プレスリリース
【記事公開】「ホームネット」広島支店インタビュー〈広島支店の原動力!「全員営業、事務目線からの取り組み」とホスピタリティの追求〉【後編】|property technologies

【前編】に続き、第1回『HOMENET AWARD』(以下「AWARD」)で最優秀賞を受賞した、広島支店 事務の中島さんと田村さん、その取り組みを見守っている高須賀支店長にお話を伺いました。
『HOMENET AWARD(ホームネットアワード)』とは?
株式会社ホームネットが企業価値向上と組織力強化を目的に開催している社内イベントの一つです。各部店・個人の優れた取り組みを会社全体に伝播することを目的としており、記念すべき第1回において、最優秀賞に輝いたのがホームネット広島支店でした。

「事務目線からの全員営業」の取り組み
現在、お二人の業績まとめの分担はどのようになっていますか?
高須賀:
グラフにまとめるなどのデータ分析・作成作業は主に田村さんが担い、中島さんは今、新たなプロジェクトに入っています。AWARD準備を通じて得意分野が明確になり、協力し合いながらプロジェクトを回している状態です。
中島:
私の新しいプロジェクトは、若い営業が多くなり、不動産や金融に関する同じような質問を、支店長にしていることが見受けられました。そこで、基本的な知識を共有するため、30分程度の金融講座を開いています。1つの講座を作るのにかなり労力がかかるので、まだ開催数は少ないですが(笑)
わからないところが、そもそもどこなのかもわからない、どう調べたらいいかもわからない、という状況を打開したいですし、営業にはしっかりと理解したうえで営業活動に臨んでほしいという想いから始めています。
プロジェクトは分担、業務は連携。
プロジェクトは分担されているとのことですが、日常の事務業務についても分担されているのですか?

田村:
いえ、仕事に関しては業務分担していないんです。
中島:
すべての事務仕事を知っているうえで、業務を行っているので、あえて分担はしていません。そうしないと、「相手が今何に困っていて、何に忙しいのか」がわからないからです。それでは、本当の意味で助け合いもできません。
田村:
「私はこれだけです」「私の担当はこれです」という線引きをするのではなく、一人でオールマイティーに対応できるようにする。そのうえで、それぞれの得意分野で研究やプロジェクトを進めていく、というスタイルにしています。
営業への「アシスト」とお客様への「配慮」
営業担当者との連携で、特に意識していること、工夫していることはありますか?
中島:
意識しているのは、「自分も営業の仕事を理解していこう」という精神です。私はよく質問を受けるので、回答する際、すぐに「こうして」と指示するのではなく、ちゃんと理由を説明しながら回答することを意識しています。
次に同じことが起きた時に、営業自身で考えて行動してほしいですし、営業の気持ちになって「その先の、次の行動をアシストできる」ようにしています。
田村:
私は、依頼があった時は即対応するのは当たり前ですが、さらにプラスアルファで何かできることがないかを考えるように意識しています。
例えば、営業が「これがしたい」と相談した時、本当はもっと「こうしてほしい」という要望が隠されているんじゃないか、と言葉のニュアンスで読み取るようにしています。
高須賀:
彼女たちを見ていて思うのは、お互いの仕事への「歩み寄り」です。
営業の状況をよく理解してくれていますし、業務内容も理解しようとしてくれています。「査定の仕方を教えてほしい」「決済の立ち合いに同行したい」と言ってきたほどです。
相手の仕事を理解しようとする、この姿勢こそが、プロ意識なのだと思います。

中島:
決済の見学の話ですと、実際どういう現場なのかを知らないと、営業への的確なアシストができないし、正確なスケジュール感もわかりません。どんな会話、どんな雰囲気で手続きが行われているのかを、自分の目で見て知りたかったから、入社当初に決済の見学をさせてもらいました。
見学させてもらったおかげで、営業や施工の行動、そして社外の金融機関や司法書士の方々など、自分たちが依頼した後の流れもわかるようになりました。
これらの取り組みによって、お客様からの反響はありますか?
高須賀:
そうですね、営業はどうしても過去の「事例」に偏りがちですが、事務や施工のメンバーは「お客様目線」を教えてくれます。
実際の営業活動の際に、地元情報や、いち購入者だったらどう感じるか、という感覚をまとめた情報が、そのままお客様を案内するときのセールストークとして活かされています。
彼女たちが教えてくれた情報が真の「お客様目線」だからこそ、購入を検討されているお客様が喜んでくれる。これは、広島支店全体でホスピタリティを追求した結果だと感じています。
田村:
物事は一つのチェーンのようなものだと思っています。
私たちの情報はそのチェーンを構成する部品の一部分にすぎません。しかし、物件を売るためには、本当にいろんな人がチェーンの輪で関わっています。お互いが持っている情報をつなぎ合わせていったら、それが最終的な販売につながる。だから、私たちはその「チェーンをつなげること」をしたいと思っています。

