プレスリリース
便秘は大腸がんの前兆?危険な便秘とただの便秘の見分け方

「最近、便秘が続いているけど、大腸がんにならないか心配……」
「便秘と大腸がんには関係があるの?」
便秘に悩んでいる方の中には、このような不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、便秘が続いているからといって、必ず大腸がんになるわけではありません。
一方で、これまで便秘とは無縁だった方が急に便秘になったり、便通の変化に加えて血便や体重減少などの症状がみられたりする場合には、単なる便秘だと思って放置せず、一度医療機関を受診することが大切です。
今回は、便秘と大腸がんの関係や、受診を検討したい症状について解説します。
便秘が続くと大腸がんになる?
便秘と大腸がんには関連が指摘されることがありますが、「便秘が続くことが直接、大腸がんを引き起こす」とは言い切れません。
便秘には、食生活や運動不足、ストレス、生活リズムなどさまざまな原因があります。
一方、大腸がんは、大腸の粘膜にできたポリープなどが時間をかけて変化して発生することがあります。
そのため、
「便秘だから大腸がんになる」
と考えるのではなく、
「便秘が長く続いている場合、その原因を確認することが大切」
と考えるとよいでしょう。
特に、これまで便通に問題がなかった方に突然便秘が起こった場合には、大腸の病気などが隠れていないか確認することも重要です。
便秘が続くときに考えられる原因
便秘は、必ずしも大腸がんが原因とは限りません。
例えば、次のような原因があります。
・食生活による便秘
食物繊維や水分が不足すると、便が硬くなり排便しにくくなることがあります。
特に、外食が多い方や忙しくて食事が不規則になっている方は、食事内容を見直すことで便通が改善する場合があります。
・運動不足
運動量が少ないと腸の動きが低下し、便秘につながることがあります。
ウォーキングなどの適度な運動を習慣にすることも、便通改善のための方法のひとつです。
・ストレスや生活リズムの乱れ
腸は自律神経の影響を受けるため、ストレスや睡眠不足、生活リズムの乱れなどが便通に影響することがあります。
・ 薬の影響
服用している薬によっては、便秘が副作用として起こることがあります。
便秘が続いている場合は、自己判断で薬を中止するのではなく、医師や薬剤師に相談しましょう。
便秘と一緒にこんな症状がある場合は注意
便秘だけであれば、大腸がんとは限りません。
しかし、便秘に加えて次のような症状がある場合は、一度医療機関に相談することをおすすめします。
- これまで便秘ではなかったのに、急に便秘になった
- 便秘と下痢を繰り返すようになった
- 便が以前より細くなった
- 血便がある
- お腹の張りや腹痛が続いている
- 食欲がない
- 意図せず体重が減ってきた
- 貧血を指摘された
これらの症状があるからといって、必ず大腸がんというわけではありません。
ただし、大腸ポリープや大腸がんなどの病気が隠れている可能性もあるため、症状が続く場合は放置しないことが大切です。
「いつもの便秘だから」と自己判断しないことも大切
便秘が慢性的に続いている方は、「いつものことだから」と考えてしまうことがあります。
しかし、便通の状態が以前と明らかに変わった場合には注意が必要です。
例えば、
「今まで毎日出ていたのに、最近急に便秘になった」
「便秘に加えて便が細くなった」
「便秘だけでなく血便も出るようになった」
など、これまでとは違う変化がある場合には、一度医療機関を受診しましょう。
症状だけでは原因を判断できないこともあるため、必要に応じて検査を行うことがあります。
大腸カメラでは何が分かる?
便秘などの症状があり、大腸の病気が疑われる場合には、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が検査方法のひとつです。
大腸カメラでは、大腸の粘膜を直接観察することができます。
大腸ポリープや大腸がんだけでなく、炎症などの病気を確認することもできます。
また、検査中にポリープが見つかった場合には、その場で切除できるケースもあります。
「便秘だから大腸カメラを受ける」というわけではありませんが、便通の変化や血便など、気になる症状が続いている場合には、医師に相談して必要な検査を検討することが大切です。
当院では、消化器症状についてのご相談や、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
広島DS 内視鏡・日帰り手術クリニック
院長 藤解 邦生
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