報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年9月30日 11:10
    株式会社カンゼン

    【シリーズ37万部突破】作文が楽しくなる!読み手の心をつかむ文章術を学べる『こども文章教室』が10月2日に発売

    作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本

    株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、シリーズ累計37万部突破の「こどもシリーズ」最新刊! どのように書けばわかりやすい文章になるのか、相手に伝わる文章を書けるのかをていねいに分析、解説する『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』(茂木秀昭 監修、バウンド 著)を2025年10月2日に刊行します。 

    ※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。

    こどもシリーズとは

    「こどもシリーズ」は、家庭内コミュニケーションを推進することを目的とし、日常生活からの事例を交えるなど、親子が会話をするきっかけとなるテーマを吟味しています。こどもをこども扱いせずに、対等に話し合える環境を大人がつくることも大切な家庭教育であると考えています。

    『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』書影
    『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』書影

    文章を組み立てる力は学力アップの原動力!

    すべての学習のベースとして重要視されている「国語力」ですが、その骨子となる「読む・書く・話す」の中でも「書く」ことについては、多くの人が「読む」「話す」より難しいスキルであると考えています。その一方で、そういった苦手意識をもつ多くの人が、「文章は上手に書けたほうがいい」とも考えているとも言えます。

    本書では作文や読書感想文に苦手意識がある子どもたちに、「書く」楽しみを気づかせながら、どのように書けばわかりやすい文章になるのか、相手に伝わる文章を書けるのかを分析、解説していきます。「何を書けばいいかわからない……」そんな悩みを解決し楽しみながら「書きたい気持ち」を伸ばすための本です。

    どのように書けばわかりやすい文章になるのか、相手に伝わる文章を書けるのかをていねいに分析、解説していきます。また「書く」ことは、「思考力」「想像力」「表現力」「調査力」など、基礎的な素養を強化するうえでも重要であることについても解説していきます。

    「何を書けばいいのか……」そんな悩みを解決!
    書くことが好きになる! 文章がうまくなる!

    自分の思いを文章で伝えてみよう そのための読書が人生を豊かにしてくれる

    ─────
     私たちの住んでいる社会は、合理性だけでできているわけではなく、いろいろな人たちのさまざまな「思い」でできています。自分の思いが伝わればうれしかったり、安心したりするように、逆に相手の思いを受け止めてあげれば相手もうれしかったり、ほっとしたりします。そうした「思い」の交換がコミュニケーションであり、その積み重ねによって人間社会はできあがっているといえるでしょう。そう考えると、メールやSNS、感想文やレポートであっても、自分の思いを文章で伝えるということは、これからもずっと続いていく人間の営みで、どのようにして自分の言いたいことをうまく伝えるかは、21世紀でも重要な技術だといえます。
     本書は、その文章の書き方を、わかりやすく学ぶ基本書と考えてください。何事も基本がいちばん大事で、基本を身につけてこそ応用へと発展していけます。ただし、本書は単なる文章の書き方という技術面だけでなく、文章を通して自分の思いをいかに効果的に届けるか、そのために他人の文章からいかに学ぶかなど、人生において学ぶべき多くのヒントが含まれています。
     また、よい文章を書こうと思ったら、まずはお手本になるような本をたくさん読むことです。スマホで電子書籍を読むのもいいでしょう。大事なことは、本を読まないと文章もうまく書けるようにはならないということです。
     社会人になると仕事で忙しく本があまり読めなくなるので、「学生時代にたくさん本を読んでおけばよかった」という人に多く出会います。若者が本を読まなくなったと言われて久しいですが、小学校のうちから好きな本をできるだけ読んでおくと、自分の思いが文章でうまく伝えられるだけでなく、心の豊かな人生を送れるでしょう。
    ─────
    (監修者執筆・本書「はじめに」より抜粋)

    サンプルページ

    どっちの出だしのほうが読む気がする?
    どっちの出だしのほうが読む気がする?
    だいたい文章なんて書く必要があるの?
    だいたい文章なんて書く必要があるの?
    ひとつの文は、なるべく短くしよう
    ひとつの文は、なるべく短くしよう
    カタカナ語は、適切に使おう!
    カタカナ語は、適切に使おう!
    書き出しを工夫して、読み手に興味をもってもらう
    書き出しを工夫して、読み手に興味をもってもらう
    1日置くからこそ、見えてくるものがある
    1日置くからこそ、見えてくるものがある
    「読よむ」と「読めている」は違う!
    「読よむ」と「読めている」は違う!

    もくじ

    【もくじ】
    はじめに

    第1章 どっちの文章がいいか考えてみよう!
    どっちの出だしのほうが読む気がする?
    どっちの描写のほうが目に浮かぶ?
    どっちのほうが気持ちが伝わった?
    伝えたいことが伝わるのはどっち?
    どっちの文章のほうがいいと思った?

