報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年2月13日 08:00
    jimosumu

    【構造関係規定の見直し】なるはやで設計ルール・仕様の調整を

    許容応力度計算で実現する耐震等級3と競争力アップ/書籍『住宅産業大予測2025』好評発売中

    書籍『住宅産業大予測2025』でポイントをおさえる

    工務店の2025年ショック対策ノート 構造関係規定の見直し

    「2025年ショック」とは、2025年4月に同時に施行される4号特例の縮小と省エネ基準適合義務化が工務店と住宅業界に与える影響の大きさを表す筆者の造語だ。本章ではこの「2025年ショック」=2つの法改正のポイントを国土交通省の資料も引用しながら整理するとともに、工務店が考えるべきこと・やるべきことを解説する。(著者:三浦祐成・新建ハウジング発行人)

    構造関係規定の見直し/許容応力度計算で耐震等級3

    今回木造の構造関係規定の見直しが行われる点も大きい。ポイントのみピックアップして解説する

    ☑猶予期間はあるがなるはやで設計ルール・仕様をアジャストする
    ☑許容応力度計算でコストダウンと耐震等級3、豊かな空間を両立する

    小規模木造で構造関係規定の見直しが行われる。高性能化に伴う厚い断熱材やトリプル窓、太陽光パネルの採用、階高の引き上げなどで建物の重量が増加し耐震性に影響がでる可能性に対応するもの。基準法施行令等を改正し2025年4月に施行する。

    大きな変更は壁量基準の見直しと柱の小径基準の見直しの2点。共に早見表/表計算ツールが用意されており(日本住宅・木材技術センターHP)、簡便に確認ができる。確認申請ではこの表計算ツール・早見表の出力結果の提出は求めず、基本的には仕様表への記載のみでいい。許容応力度計算で構造安全性を確認する場合は、条件はあるが壁量の基準(壁量計算)は適用除外になる。なお、26年3月末までの1年間は経過措置として現行の壁量基準等でも申請可能だ。

    住宅性能表示制度・長期優良住宅認定制度の壁量基準も整合性を取るかたちで見直しされ、25年4月から適用される(1年間の経過措置あり)—― 続きは書籍『住宅産業大予測2025』をご覧ください。

    2025年に知っておくべきポイントを知るテキストとしての活用

    本書は、工務店の応援紙「新建ハウジング」が、工務店を中心とする地域の住宅産業の目線に特化して翌年の住宅市場と住宅産業について解説する人気シリーズの書籍で、「新建ハウジング」発行人の三浦祐成が住宅産業市場を占いながら、工務店が何に留意し、どう動くべきか主観に基づき提言。

    工務店・住宅業界関係者が2025年に知っておくべきポイントをピックアップしているので、業界の市場や現状などを把握する実用書や新年の経営指針の参考書として、毎年多くの住宅業界に関わる人に読まれています。

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    【Contents】

    1 【巻頭言】2025年をサバイブする
    高性能化が進むなかで法制度も変わりインフレも定着する2025年。工務店が立ち止まって考えるべき新築・改修における「良い家」について問題提起する
    survive.1 「ちょんまげ」落とし/survive.2 センス/survive.3 コストダウン/survive.4 高単価シフト/survive.5 「つくれる人」になる

    2 住宅業界の変化2025
    工務店が必ず知っておくべき2025年の社会経済の変化、住宅業界・法制度の変化をピックアップするとともに工務店の対応策を提示、「はやわかり」スタイルで解説する
    工務店/新築戸建市場/中古住宅市場/リフォーム市場/リノベーション市場/賃貸住宅市場/木造非住宅市場/高性能化/ハウスメーカー/建材設備/住宅施策(国交省)/住宅施策(環境省・経産省)

    3 工務店の2025年ショック対策ノート
    2025年4月の4号特例縮小と省エネ基準適合義務化のポイントとその影響、準備&対応策、さらなる差異化のポイント、アウトソーシング活用策を工務店に特化して解説する
    2025年4月から変わること/4号特例の縮小/構造関係規定の見直し/省エネ基準適合義務化/「大規模修繕・模様替」の対応/建築確認・検査/工務店「2025年ショック」対策

    4 社会経済の変化2025
    個人消費/景気/社会/環境/グローバル/Z世代/高齢化社会/健康/ヒット商品/テクノロジー/DX/リスクマネジメント/育児・介護休業法改正/フリーランス新法/企業経営

    5 [アンケート調査]顧客満足の研究2025
    顧客満足と不満の境界線はどこにあるのか、何が満足度のトリガーになるのか、施主へのアンケート調査を行い、集客、設計、現場管理、アフターまでのプロセス順に考察する

    6 住宅DX&AI大全
    住宅関連のDXツール・サービスとAI活用術を整理するとともに、工務店の事業規模別にユーズケース(活用シナリオ)を提示する
    工務店DX概論/集客DX/追客DX/営業DX/設計DX/現場DX/アフターDX/工務店のAI活用+まとめ

    【小説で学ぶ工務店経営】新築再興
    工務店が2025年に実践すべき新築事業再興の道筋を、本誌恒例の小説形式で提示。新築事業としては戸建てだけでなく賃貸、非住宅も取り上げる

    書誌情報

    書名:住宅産業大予測2025
    著者:三浦祐成/編集:新建ハウジング
    判型: A4 160ページ
    定価: 2640円(税込)
    ISBN:978-4-86527-147-8 C2452
    発行:新建新聞社/新建ハウジング
    2024年12月20日 発売

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