報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年11月5日 16:15
    株式会社ゆこゆこ

    シニアとお寿司に関する調査

    回転寿司店 シニアに人気 5割が「平日ランチ利用」 シニア女性はサーモン好き  4人に1人が「よく食べる」

    シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原浩二)は、当社運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の50代以上のメールマガジン会員2,489人を対象に、11月1日の「寿司の日」にちなんで、「お寿司」に関する調査を実施しました。

    図1

    <調査結果ダイジェスト>
    ■よく食べる寿司ネタ、「マグロ(赤身)」が47.0%で1位。「サーモン」は女性から高い支持
    「マグロ(赤身)」「中トロ」と、マグロが上位。「サーモン」は男性14.3%、女性25.4%と男女差

    ■シニアにとって、今や“回っているお寿司”が主流。お寿司を食べる場所、「回転寿司店」が77.6%
    「子」や「孫」と、「気軽」に、「好きな量だけ食べられる」…シニアの普段使いに最適

    ■「回転寿司店」を利用する時間帯、平日ランチタイムが48.8%
    「平日一皿90円」「あら汁平日無料サービス」などが、平日時間に余裕のあるシニアのニーズにマッチ

    ■回転寿司とシニアとの親和性に注目。「よく行く回転寿司チェーン お気に入りの理由」とは?
    豊富なメニューと品質、お得なクーポン、孫も喜ぶエンタメサービス…シニアにとっての魅力が満載



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    <調査概要>
    調査期間:2015年10月22日~10月26日
    調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
    調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
    有効回答数:2,489件
    -男性:1,922名(50代:429名、60代:1040名、70代以上:453名)
    -女性:567名(50代:306名、60代:223名、70代以上38名)
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    <調査結果>
    1.お寿司について
    1)よく食べる寿司ネタ
    【よく食べる寿司ネタ】について最大5つまで聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「マグロ(赤身)」47.0%、次いで「中トロ」37.6%と、マグロ人気がうかがえました。
    男女の差が大きく出たのは「サーモン」で、全体11位(16.8%)、男性13位(14.3%)に対し、女性では25.4%と3位でした。
    (図1)
    (図2)

    2)お寿司を食べる場所
    【お寿司をどこで食べることが多いか】について聞いたところ、全体の77.6%が「回転寿司店」と回答しました。次いで「自宅で食べる」42.4%、「寿司屋(回らないお寿司)」22.8%でした。
    (図3)

    2.回転寿司と寿司屋(回らないお寿司)の使い分けについて
    1)お寿司を食べに行く頻度
    【お寿司を食べに行く頻度】について聞いたところ、回転寿司店に行く人は「月に2~3回程度」、「月に1回程度」が、寿司屋(回らない寿司)に行く人は「2~3か月に1回程度」、「半年に1回程度」が、それぞれに比べて多い結果となりました。
    (図4)

    2)お寿司を食べに行く相手
    【お寿司を食べに行く相手】について聞いたところ、回転寿司店・寿司屋(回らないお寿司)ともに配偶者がもっとも多い結果となりました。
    そのほか、回転寿司店に行く人は「子」「孫」、寿司屋(回らないお寿司)に行く人は「友人・知人」がそれぞれ多く、同行者の違いが見受けられました。
    (図5)

    3)お寿司をどのようなときに食べるのか
    【お寿司をどのようなときに食べるか】について聞いたところ、回転寿司店に行く人は「気軽に外食をしたいとき」の70.1%、寿司屋(回らないお寿司)に行く人は「贅沢な気分を味わいたいとき」の33.4%、
    「誕生日や記念日などのお祝いのとき」の30.2%、「家で食べられないものを食べたいとき」21.4%が目立ち、シーンによっての使い分けが明確でした。
    (図6)

    4)お寿司を食べに行くときの一人あたりの平均予算
    【お寿司を食べに行くときの一人あたりの平均予算】について聞いたところ、回転寿司店に行く人は、2000円未満(「1000円未満」「1000円~2000円未満」の合計)と回答した人が70.0%でした。
    (図7)

