プレスリリース
東大阪市指定文化財「旧河澄家」で地域住民との交流イベントを開催 毎年好評の古民家で餅つき体験と、新企画のクリスマス飾り作り

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授 峰滝和典ゼミ(コミュニケーション論)は、令和7年(2025年)12月21日(日)、東大阪市指定文化財の旧河澄家にて「古民家で餅つき体験&クリスマス飾り作り」のイベントを開催します。
【本件のポイント】
●大学生が地域住民の方々と餅つきを行う大好評のイベント
●東大阪市にある歴史的文化財「旧河澄家」を地域コミュニティ活性化の場として活用
●学生はイベントの企画・運営を担い、実践的なコミュニティ形成について学ぶ
【本件の内容】
経営学部の峰滝ゼミは、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェル(大阪府羽曳野市)と共に、平成27年(2015年)から歴史ある文化財を、地域コミュニティ活性化の場として活用することを目的としたイベントを定期的に開催しています。
今回は、「古民家で餅つき体験&クリスマス飾り作り」と題し、臼と杵を用いた本格的な餅つきを行って、つきたてのお餅を味わっていただきます。その後、峰滝ゼミの学生が企画・考案したクリスマス飾りを制作し、和の伝統文化と洋のクリスマス行事を融合させた体験を提供します。
学生は、地域イベントの企画と運営を担い、地域住民との交流を通じてコミュニティ形成や地域活性化の実践的な学びを深めるとともに、文化財の活用価値の創出に取り組みます。
【開催概要】
日時 :令和7年(2025年)12月21日(日)13:00~15:00
場所 :東大阪市指定文化財「旧河澄家」
(大阪府東大阪市日下町7丁目6-39、近鉄奈良線「石切駅」から徒歩約20分)
対象 :一般の方(3歳以上、未就学児は保護者同伴)定員20人
※定員に達したため申込締切済み
問い合わせ:旧河澄家 TEL(072)984-1640 https://x.gd/XEIbs
【旧河澄家】
河澄家は、南北朝時代の応安2年(1369年)に入滅した日下連(くさかむらじ)河澄与市大戸清正に遡り、江戸時代には代々作兵衛を名乗って日下村の庄屋を務めた旧家です。明治時代初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。
【参加学生コメント】
経営学部商学科3年 渡邊康成(わたなべこうせい)さん
地域の方々が交流を深めることができる場として、毎年大好評のイベントです。今年は餅つきに加えてクリスマス飾り作りも実施するため、幅広い年代の方々に楽しんでいただけると思います。私たち峰滝ゼミ生にとっても、地域の方々と直接交流しながら企画を形にできる貴重な機会であり、とても楽しみにしています。来てくださる方々に楽しんでいただきながら、地域の繋がりを深めるきっかけになるよう、ゼミ生一同心を込めて取り組みます。
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 峰滝和典 教授(ミネタキカズノリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html