも寄せられています。

    ■食品に混ぜる際、薬の効果への不安も

    Q.薬を何かに混ぜて飲ませる際、不安になったことや困ったことはありますか?

    不安になった、困った方の声
    ・その薬と食べ物の飲み合わせが大丈夫なのか(鳥取県・11歳のお子さんのお母さま)
    ・ゼリーなどに混ぜたが味が変わってしまい、食べきれなかった(東京都・10歳のお子さんのお母さま)
    ・飲み物に混ぜても溶けにくい薬があり、時間とともに沈殿してしまって困った(北海道・3歳のお子さんのお母さま)
    ・今まで好きだった食べ物が、薬を混ぜたことでトラウマとなり嫌いになってしまった(東京都・7歳、2歳のお子さんのお母さま)
    (有効回答数 684名/0歳~12歳のお子さんがいる保護者)

    食品に混ぜることに関しての困りごととしては、「混ぜることで薬の効果がなくならないか」「食べ合わせに問題がないか」といった安全性や薬の機能面に関する声が多く見られました。そのほか、「薬を混ぜたことでその食品自体が嫌いになってしまった」「警戒するようになってしまった」という悲しいエピソードも寄せられています。

    【第二部】お子さんにもアンケート!薬は好き?嫌い?

    ※以降のアンケートデータは0歳~6歳以下のお子さんご本人に絞って回答いただきました。
    有効回答数はそれぞれの設問で差異があります。(ご自身で答えられない年齢のお子さんがいるため。)
    【母数(お子さん)有効回答数:497名】

    ■ 40%以上が薬を飲むのが嫌い!意外と好きの声も多め…!?

    Q.薬を飲むのは好きですか?

    ここからは、子どもたちの声をご紹介します。薬を飲むことが「嫌い」と答えたお子さんは約40%以上と、予想通り最も多い結果となりました。一方で、「好き」と答えたお子さんも約39%と、差は小さい結果となっています。
    保護者向けのアンケート結果では、「薬を飲んだらたくさん褒める」、「ご褒美にアイスをあげる」といった工夫が寄せられており、薬を飲むことで褒めてもらえる、アイスがもらえるなど、嬉しい体験として捉えているお子さんもいるようです。服薬が苦手なお子さんがいる一方で、ポジティブに捉えているお子さんも一定数いることがわかりました。

    ■ 薬はまずいから嫌い!飲み込みづらさや食感への苦手感も

    Q.薬が嫌いなお子さんは、嫌いな理由は何ですか?

    薬が嫌いと答えたお子さんの理由として最も多かったのは、「味がまずいから」で、全体の53%を占めました。次に多かったのは「飲み込むのが苦手だから」。飲み込む力が発達途中のお子さんにとって、粉薬や錠剤などを飲むことは、大人が思う以上に難しいことなのかもしれません。

    ■ おいしくなれば飲みたい!お菓子や好きな食べ物など味重視

    Q.嫌いなお子さんは、どうすれば薬を飲みたくなりますか?

    「味がまずいから」が嫌いな理由の1位であったことから、服薬に前向きになるポイントとして「おいしい味なら飲みたくなる」が1位になるのは自然な結果といえます。また、「お菓子みたいなら飲みたくなる」という声も多く寄せられました。薬自体をおいしくすることは難しいですが、服薬の際のひと工夫によって、子どもたちの苦痛を和らげることはできそうです。

    ■ HugKum読者に「おくすりパクッとねるねる」を試してもらいました!

