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    プレスリリース
    2025年11月6日 16:00
    株式会社property technologies

    【記事公開】「ホームネット」広島支店インタビュー〈広島支店の原動力!「全員営業、事務目線からの取り組み」とホスピタリティの追求〉【前編】|property technologies

    今回は、第1回『HOMENET AWARD』(以下「AWARD」)で最優秀賞を受賞した、広島支店 事務の中島さんと田村さん、その取り組みを見守っている高須賀支店長にお話を伺いました。

    『HOMENET AWARD(ホームネットアワード)』とは?

    株式会社ホームネットが企業価値向上と組織力強化を目的に開催している社内表彰制度の一つです。各部店・個人の優れた取り組みを会社全体に伝播することを目的としており、記念すべき第1回において、最優秀賞に輝いたのがホームネット広島支店でした。

    プロフィール
    プロフィール

    改めて、『HOMENET AWARD』最優秀賞受賞おめでとうございます!率直な気持ちをお聞かせください。

    中島:
    正直なところ、ずっとドキドキしながら準備していました。プレゼン資料の構成や表現を、あれじゃないかな、これじゃないかなと、時間をかけて練っていました。
    その中で、当日の発表者は田村さんにお願いして本当に正解だったなと思います。彼女の堂々とした発表を見て、正直「これは優秀賞をとったな」と確信しました。緊張しましたが、この取り組みを会社全体に伝えられて本当に良かったと感じています。

    田村:
    素直に、1番は「最優秀賞をとれてよかった」という気持ちです。
    実は、第1回の開催案内が来た瞬間から、私は「絶対エントリーして、絶対1番をとる!」と心に決めていました。なぜかというと、日頃から事務として取り組んでいる、数字には表れにくい私たちの取り組みを、もっと会社全体に知ってほしかったんです。そして、AWARDきっかけに、支店の士気をさらに高めたいという思いがありました。そのためには、まず自分が行動を起こさなければ先に進まないと思っていたタイミングで、このお知らせが届きました。

    私の中で特に、“第1回”という響きがキーポイントだったので、絶対に最優秀賞をとりたかったんです。支店のみんなが協力してくれたおかげで受賞できて、今は心から安心しています。それと同時に、「ここは終わりではなく、新たな始まりだ」という覚悟を持って、東京本社から広島支店へ帰りました。「また何か新しいことを支店として仕掛けたい」と強く思っています。

    受賞時の様子
    受賞時の様子

    普段からお二人をみている高須賀支店長は受賞した時いかがでしたか?

    高須賀:
    純粋に、とてもうれしかったです。
    事務のお仕事は、どうしても数字には表れにくく、スポットライトが当たりにくいですが、彼女たちの努力が「やっと世に出た」ということが、何よりも喜ばしいことでした。AWARDが、彼女たちの努力を評価する良いきっかけになって、本当に良かったと思っています。

    「事務目線からの全員営業」の取り組み

    普段からお二人をみている高須賀支店長は受賞した時いかがでしたか?

    田村:
    事務だから事務の仕事だけをする、という縦割りではなく、事務でも営業目線で貢献できることがある、むしろ、やりたいことがあるという想いから、「全員営業」という言葉を掲げました。
    営業が販促活動をするにあたって、競合他社に負けないためには、彼らが様々な“引き出し”を持っていてほしいと思っていました。そこで、営業が足で稼いできた情報に加えて、事務としてお手伝いできることはないかと考えたのが始まりです。

    中島:
    営業が日々販促活動をしている中で、具体的な数値や広島県の市場動向などを把握することで、各々の販促活動の幅が広がるだろうと考えました。
    ただ、私たちは事務なので、代わりに営業をすることはできませんが、事務として「この資料を基に考えて行動してほしい」という想いを込めた、数字を把握させるための資料作りに注力しました。

    田村:
    具体的には、広島県の再開発エリアの情報や、市場の流行と支店の在庫物件の傾向を比較した資料を作成するなど、事務側から積極的に情報を発信し、営業が仕入れや販売活動をするときに役立ててほしいという思いで、この「事務目線からの全員営業」の取り組みを推進していました。

    お二人が広い視野で支店への情報発信を始めようと思ったきっかけは何ですか?