正確性と、その先の行動への配慮
広島支店の事務のお二人は、チームワークが抜群だと感じました。秘訣があれば教えてください。

中島:
多分、似ている部分が多いのだと思います。彼女が入社して初めて会った時から、「この人とは合うな、仕事全部教えちゃおう」と思っていました。お互いがお互いの仕事を知っているからこそ助け合えるし、仕事内容や考え方をすべて共有できているから、自然とチームワークが生まれるのかなと思っています。
田村:
私は初めての業界に入社して不安だらけでしたが、中島さんが1から10まですべて教えてくれました。それに、私の気持ちを汲み取って、伝え方を変えてくれたのがとても嬉しかったです。中島さんの「わからないことがあったらいつでも聞いて」と受け入れてくれる姿勢があったからこそ、この信頼関係がすぐできたのだと思います。やはり、お互いへのコミュニケーションと受け入れの姿勢が大事なのだなと中島さんを見て思いました。
高須賀支店長からみて、広島支店にとって事務のお二人の存在はどのようなものだとお考えですか?
高須賀:
広島支店は若いメンバーが多いので、彼女たちはそれに比べるとちょっとお姉さん的な存在ですね。彼女たちは、仕事に対する姿勢やプロ意識の高さ、仕事への向き合い方を背中で語ってくれています。彼女たちの仕事の仕方を近くで見て、他のメンバーが何も感じないわけはありませんが、その根底の部分も学んでほしいなと思っています。

広島支店の未来
今後挑戦したいことなどがあれば教えてください。

中島:
仕事を通じて興味を持った金融系の知識を、今後さらに深めたいと思っています。金融機関の方々とこれからも関わるので、わからないことが少なくなるように、継続して学習していきたいです。
田村:
アンテナを常に張って、営業の知識に繋げていくことは引き続きやっていきたいです。そして、何よりも「目配り・気配り・心配り」の精神を忘れずに、支店のみんなの役に立ちたい。2~3年後のビジョンとして、事務だからこそできる営業へのお手伝いが何かないかを模索しているところです。自分の好きなホームネットをもっと広めるために、スキルアップも大切にし、より営業に寄り添った事務としてのやりがいを見つけていきたいです。
最後に広島支店の目標をお聞かせください。
高須賀:
みんなが当事者意識を持っていることは、すでに広島支店の大きな強みです。それに加えて、特に意識しているのは、全員のキャリア・スキルの向上です。
一人ひとりの戦闘力を上げ、自らのキャリアを切り拓いていける支店になりたいと考えています。事務の仕事は一通り覚えたら目標を見失いがちですが、広島支店に居ながらにして、出世街道を歩んでほしい。私は、そのような環境と機会を提供したいと思っています。
編集後記
今回のインタビューでは、第1回『HOMENET AWARD』最優秀賞に輝いたホームネット広島支店の皆様にお話を伺い、タイトルにもある通り「全員営業」を肌で感じることができました。
いつもそばで見守る高須賀支店長が「事務としての仕事のレベルが高いからこそ、いろんなことに手を出せる」と評されていた通り、中島さんと田村さんのプロ意識は、事務の枠を超越しています。自発的な市場分析、「業務日誌」や「ナイスプレーカード」といった仕組みや、相手の次の行動をアシストする姿勢が、その証です。
彼女たちの仕事の根底にあるのは、田村さんが大切にする「目配り・気配り・心配り」の精神です。このホスピタリティは、お客様や営業だけでなく、金融機関、仲介業者といった「チェーンの輪」で繋がる全ての関係者に向けられており、事務という立場でホームネットのファンを増やすことに貢献しています。
広島支店の「終わりではなく始まり」の物語に、今後、彼女たちがどのような新しい価値を生み出していくのか、心から期待しています。
(編集・執筆/property technologies 香川 なつみ)

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株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について
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<会社概要>
会社名:株式会社property technologies
代表者:代表取締役社長 濱中 雄大
URL:https://pptc.co.jp/
本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
設立:2020年11月16日
上場:東京証券取引所グロース市場(5527)