報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年9月10日 17:40
    トラタニ株式会社

    人はなぜ病気になるのか──人生の1/3で起きる“体内環境の弱化”を呼吸生理学で初めて体系化する

    病気は突然起こらない──その最上流で何が起きているのかを解き明かす

    人はなぜ病気になるのか──その構造を知らないまま、

    不調が起きてから医療で対処するのが現代の共通認識です。 しかし、病気は突然起こるのではなく、身体の最上流で静かに始まっています。

    トラタニ株式会社(石川県かほく市)は、 医学では十分に扱われてこなかった"呼吸生理学の力"に着目し、 呼吸の質が健康の最上流をどのように左右するのかを整理した視点を公開します。

    ◆医学常識は「呼吸=肺の働き」として理解してきた

    医学では呼吸は、肺のガス交換として扱われます。

    酸素を取り込む

    二酸化炭素を排出する

    血液ガスを測定する

    こうした "肺の機能としての呼吸" が医学の中心です。

    しかし呼吸生理学は、まったく違う階層を扱います。

    ◆呼吸生理学は「全身の連動」を扱う

    呼吸は肺だけでなく、 胸郭・横隔膜・脊柱・腹圧・毛細血管・血液の柔軟性 まで含めた"全身運動"として成立します。

    つまり呼吸は、 肺の働きではなく、身体全体の構造がつくる現象 です。

    ⭐ 呼吸の質の低下が引き起こす「6つの主要因果構造」

    呼吸が浅くなると、体内では次のような 負のスパイラル が進行します。

    ① 体に二酸化炭素(CO₂)が過剰に蓄積する

    換気量が低下するとCO₂が体内に溜まり、呼吸性の負荷が高まります。

    ② 血液のpHが酸性化する(アシドーシス傾向)

    CO₂過剰は血液を酸性側に傾け、 ヘモグロビンが酸素を離しにくくなるため、 組織レベルの酸素不足が進行します。

    ③ 赤血球の柔軟性が低下する(変形能力の低下)

    酸素不足は赤血球の柔軟性を奪い、 毛細血管を通過するための"変形能力"が弱くなります。

    ④ 毛細血管がゴースト化(空洞化)する

    赤血球が通れなくなった毛細血管は血流が途絶え、 臓器の一部が慢性的な酸素不足に陥ります。

    ⑤ 自律神経・免疫・ホルモンバランスが崩れる

    酸素不足と毛細血管ゴースト化は、 交感神経の過剰亢進、免疫バランスの乱れ、 ホルモン分泌の不安定化を引き起こし、 体内環境が全体的に悪化します。

    ⑥ 細胞が慢性炎症モードに入り、病気の最上流原因となる

    外敵がいなくても、細胞が酸素不足になるだけで慢性炎症が続き、 臓器に"弱点部位"が形成されます。

    これは、 心臓・脳・腸・代謝・自律神経など あらゆる病気の発症点となる 最上流の原因 です。

    ◆睡眠中の呼吸は、病気発症の"最上流"に位置する

    人は睡眠中、重力の向きが90度変わることで、胸郭の動きが小さくなり、呼吸が浅くなりやすい構造を持っています。 この浅い呼吸は、体内に取り込まれる酸素量を減らし、 血液の柔軟性(変形能力・流動性)に直接影響を与えます。医学と睡眠学の盲点ともいえることですが、睡眠時無呼吸、いびきなど誰にでも起きる呼吸弱化現象です。

    赤血球が変形できなくなると毛細血管に入れず、 毛細血管はゴースト化し、臓器の一部が酸素不足→慢性炎症を起こしやすい空白域ができる

    ◆酸素不足の臓器は、細胞レベルで"弱点部位"を形成する

    酸素不足が続く領域では、細胞の修復力が低下し、老廃物が蓄積しやすくなります。

    この状態は、

    炎症が続きやすい

    修復が遅い

    疲労が抜けない

    痛みが慢性化しやすい

    といった "弱点部位" を形成します。

    ◆慢性炎症は、あらゆる病気の共通の"最上流原因"

    細胞の酸素不足が続くと、ミトコンドリアの働きが弱まり、ATPが作れず、 細胞は慢性的な炎症を起こします。

    慢性炎症は、 心臓病・脳疾患・腸の不調・代謝疾患・自律神経の乱れなど、 あらゆる病気の共通の"最上流原因"です。

    ◆病気は突然起こるのではなく、構造の積み重ねで静かに始まる

    病気は、 呼吸の質の低下 → 血液の柔軟性低下 → 毛細血管ゴースト化 → 細胞の酸素不足 → 慢性炎症 という構造の積み重ねによって静かに進行します。

    今回公開する視点は、 医学では評価が難しい「血液の柔軟性」や「毛細血管の流動性」を、 睡眠・呼吸生理学・血液流動性・毛細血管の働きから整理したものです。

    ◆呼吸の質は、健康の"最上流"を決める

    呼吸の質が低下すると、 上記の6段階が静かに進行し、 体内環境は「病気が起こりやすい構造」へと変化します。

    つまり、 呼吸の質は健康の最上流を決める"鍵"であり、 医学常識では見えにくい領域です。

    ■ 呼吸は変えられる──体の上流を整える

    体を構成する細胞の働きは、呼吸の質に強く依存しています。 だからこそ、睡眠中の呼吸の質を整えることは、 細胞・臓器・体内環境を守る最も根本的なアプローチです。

    呼吸は変えられます。 構造を理解し、睡眠中の呼気の弱さを改善することで、 細胞の回復力を取り戻すことができます。

    ■ トラタニ株式会社について

    トラタニ株式会社は、世界的にも研究が進んでいない 「睡眠中の呼吸環境」という未踏領域に挑み、 呼吸・睡眠・生理学・物理学・解剖学を横断して研究を進めています。

    アパレル3D設計で培った立体構造技術を応用し、 体内環境に関する特許技術を30件以上保有。 人類の健康に新しい選択肢を提供することを目指しています。

    公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/

    著書:すごい睡眠呼吸(あさ出版)