報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年6月11日 11:24
    トラタニ株式会社

    【悩まされる頭痛──新しい視点】

    24時間の呼吸環境が、頭痛の土台の可能性が。

    トラタニ株式会社(石川県かほく市)は2026年6月、
    睡眠中の呼吸が血管の働きにどのような影響を及ぼすのかを、
    「変動パターン」という新しい視点で検討する初期解析フェーズ を開始しました。

    本フェーズでは、従来の血流量だけでは把握しきれない
    血管内皮の反応性、NO(⼀酸化窒素)生成、微小循環の揺らぎ
    といった生理学的指標を追加し、
    睡眠中の呼吸と体内環境の関係を多角的に観察しています。

    これらの指標は、呼吸の質によって変化する可能性が
    研究レベルで報告されており(※参考文献)、
    本リリースではその背景と初期の観察内容をまとめています。

    ■ 健康の土台をつくるのは「質の良い呼吸」

    呼吸が整うことで、自律神経や酸素バランスが安定し、
    内臓が本来の働きを発揮しやすい体内環境がつくられることが
    生理学的に示唆されています。

    しかし医療現場では、症状への対処が中心となり、
    その前段階にある "体内環境の変化" が十分に説明される機会は多くありません。

    ■ 24時間の「呼吸環境」と頭痛の関係を整理する

    生理学的に見ると、

    日中の浅い呼吸

    夜間の低呼吸

    酸素・CO₂バランスの変動

    自律神経の揺らぎ

    これらが連続して起こることで、
    頭痛が起きやすい体内環境が形成される可能性 があります。

    ■ なぜ頭痛は"繰り返す"のか──医学が扱いきれていない領域

    現代医学では、片頭痛・緊張型頭痛などの分類が中心です。
    一方で、

    なぜ頭痛が起きやすい体になるのか

    生活環境や体内環境の変化がどう影響するのか

    といった視点は専門領域の狭間にあり、
    十分に整理されてきたとは言えません。

    特に、
    低呼吸・酸素変動・自律神経の揺らぎと頭痛の関連 は、
    研究レベルでは報告があるものの、
    一般にはまだ広く共有されていない視点です。

    ■ 頭痛薬は"痛みの回路"を一時的に抑えるもの

    市販薬は、

    血管の拡張を抑える

    痛み物質の働きを弱める

    痛覚の伝わり方を抑える

    といった 下流の反応 に作用します。
    一時的には有効ですが、
    頭痛が起きやすい体内環境そのもの には直接作用しません。

    ■ 頭痛の背景には「酸素 × CO₂ × 自律神経」のバランスがある

    睡眠中に呼吸が浅くなると、

    酸素が不足しやすい

    CO₂が溜まりやすい

    血管が過敏になる

    痛覚が敏感になる

    自律神経が揺らぎやすい

    といった状態が重なり、
    頭痛が起きやすい体内環境が形成される可能性 があります。

    ■ 日中の生活が、夜間の頭痛リスクをつくる

    現代の生活には、呼吸を浅くする要因が多くあります。

    PC・スマホ姿勢

    歩行不足

    長時間の座位

    ストレス

    浅い胸式呼吸のクセ

    これらは横隔膜や胸郭の動きを弱め、
    夜間の呼吸にも影響を及ぼす可能性があります。

    ■ 歩行は"呼吸インフラ"──最低30分が必要な理由

    歩行は、

    下肢

    体幹

    横隔膜

    胸郭

    腹腔圧

    これらが連動して動く数少ない生活行動です。
    歩行が不足すると、呼吸の深さを支える"インフラ"が弱まり、
    夜間の呼吸にも影響が及ぶ可能性があります。

    ■ 睡眠中は"呼吸が浅くなりやすい構造"

    仰向け姿勢では、立位とは異なる方向から重力がかかり、
    胸郭や上気道が影響を受けやすい構造になります。

    横隔膜の可動域の低下

    胸郭の圧迫

    舌根沈下

    気道狭窄

    などが起こり、
    呼吸が浅くなる条件が揃いやすい と考えられます。

    ■ 結論

    頭痛は、対症療法だけでは十分に変わらない場合があります。
    24時間の呼吸環境が整い、
    とくに 深い呼吸で眠れる夜 が確保されることで、
    頭痛の背景にある体内環境が変化する可能性があります。

    夜の呼吸の質は、
    頭痛を繰り返しにくい体づくりに寄与する上流の要素 と考えられます。

    ■ 参考文献(研究レベルの報告)

    • 呼吸と自律神経の関連
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30051853/ (pubmed.ncbi.nlm.nih.gov in Bing)
    • 呼吸と血管内皮機能
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25645033/ (pubmed.ncbi.nlm.nih.gov in Bing)

    ■ 調査概要

    ・調査期間:2024年4月〜2026年5月
    ・調査主体:トラタニ株式会社
    ・調査対象:成人男女(20〜65歳)
    ・有効サンプル数:11名
    ・調査方法:
     ResMo テレメトリー式生体信号測定装置および
     aams 呼吸解析システムを用いて、呼吸数・呼吸深度・胸郭可動性・IE比・呼吸波形を測定し、
     通常寝具と当社寝具の条件比較を行った。

    ■最後に

    呼吸は「量」ではなく「質」で決まります。
    そして呼吸の質は、体の内部環境を整える“入口”です。

    内部環境が整えば、
    血管、血圧、胃腸、睡眠、メンタル──
    あらゆる臓器の働きが自然に上向きます。

    当社は今後も、呼吸の質を可視化し、
    生活者の健康理解を深める取り組みを続けてまいります。

    ■ 締め

    医学は「壊れた後」を治す力に優れていますが、
    “壊れる前の体内環境”を整えることは、私たち自身にしかできません。

    その根幹にあるのが、無意識で続く “呼吸の質” です。

    当社は、体にわずかな物理的負荷がかかるだけで
    呼吸が自然に深くなる仕組みを発見しました。

    呼吸が整うと、酸素・血流・毛細血管が開き、
    睡眠・代謝・免疫など、生命の土台が静かに整っていきます。

    当社はアパレル3D設計で培った立体構造の知見をもとに、
    この“呼吸の物理学”を体系化し、体内環境の改善に応用しています。

    【会社情報】
    トラタニ株式会社
    代表:虎谷 生央
    所在地:石川県かほく市
    事業内容:
    ・ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売
    ・睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究
    ・寝具および関連技術の開発
    特徴:
    ショーツ開発で培った立体構造技術を応用し、
    24時間、「呼吸の質を高め」体内環境適正化する特許技術を30件以上保有。
    公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/