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人①志賀直哉

    第2章 あせらなくてOK! 書く前に少し考えよう!
    だいたい文章なんて書く必要があるの?
    どんな立場で書くか、考えたことはある?
    だれに向けてかをしっかり考えてから書こう!
    「書きたいこと」と「伝えたいこと」は違う
    書くのに困ったら、まずだれかに話してみよう

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人②川端康成

    第3章 文章を上手に見せるテクニックを学ぼう!
    ひとつの文は、なるべく短くしよう
    文章をずっと続けずに改行を入れよう!
    「です・ます」と「だ・である」を混ぜて書かない!
    主語と述語のつながりを意識してる?
    「てにをは」の使い分けを考えよう!
    適当に打ってない? 読点(、)を上手に使おう
    「これ・それ・あれ」に気をつけよう!
    同じ言葉はできるだけ統一しよう
    同じ言葉を何度もり返さない!
    同じ文末にならないように気をつけよう!
    書くときに「問いかけ」を入れてみよう!

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人③芥川龍之介

    第4章 もっと伝わる表現にチャレンジ!
    簡単な言葉で、わかりやすく書こう
    カタカナ語は、適切に使おう!
    「たとえ」を使うとわかりやすくなる
    ヤバいで終わらせない! どんなふうに“ヤバい”の?
    一人称・二人称・三人称を考えて書こう!
    会話文があると、文章がイキイキする
    「オノマトペ」を使うのはいいけれど……
    目に浮かぶように書いてみよう
    気持ちがこもった文は、不思議と人に伝わる

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人④宮沢賢治

    第5章 型を知ると、文章がもっと自由になる! 
    「型」を知ると、文章が書きやすくなる!
    書き出しを工夫して、読み手に興味をもってもらう
    まずは「時系列」で文章を書いてみよう
    文章の流れの基本「起承転結」を理解しよう!
    何かを説得するとき「結論」から書こう!
    「三角ロジック」で説明するとわかりやすくなる!
    「三角ロジック」で実際に文章をつくってみる!
    説明がうまくなる! 3つの視点を使いこなそう
    「型」を使えば、読書感想文もスラスラ書ける
    たくさん書いて自分の「型」を見つけよう!

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人⑤深代惇郎

    第6章 文章を書いたら、必ず見直そう!
    「推敲」って、なんで必要? どうやるの?
    1日置くからこそ、見えてくるものがある
    「 どこを直す?」の目を育てよう
    人に聞くと、自分では見えないことに気づける
    立場を入れ替えると見えることがある

    COLUMN
    読んでおきたい文章の達人⑥森絵都

    第7章 読めば書ける!? まねは上達の第一歩
    「読よむ」と「読めている」は違う!
    読めば書ける!? 読書は最強のトレーニング
    書き写すって、すごい練習! 気に入った文章をまねよう!
    本のタイトルや目次にも注目しよう
    文章を上達させたいなら本を読もう!
    語彙力があると、AIともっと深く対話できる
    ルールにしばられず、自由に書いてもいい!

    プロフィール

    監修 茂木秀昭(もてぎ・ひであき)
    <都留文科大学教養学部国際教育学科教授>
    1960年群馬県太田市生まれ。慶応義塾大学文学部英米文学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。京都ノートルダム女子大学文学部コミュニケーションコース講師、自治医科大学医学部准教授(英語研究室)を経て現職。専門は異文化コミュニケーション。日本や欧米の言論風土及び文化とコミュニケーションに関する研究を進めている。KUEL、東西大学対抗などの英語ディベート全国大会やフジテレビ「ディベート」のグランド・チャンピオン大会等、数々の優勝経験があり、教育ディベートの啓蒙、普及活動をおこなっている。『ロジカル・シンキング』(PHP研究所)、『ビジネス・ディベート』『ロジカル・シンキング入門』(日本経済新聞)、『論理的な話し方が面白いほど身につく本』(KADOKAWA)、『こどもロジカル思考』『こども問題解決教室』『こども調べ方教室』(カンゼン)ほか著書、監修書多数。

    書誌情報

    書名:『こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本』
    ISBN:978-4-86255-779-7
    監修者:茂木秀昭
    ページ数:128P
    判型:A5判
    定価:1,650円(本体1,500円+税)
    発売日:2025年10月2日
    出版社:カンゼン
    商品URL:https://www.kanzen.jp/book/b10145222.html

    【この件に関する問い合わせ先】

    株式会社カンゼン
    宣伝プロモーション部
    担当:伊藤真
    TEL:03-5295-7723
    MAIL:ito@kanzen.jp