プレスリリース
近畿大学情報学部が総合型選抜での生成AI利用方針を明示 自己PRやプレゼンテーション準備に生成AIの活用を認める

近畿大学情報学部(大阪府東大阪市)は、令和9年度(2027年度)の総合型選抜入学試験(以下、総合型選抜)において、自己PR動画の制作やプレゼンテーションの準備における生成AIの利用方針を明示します。受験生は、思考を深め、アイデアを具体化するために生成AIを活用し、その経験や工夫した点、得られた学びなどを自己PRに生かすことができます。
【本件のポイント】
●令和9年度(2027年度)の総合型選抜で、自己PR動画の制作やプレゼンテーションの準備における生成AIの利用方針を明示
●生成AIを活用した方法や工夫した点、そこから得た学びなどを自己PRに生かすことが可能
●生成AIの利用の有無にかかわらず、受験生自身の能力や思考、独自性を重視して選考
【本件の内容】
生成AIは、プログラミングやシステム開発をはじめ、社会のさまざまな分野で活用されており、適切に使いこなす力は、今後、情報分野を学ぶ上で必要な能力の一つです。近畿大学情報学部では、すでに授業で生成AIを活用した演習を取り入れ、AIを主体的に活用しながら、自ら考え、課題を解決する力の育成に取り組んでいます。こうした中、高校生から、「入試で生成AIを活用したシステム開発の経験を示しても問題ないか」という問い合わせが寄せられていることから、今回、令和9年度(2027年度)の総合型選抜における生成AIの利用方針を明示することとしました。
令和9年度(2027年度)の総合型選抜においては、第1次審査の自己PR動画の制作や第2次審査のプレゼンテーションの準備において、アイデア出し、構成の検討、スライド作成などに生成AIを活用することを認めます。また、受験生は、生成AIの活用経験や工夫した点、そこから得た学びも自己PRに生かすことができます。
情報学部が求める「AI活用スキル」とは、単なる文書生成の自動化ではなく、思考を深化させアイデアを具体化するための「協働パートナー」として主体的に使いこなす実践力です。総合型選抜を通じて、AIを活用しながら自ら考え、自身の強みやアイデアを表現できる学生を迎え、本学部の教育・研究活動のさらなる充実につなげます。選考では、受験生自身の能力や思考、独自性を重視するとともに、生成AIを利用しない受験生が不利益を受けることがないよう、利用環境の違いにも十分配慮します。
【情報学部長代行 井口信和のコメント】
本学部では、学生が新しい技術に触れ、試行錯誤を重ねながら、自分の考えを形にしていく学びを大切にしています。毎年、新入生を対象に、授業開始前に実施している「プログラミングBootCamp」では、生成AIを活用したアプリ開発に取り組んでいます。大学入学後に初めてプログラミングや生成AIに触れた学生も、こうした実践的な取り組みを通じて着実に力を身に付けています。
総合型選抜では、完成した成果だけでなく、受験生が何に関心を持ち、どのような工夫や挑戦を重ねてきたのかを、自分の言葉で伝えてほしいと考えています。多様な強みを持つ学生が互いに学び合い、新たな発想や取り組みを生み出していくことを期待しています。生成AIを利用せずに自身の力を磨いてきた受験生も、同様に歓迎します。
【令和9年度(2027年度) 総合型選抜入学試験(情報学部)概要】
特徴 :情報学部の総合型選抜は、情報学部での勉学を強く希望し、情報分野における秀でた能力を有する者、もしくはプログラミング経験を有する者で、高度にデジタル化された未来とその実現への課題に興味を持ち、課題解決のための提案に意欲を有する者に対する入試です。
募集人員 :30人以内
出願期間 :令和8年(2026年)9月1日(火)~12日(土)
選考方法 :第1次審査は出願書類(志望理由書、活動報告書、自己PR動画など)、第2次審査は、
プレゼンテーション、口頭試問および出願書類を総合して評価・選考します。
第2次審査日 :令和8年(2026年)10月24日(土)※オンライン実施
合否発表 :第1次審査 令和8年(2026年)10月9日(金)
第2次審査 令和8年(2026年)11月7日(土)
<令和9年度総合型選抜入学試験要項URL>
https://kindai.jp/assets/pdf/exam/system/ao/2027_ao_requirements_a4.pdf
【関連リンク】
情報学部 情報学科 教授 井口信和(イグチノブカズ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/238-iguchi-nobukazu.html