プレスリリース
高層建築が都市再生を牽引: 世界の最新建築トレンド
ターナー&タウンゼント株式会社(東京都港区)が発行した、最新レポート「2026 高層ビル建設ガイド 2026」では、都市の高密度化や再開発の進展に伴い、高層ビルが果たす役割が一層重要になっていることが示されています。

近年、オンライン化の進展により都市中心部の役割が変化する中、高層建築は人流を取り戻す手段として注目されています。住宅、オフィス、商業施設などを集約した高層開発は、限られた土地を有効活用しながら都市機能を効率化し、利便性の高い生活環境を提供します。特に高層住宅は、交通や生活インフラへのアクセスを改善し、都市居住の質を高めるソリューションとして位置づけられています。
また、近年は複数用途を組み合わせた「ミクストユース型」の高層建築が増加しており、経済環境の変化に柔軟に対応できる点が評価されています。さらに、老朽化した建物の改修や用途転換といった選択肢も広がっており、新築だけでなく既存資産の再活用も重要なテーマとなっています。
世界各地では高層化の動きが加速しています。ブリスベンやマイアミでは都市活性化を目的とした住宅中心の高層開発が進み、トロントでは建設ブームによりクレーン数が増加しています。中東のリヤドでは世界一の高さを目指す超高層ビルの計画が進行しており、ミラノやマンチェスターなどでも都市景観の変化を伴うプロジェクトが進んでいます。
一方で、建設コストの上昇は大きな課題となっています。過去5年間で主要都市のコストは大きく上昇しており、ロンドンやニューヨークでは特に顕著です。しかしその中でも、投資家や利用者は品質や安全性の確保を強く求めており、各国で建築規制や安全基準の強化が進んでいます。
高層建築は構造や設備の複雑性が高く、階数の増加に伴ってコストやリスクも増加します。そのため、プロジェクトの成功には初期段階での設計検討とコスト計画、そして用途の柔軟性を考慮した戦略的な開発が不可欠とされています。 ターナー&タウンゼントは、高層建築は単なる不動産開発ではなく、都市の価値を高める重要なインフラであり、適切な計画と専門的な知見によって、その経済性と持続可能性を両立することが可能であるとしています。今後も高層建築は、都市の競争力を高める鍵となる存在として、その重要性を増していくと見られています。
ターナー&タウンゼント株式会社について
ターナー&タウンゼントは、世界64か国で23,000人以上の社員を擁するグローバル 建設プログラム・マネジメント企業です。不動産、インフラ、エネルギー、天然資源分野のクライアントと連携し、世界中の市場において、大規模プログラム、プロジェクト、コストおよびコマーシャルマネジメント、ネットゼおよびデジタルソリューションを専門としています。世界最大の事業用不動産サービスおよび投資会社であるCBREグループが株式の過半数を所有しています。 当社のウェブサイトはこちらをご覧ください