プレスリリース
首や肩、背中の痛みはなぜ繰り返すのか
― スポーツ現場で培われた“再発させない視点”から考える

痛みのループを断ち切るために
「マッサージで一時的に楽になっても、数日でまた重くなる……」
そんな慢性的な首・肩・背中の違和感に、多くの方が「体質だから」「年齢のせいだから」と半ば諦めてしまっています。しかし、その痛みは体からの重要なサインです。
私たちが感じる痛みは、いわば氷山の一角。首や背中の痛みは単なる「筋肉の疲れ」ではなく、そこに至るまでの「動作の積み重ね」の結果として現れることが多いのです。
火事で例えるなら、痛みは火災報知器の警告音。音を止める(=一時的に痛みを取る)だけでは、壁の向こうで燃え続ける原因までは解消されません。
スポーツ現場が「患部だけ」を診ない理由
私たちが大切にしているのは、アスリートのコンディショニングでも用いられる「動作の連動性」という視点です。
例えば、ピッチャーが「肩の違和感」を訴えたとき、肩だけにアプローチすることはありません。
●股関節の硬さを補うために、肩を振り回していないか?
●体幹の不安定さを、首周りの力みでカバーしていないか?
このように「なぜそこに負担が集中したのか」という背景を深く探ります。負担の要因を特定し、動きの質を整えなければ、一度落ち着いたとしても、同じ動作を繰り返せば再び同じ場所を痛めてしまうからです。
日常生活という名の「過酷なスポーツ」

この考え方は、デスクワークや家事に励む方々にこそ必要です。「長時間の座り姿勢」や「前かがみの作業」は、体にとっては一種のハードなスポーツ。首の痛みの要因が、実は「動かなくなった肩甲骨」や「傾いた骨盤」にあるケースは少なくありません。
土台である骨盤のバランスが崩れれば、その上の背骨のラインに影響し、最終的に首や肩がそのしわ寄せを受けてしまいます。首だけをケアしても、土台が整っていなければ、再び首への負担が積み重なってしまうのです。
「しなやかな体」を共に目指す
私たちは、解剖学的な知見とスポーツ医科学の視点を掛け合わせ、一人ひとりの姿勢や動作のバランスを確認します。
目指すのは、一時的な緩和だけではありません。
ご自身が「なぜ負担がかかっていたのか」を理解し、体の使い方を整えていくこと。
「繰り返さない体」への変化を実感できるよう、スポーツ現場で培われた視点から、皆さまの日常を支える健康的な体づくりをサポートいたします。
【クリニック紹介】
ANTLERS SPORTS CLINIC
公式サイト:https://www.antlerssc.com/
Jリーグ・鹿島アントラーズのチームドクターを務める山藤崇医師を中心に診療を行っています。日本整形外科学会認定の専門医、そして日本スポーツ協会公認スポーツドクターとしての確かな医学的知見をベースに、プロアスリートの身体を長年支え続けてきました。単に痛みに対処するだけでなく、スポーツ医科学の視点から身体の連動性や動作を解析し、一人ひとりに最適な再発防止のアプローチを提案。ジュニア世代からシニアまで、あらゆる世代の「一生動ける体づくり」を専門医の立場から全力でサポートいたします。

山藤 崇医師(鹿島アントラーズ チームドクター)