報道関係者各位
    プレスリリース
    2016年2月17日 10:30
    関西福祉大学 勝田吉彰研究室

    渡航医学の専門家が「海外渡航ビギナー」の健康リスク解決へ! Peachとコラボ、機内誌で健康情報を発信

    ~LCC台頭で増加する海外渡航初心者向け情報発信を積極的に推進~

    渡航医学・メンタルヘルス・産業医学の研究をおこなっている、関西福祉大学 勝田吉彰研究室(所在地:兵庫県赤穂市、代表:勝田 吉彰 教授)は、海外渡航者向け情報発信をおこなっており、今回、Peach Aviation株式会社(以下 Peach)とのコラボレーションにより機内誌という新たな場で、海外渡航初心者に向けた健康リスク情報の発信を試みました。このコラボレーションをきっかけに、さらなるメディアでの発信機会を求めています。

    おなかの危機管理、合言葉はCook it! boil it! Peel it! (前半)

    「おなかの危機管理、合言葉はCook it! Boil it! Peel it!」
    http://bit.ly/1of2NFL


    【情報提供の背景】
    現在、LCCの相次ぐ就航により、これまで海外旅行になじみのなかった若年層や高齢者の海外渡航が増加しています。予備知識のない海外渡航初心者の増加は、旅先での健康リスクの増加を意味するばかりでなく、ジカ熱・デング熱や消化器感染症など日本国内への持ち込みリスクにもつながります。
    当研究室では、「新型インフルエンザ・ウォッチング日記 ~渡航医学のブログ~( http://blog.goo.ne.jp/tabibito12 )の運営や出版・雑誌執筆・メディア出演を通じて、蓄積された情報をもとに国境を越える健康問題のリスクコミュニケーションや、感染症流行にともなう社会不安の解決に取り組んでまいりました。
    これまで、エボラ熱・MERS・インフルエンザなどの緊急事態発生時に取材をいただいたり、スタジオに呼んでいただいたりというお付き合いがございましたが、今後、LCC台頭により増加する海外渡航初心者に向けた情報発信にも取り組みたいと考えております。


    【Peach機内誌「Peaching 2月号」コラム概要】
    海外渡航でもっともポピュラーな旅行者下痢症を取り上げたものです。ほんの少しの注意で旅のリスクをぐっと減らすポイント、対処法(受診した方が良い見極めポイントなど)を伝えています。
    ほかに、デング熱やジカ熱など蚊が媒介する病気、予防接種、異文化メンタルヘルス、動物と接するリスク、MERS、検疫の仕組み、などのテーマがあります。


    【海外渡航初心者に向けた情報発信】
    <感染後の対策だけでなく、感染予防の分野での情報発信・提案も>
    従来、渡航医学(トラベルメディスン)の情報発信では海外赴任者などビジネスパーソン向けの健康管理など、ある程度海外渡航経験をもつ人々を対象に発信するものが主体でした。一方、相次ぐ国内・海外LCCの就航により新たに開拓された海外渡航初心者においては、国境を越えるリスクの認識がなく初歩から伝える必要があるという課題を抱えていました。
    これを解決することを目指し、この度Peachとコラボレーションのもと、海外渡航にあたり必ず目にふれる機内誌という媒体に注目し、医学用語を一切使わずに若年層や高齢者に安全快適な旅行に必要な情報を伝えることを企画し、目的地でのリスク管理にご利用いただいております。
    今後、新たな海外渡航初心者増という現象を背景に、エボラ熱やMERS流行といった「ネガティブで特別なイベント」だけでなく、新たな海外渡航者層という「ポジティブで特別なイベント」を受けた情報発信を積極的に提案いたします。その節には最大限の協力をさせていただきます。お声かけください。

    <関連>
    ・Peaching 2月号(「おなかの危機管理、合言葉はCook it! Boil it! Peel it!」)
    https://www.atpress.ne.jp/releases/91020/img_1.jpg
    https://www.atpress.ne.jp/releases/91020/img_2.jpg

    ・パンデミック症候群 ~国境を越える処方箋~
    勝田 吉彰著
    エネルギーフォーラム新書
    ISBN 978-4-88555-454-4 900円+TAX

    ・新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~
    http://blog.goo.ne.jp/tabibito12


    【代表者プロフィール】
    勝田 吉彰 教授
    1961年生。臨床医を経て外務省入省、医務官としてスーダン・フランス・セネガル・中国に在勤、赴任と出張あわせて24か国で海外医療の世界を経験。
    北京ではSARS(新型肺炎)流行の渦中でパニック状態の日本人社会に対しリスクコミュニケーションに取り組む中で、渡航医学の情報発信の重要さを痛感し、マスメディアやブログを通じて情報発信を続ける。退官後は近畿福祉大学教授を経て現職。


    ■研究室概要
    研究室     : 関西福祉大学 勝田吉彰研究室
    代表者     : 勝田 吉彰 教授/社会福祉学研究科長
              (外務省医務官OB、スーダン・セネガル・フランス・中国に在勤)
    所在地     : 〒678-0255 兵庫県赤穂市新田380-3
    専門      : 渡航医学(Travel Medicine)、メンタルヘルス、産業医学
    URL       : Amazon.co.jp著者ページ
              http://amzn.to/1MUyysb
              新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~
              http://blog.goo.ne.jp/tabibito12
              ミャンマーよもやま情報局
              http://www.myanmarinfo.jp/