報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年12月21日 14:15
    ゼブラ株式会社

    「小学生はシャープペンでなく鉛筆」はもう古い!? <小学生のシャープペン使用実態調査>

    ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:石川 真一)は、2015年12月に、全国の小学生300人を対象に「小学生のシャープペン使用実態調査」を実施しました。 「小学生が使う筆記具は鉛筆」というイメージが強いですが、文房具店では小学生がシャープペンを購入するところが良く見受けられます。最近は便利で書きやすいシャープペンが各メーカーから発売され、少子化のなかシャープペンの市場規模は伸びています。そこで学年男女別の小学生300人に、親同伴のもとシャープペンの使用実態を調査しました。 ■約半数の小学生が日常的にシャープペンを使用しています。 シャープペンの使用を禁止している小学校が多いため、主に塾や自宅で使っているケースがほとんどです。 また、シャープペンを使い始めた学年に関しては、小学校の3、4 年生からが多く、字を書くことに慣れてきたころに鉛筆からシャープペンへ移行する傾向がみられます。しかし、1年生から使っている子どもも約2割います。 ■使っている理由の第一は 「シャープペンのほうが書きやすいから」。 続いて、「鉛筆を削るのが面倒くさいから」、「かっこいい、かわいいから」があげられます。 使わない人の理由は、「学校で禁止されているから」がほとんどでした。 また、「家や塾ではシャープペンを、学校では鉛筆を使っている」という使い分け派も23人いました。 ■子どものシャープペンの使用について親の意見は以下のものがありました。 ▼シャープペン使ってよい派            削らなくて良いのでエコ。経済的。         学習意欲がわけばそれでよい。           高学年になると問題数が多くなるので効率的。                            ▼シャープペン使わないで派 まだ力加減ができないのでシャープペンだと芯が折れる。 持ち方、書き方を覚えるまでは鉛筆で。 高学年からなら使ってよい。 ■「鉛筆の筆記線のように濃くてなめらかだから」という理由で、0.7ミリ以上の太い芯のシャープペンを使っている小学生もいます。 <まとめ> 早いうちから家や塾では、鉛筆ではなくシャープペンを使っている小学生が多くいます。 一方、小学校でシャープペンを禁止している理由の一つとして、ペンの持ち方に慣れていない小学生だと芯が細いシャープペンは折ってしまう、という点があるそうです。 しかし近年、各メーカーから鉛筆のように芯が太いシャープペンや、機能的に芯が折れにくいシャープペンが発売され、人気が出ています。 <参考資料>                                 ▼シャープペン市場(参考資料:シャープペン市場推移(経済産業省の生産動態統計)統)     シャープペン市場は、年々伸びています。 従来中学生以上の使用が当たり前だったシャープペンが、低学年化していることが考えられます。 ▼ゼブラ商品 『デルガード』は2014年11月に発売した、どれだけ力を込めても芯が折れないシャープペンです。発売以来、その機能性と書きやすさが人気となっています。2015年に「第9回キッズデザイン賞」を受賞。 2015年10月には「芯の太さのバリエーションを増やしてほしい」というお客様の要望に応え、『デルガード0.3』、『デルガード0.7』を発売しました。 当社としては、使いやすく進化したシャープペンを、用途に応じて使っていただく機会が増えることを期待しています。 <調査概要> サンプル数:300人 調査時期:2015年12月 調査方法:ウェブアンケート(小学生のお子様同伴で保護者によるアンケート記入)