    5)平日にお寿司を食べに行く時間帯
    【平日にお寿司を食べに行く時間帯】について聞いたところ、ランチタイム(「11時前」「11~12時」「12時~13時」「13時~15時」の合計)の利用で比較すると、回転寿司店に行く人は48.7%、寿司屋(回らないお寿司)に行く人は33.4%と、差が大きく出ました。
    (図8)

    6)お寿司の魅力について
    【お寿司の魅力】について聞いたところ、もっとも多かったのは、回転寿司店に行く人は「気軽に食べられる」81.8%、寿司屋(回らないお寿司)に行く人は「上質なネタを食べられる」80.5%でした。その他、「それぞれ好きな量だけ食べられる」、「明朗会計である」、
    「落ち着いて食べられる」、「高級感がある」などで差が開き、回転寿司店・寿司屋(回らないお寿司)のそれぞれに求めているものが明確でした。
    (図9)






    シニアのコメント集 ~よく行く回転寿司チェーン店 お気に入りの理由~

    求めるのはお得感!
    平日は90円で食べられるので、平日の回転寿司はここと決めている(60代女性)
    味噌汁の無料クーポンがある(50代女性)
    クーポンが新聞チラシに入ってくる(60代男性)
    メール会員のクーポン価格サービスがある(60代男性)
    株主優待券の率がいい(60代男性)
    平日にあら汁がタダ。非常においしい(60代男性)

    豊富なメニュー・品質に納得
    鰻丼、カレーライスもあり、そのときどきで好みのものを食べることができる(60代男性)
    他の店よりよい海苔を使っているのがいい(50代女性)
    醤油の種類が多く、好みのものをいただける(50代女性)
    高級なネタがある(60代女性)
    デザートや、季節ごとのおすすめ寿司がある(50代女性)

    サービスも魅力のひとつ
    回る皿の保護カバーが衛生的(60代男性)
    注文すると別レーンで流れてきて、自分のテーブルの前で自動で停まってくれるので助かる(50代男性)
    新幹線で運ばれてくるため孫が喜ぶ(60代男性)
    皿5枚でできるゲームを孫が楽しみにしている(50代女性)


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    【調査結果を受けて】シニアと回転寿司に親和性あり。お得なクーポンや平日サービスの仕掛けがカギ
    【お寿司をよく食べに行く場所】について聞いたところ、「回転寿司店」77.6%、「寿司屋(回らないお寿司)」22.8%と、大きく差が開きました。今やシニアにとって“回っているお寿司”が主流であることがうかがえます。それぞれどのような相手と、どのようなシーンで利用しているかを聞くと、普段使いは「回転寿司店」、ハレの日は「寿司屋(回らないお寿司)」という明確な使い分けがされていることがわかりました。
    【お寿司を食べに行くときの一人あたりの平均予算】については、「1000円未満」が15%、もっとも多い価格帯は「1000円~2000円未満」と、低予算です。食べる量もそれほど多くないことがうかがえ、「好きなネタを好きな量だけ食べられ、無駄を出さず、低価格に抑えられる」という点において、回転寿司が好まれていると考えられます。実際、旅館・ホテルの食事プランにおいても、質はよく品数は少なめの「会席」や、自分の好きなものを食べたい量だけ取り、無駄を出さない「バイキング」を好むシニアが多くいます。
    【よく行く回転寿司チェーン店を気に入っている理由】については、「平日一皿90円」「平日あら汁無料サービス」「チラシやメルマガのクーポン」「株主優待」など、賢くお得に利用している様子がうかがえました。当社で過去に実施した「シニアのクーポン利用実態調査」(2014年8月22日配信)においても、全体の25.6%が回転寿司店のクーポンを「よく利用する」と回答しており、来店を促すひとつのきっかけになっているようです。平日に時間の余裕があるリタイア後のシニアにとって、“平日お得”であることも魅力で、気軽な外食先の一つとして回転寿司店が利用されていると考えられます。
    メニューが豊富で、好きな量だけ食べられ、無駄がなく経済的。子や孫と行っても楽しめる。シニアとの親和性がとても高い回転寿司。使いやすいクーポンの設定や平日お得なサービスの磨きで、更なる集客アップも見込めそうです。


    (株式会社ゆこゆこ 経営企画室 事業統括グループ  笠原敦子)
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