プレスリリース
大阪信愛学院高校生5名が火災現場で避難救助活動 初期対応と勇敢な行動で消防署から感謝状
住民避難と消防連携に貢献、高校生らの咄嗟の判断と行動力を評価
大阪信愛学院高等学校(大阪市城東区)の生徒5名が、2025年10月24日(金)、大阪市城東消防署から感謝状を贈呈されました。生徒たちは9月に発生した火災現場で迅速な初期対応と避難救助活動を行い、その勇気ある行動が評価されました。

迅速な対応と避難誘導で被害拡大を防ぐ
今回表彰されたのは、大阪信愛学院高等学校2年の原田剣心さん、東ひなのさん、片山遼香さん、河原唯迦さん、橘八重結衣さんの5名です。生徒たちは9月26日(金)、下校途中に学校近隣の集合住宅2階から出火している現場に遭遇しました。
東さん、片山さん、河原さん、橘八重さんの4名は火災を発見するとすぐに119番通報を行い、周辺住民に「火事です」と大声で知らせて避難を呼びかけました。また、消防署からの要請に応じてライブ119(映像通話システム)を活用し、現場状況をリアルタイムで伝え、初動対応に貢献しました。
一方、同じく下校途中の原田さんは現場に駆けつけると、自力での避難が困難な高齢者や車いすを使用する方を背負って、高層階から地上の安全な場所へ避難させるなど、住民の避難救助活動に尽力しました。
大阪市城東消防署の表彰式では、署長から「若者の迅速な判断と行動が被害の拡大を防ぎ、人命を守ることにつながった」と称賛の言葉が贈られました。


表彰された生徒たちは「火災に遭遇したときはとても怖かったですが、けが人がいなくて本当によかったです」「とにかく必死に避難を呼びかけました。ソフトボール部で鍛えた声量が役に立ちました」「煙で視界が悪い中でしたが、『助けなければ』という一心で行動しました」と、当時を振り返ってコメントしました。
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大阪信愛学院概要
大阪信愛学院は、大阪市城東区に位置する、認定こども園から大学までを擁する総合学院です。1884年の創立以来140年にわたり、カトリック精神に基づいた人間教育を土台に、時代に応じた質の高い教育を提供し続けています。

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