    中島:
    高須賀支店長から市場調査レポートをいただいたことがきっかけで、「これって何かに使えるかな?」という発想から始まった気がします。

    高須賀:
    彼女たちがもともと分析が得意で、普段から市場の傾向を話してくれていたので、何かに活かせるのでは、とデータを渡しました。分析と言っても、それぞれ視点が異なるので、この二人に市場調査レポートのデータをそのまま渡せば、何かの参考になるのではないかと思ったんです。

    田村:
    もともと情報を発信していたツールは、AWARD内でも発表した「業務日誌」ですね。毎日書いて支店内で回覧しています。

    高須賀:
    この業務日誌はとても面白いんですよ。田村さんが発案者なんですけど、仕事の共有や、宅建士の受験日まであと何日だよ、といった情報に加えて、田村さんが書く『今日の豆知識』が特にユニークです。私は桜の開花宣言もここで知りました(笑)

    田村:
    何か面白いネタがないかなと、ニュースやSNSなどでネタを仕入れています。使うか使わないかはわからないけれど、頭の中にそういう知識があれば、交渉や営業活動に繋げられるかもしれない、という思いで作成しています。

    高須賀:
    この業務日誌の裏には、いろんなデータや市場動向をつけてくれています。これが普段の日常の回覧板に入ってくる。こういう取り組みも、小さいかもしれないけれど、AWARDがなければ世に出ていなかったです。

    中島:
    この業務日誌ができてから、大きな効果がありました。今までは口頭で各所に確認を取っていたのですが、人数も件数も増えてきて管理が大変になったときに、この業務日誌を日々の業務フローに入れたので、抜け漏れがなくなり、作って良かったと心から思っています。

    高須賀:
    今までも中島さんが抜け漏れがないようにチェックして共有はしてくれていたのですが、部署によって管理方法がバラバラでした。すごく原始的な方法ではあるけれど、この「業務日誌」のおかげで、今は全員に漏れなく共有ができているなと思います。

    田村:
    私はもともと情報収集が好きなので、常にアンテナを張っています。事務として何か貢献できないかと思って始めた「業務日誌」で情報を発信すると、意外と「知らなかったです」という声を聞くことが多いんです。「知らない」というのはもったいないことだと思うので、この業務日誌は、今や支店全体にとって、情報共有の大切なツールとなっているかなと思います。
    情報発信とは少し違いますが、お互いの良いところを見つけ、業務意欲向上を図る「ナイスプレーカード」というものもあります。月末月初に集めて、支店内の良いところを業務日誌で紹介しています。

    業務日誌
    業務日誌

    AWARDで発表された施策の中で、特に効果を実感された施策を教えてください。

    高須賀:
    営業からの視点でいうと、やはり支店の実績まとめた部分ですね。
    エリア・年齢層・間取りなどの属性をグラフで表しています。今まで肌感覚でしかなかった市場の動きやニーズを、数字で理解できたのが本当に良かったです。
    それに「なんとなくいいな」と思っていたところが「やっぱりいいな」と確信できたのも大きいですし、他の営業社員に説明するときも「あの表にあったようにね」と使える、非常に役立つ情報となりました。

    (編集・執筆/property technologies 香川 なつみ)

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    株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について

    「UNLOCK YOUR POSSIBILITIES. ~テクノロジーで人生の可能性を解き放つ~」というミッションを掲げています。年間36,000件超の不動産価格査定実績やグループ累計約13,500戸の不動産販売で培ったリアルな取引データ・ノウハウを背景に、「リアル(住まい)×テクノロジー」で実現する「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来に向け、手軽でお客様にとって利便性の高い不動産取引を提供しています。

    <会社概要>
    会社名:株式会社property technologies
    代表者:代表取締役社長 濱中 雄大
    URL:https://pptc.co.jp/
    本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
    設立:2020年11月16日
    上場:東京証券取引所グロース市場(5527)