報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年12月22日 10:00
    クラウディアン株式会社

    クラウディアン、CLOUDIAN HyperStoreに ファイル共有プロトコル等のオプション追加

    ~ 「HyperStore Connect for Files」により、複数遠隔拠点を統合する ファイルベースのストレージ基盤を経済的に、簡単に構築運用 ~

    クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋)は、日本で誕生し、世界中のクラウドサービスやエンタープライズITに採用されているソフトウェア定義(Software Defined)のオブジェクトストレージ製品 CLOUDIAN HyperStoreに、「HyperStore Connect for Files」をオプションとして追加しましたのでお知らせします。

    HyperStore Connect for Files 概要


    HyperStore Connect for Filesは、業界標準ファイル共有プロトコルであるSMB、NFS、FTPをサポートし、グローバルネームスペース、グローバルファイルロックを可能とします。

    これにより、ペタバイト超級まで汎用サーバーを追加するだけで容量を拡張できる、S3 API完全準拠のCLOUDIAN HyperStoreに、企業内で一般的に使われるファイル共有プロトコルを簡単に追加できます。また、複数部門や遠隔拠点毎に分かれているファイルの管理を、CLOUDIAN HyperStoreストレージ基盤に統合すれば、ファイルサーバーが乱立するサイロ化の問題を解決できます。

    特に、CLOUDIAN HyperStoreは複数データセンター間にファイルを自動的に同期・準同期で複製できるため、サードパーティが提供するミラーリングのためのソフトウェアライセンスを購入する必要がなくなるというメリットもあります。


    ■HyperStore Connect for Filesの特長
    ・SMB、NFS、FTPのファイル共有プロトコルをサポートします
    ・サードパーティのゲートウェイなしに、直接ファイルアクセスできます
    ・ファイルを遠隔拠点する際、グローバルファイルロックが可能になります
    ・グローバルネームスペースにより、ダウンタイムなしに、複数拠点間で簡単にファイルアクセス、管理、分散配置ができます

    ■企業における利用例
    ・スケールアウト型のファイルサーバー
    ・分散拠点の統合ファイルサーバー
    ・バックアップ・アーカイブ用ファイルサーバー
    ・遠隔拠点にデータを分散配置する災害復旧(DR)対策
    ・クラウドとのデータ連携(ハイブリッドクラウド)


    HyperStore Connect for Filesは、Access PointとGlobal View Managerという2つのモジュールから成り、いずれもHyperStore 5.2版に簡単にプラグインでき、ファイル共有プロトコルであるNFS、SMB、FTPに対応します。Access Pointは、ファイルをオブジェクトに変換するためにクライアントが接続するサーバーとして動作します。Global View Managerは、拠点間でファイルを分散共有するためのグローバルネームスペースとグローバルファイルロックを提供します。

    なお、HyperStore Connect for Filesは、CLOUDIAN HyperStoreのオプションとして2016年初旬より提供予定です。


    クラウディアンのマーケティング責任者であり、エバンジェリストのPaul Turnerは次のように語っています。

    「企業には、組織内で利用する全てのビジネスアプリケーションにシームレスにアクセスし、かつ統合したいというニーズがあり、クラウディアンは、業界をリードするAmazon S3との完全互換を提供し、これに応えてきました。このたび発表したHyperStore Connect for Filesにより、サードパーティ製品を必要とすることなく、ファイルやコンテンツストレージの業界標準アクセスプロトコルを使いながら、簡単で、信頼性、拡張性の高いデータストレージを構築できます。クラウディアンは、企業のストレージやビジネスニーズの進化に合わせて、迅速に対応できる、柔軟性の高いペタバイト級のストレージアーキテクチャで、今後も業界をリードし続けてゆく所存です」


    ■CLOUDIAN HyperStoreについて
    CLOUDIAN HyperStoreソフトウェアは、x86サーバーをハードウェアとして使うSDSであり、最小2台(推奨構成3台)から利用開始し、データの増加とともに台数を追加してゆくだけでペタバイト超級にまで全体のストレージ容量を拡張(スケールアウト)できます。国内外のクラウドストレージサービスに採用されているほか、オンプレミスでは、オフィス文書、画像、動画、ソーシャルメディアやIOT/M2Mのログ等、膨大な非構造化データを格納するファイルサーバーのセカンダリストレージ、バックアップ、アーカイブ、ビッグデータ分析、ファイル同期・共有等のストレージ基盤として活用されています。


    ■クラウディアン株式会社について
    クラウディアンは、日本で設立後、米国シリコンバレーに本社を移しグローバルに事業展開をしています。産業革新機構、インテルキャピタル、フィデリティグロースパートナーズ、ゴールドマン・サックスが主要株主です。

    ホームページ: http://cloudian.jp/
    Facebook  : https://www.facebook.com/cloudian.cloudstorage.S3
    Twitter   : https://twitter.com/Cloudian_KK
    ブログ   : http://www.cloudian-blog.com/

    ※本プレスリリース内の商標や登録商標はすべて各所有者の資産です。