    日頃から服薬の習慣があるHugKumの読者の皆さんに、「おくすりパクッとねるねる」を試していただきました。以下に、その感想をご紹介します。

    さくたさん(3歳)

    【お母さまの感想】
    通年性アレルギーを発症しており、具合が悪いわけでもないのに、毎日薬を飲まなければならない息子。これまで薬の時間は親子ともに辛いものでした。しかし、「おくすりパクッとねるねる」の箱を見た瞬間、目をキラキラさせながら「やりたい! 早く作りたい! 」と興味津々に。
    実際に作ってみると、工程がとても楽しく、味もしっかりしているため薬の苦味がまったく気にならない様子でした。「お菓子みたい!もっと作りたい!次は何味にする? 」と、次の薬の時間を楽しみにするようになり、今では薬の時間が“楽しい時間”に変わりました。親としても本当に嬉しいです。

    りうさん(4歳)

    【お母さまの感想】
    簡単に楽しく作ることができるので、まるで普段のおやつの時間のようで子どももウキウキに。粉薬を入れて食べてみると「おいしい〜」と大喜びでした。1箱に2種類の味が入っているのも嬉しいポイント。「次は何味にしようかな?」とお薬の時間を楽しみにしていました。

    とうりさん(6歳)

    【お母さまの感想】
    飲みにくい味の粉薬を処方されると、薬を飲むことを伝えるのもストレスになります。「おくすりパクッとねるねる」を試してみたところ、これが大当たり。息子はお菓子の「ねるねるねるね」が好きなので、混ぜるのが楽しいようで、「色がきれい! 」と言いながら自分で飲んでくれます。
    自分で作る遊びの要素もあるため、気持ちの面でもお互い楽で、とても便利です。

    HugKumの記事では、子どもたちが「おくすりパクッとねるねる」を体験した様子を詳しく紹介しています。詳しくは記事をご覧ください。
    ▶体験記事はこちら:https://hugkum.sho.jp/special/731911

    【商品紹介:服薬の悩みに寄り添う「おくすりパクッとねるねる」】

    ”子どもの服薬を補助する”「おくすりパクッとねるねる」は、実際に医療現場の薬剤師から「子どもにお薬を飲ませる際にねるねるねるねを使用している」という声を頂いたことがきっかけで生まれた商品です。
    お子さんが苦手なお薬を飲むことを笑顔で前向きに出来ないか、知育菓子®の持つ楽しさ、おいしさが保護者の方の悩み解決に少しでも役立つことを願い商品を開発しました。

    【商品概要】

    ※パッケージデザインは全3種類
    ※パッケージデザインは全3種類

    ■商品名:おくすりパクッとねるねる
    ■発売日:2023年10月16日(月)
    ■販売チャネル:全国のドラッグストア中心
    ■対象年齢:1歳以上(※成長にあわせ、咀嚼の可能なお子さんにご使用ください。)
    ■コンセプト:おくすりタイムを楽しく前向きに
    ■商品特長:
    ・少量の水と粉を混ぜるだけで作ることが出来ます。
    ・作ったねるねるにお薬を混ぜたり、お薬を包んで食べると、苦味が低減されてお薬が飲みやすくなります。
    ・散剤(粉薬)、顆粒剤にご使用いただけます。
    ・トレー1個、スプーン1本、ねるねるのもと6袋が入っています。
    ・メロンソーダ味、イチゴ味の2種類が各3袋入りです。
    ・トレー、スプーンは洗って再利用が可能です。
    ・1回1袋使い切り、6回分の小分け包装です。
    ・賞味期間は製造から24ヶ月です。
    ・国立成育医療研究センターとの共同研究成果に基づき、クラシエが商品化したものです。
    ※お薬との飲み合わせは、医師または薬剤師にご相談ください。

    【おくすりパクッとねるねる ブラントサイト】 https://www.kracie.co.jp/foods/okashi/okusuri/
    【クラシエ ホームページ】 https://www.kracie.co.jp/
    【クラシエ フーズ公式 Xアカウント】 https://twitter.com/Kracie_foods
    【小学館 HugKum】 https://hugkum.sho.jp/
    【小学館 HugKum Facebook 公式アカウント】 https://www.facebook.com/hugkumweb
    【小学館 HugKum X公式アカウント】 https://x.com/hugkumweb
    【小学館 HugKum Instagram 公式アカウント】 https://www.instagram.com/hugkum/

    【本リリースに関するお客様からのお問合せ先】
    クラシエ株式会社 フーズお客様相談室
    TEL:0120-202903
    月曜日~金曜日 10:00~16:00(祝日・弊社休業日を除く)