報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年10月19日 10:30
    中島造園

    空き家問題に「植木屋・造園業」がタッグ! 『全国造園業・空き家問題対策協会』を10月13日設立

    埼玉県加須市で造園業を営む中島造園(代表理事:中島 浩明)を中心に、2015年10月13日に『全国造園業・空き家問題対策協会』を発足しました。

    つたの絡んだ家

    社会問題となっている「空き家問題」について、庭や植木のプロである造園業の立場から解決を手助けすることを目的とします。メンバーは、埼玉県を中心に横浜・浜松・名古屋など各地の造園業で、合計10名からスタート。今後も全国の造園業経営者に参加を呼びかけ、拡大を目指します。

    詳細: http://company-site.jp/zouen-akiya-kyoukai


    ■背景
    <「庭木」がトラブルに、空き家の弊害は「不法投棄・火災」だけじゃない>
    現在、空き家が増えていることによる弊害が問題視されており、2015年5月には空き家対策特別措置法が施行。空き家は、建物の倒壊やごみの不法投棄、火災などのリスクがありますが、実は庭の植木もトラブルを起こす原因の一つとなっています。
    放置され伸びきった庭木が隣家や道路にはみ出したり、害虫が発生し近隣に迷惑をかけるケースも珍しくありません。実際、このように放置された庭木に対して近隣住民から役所にクレームが入り、役所から持ち主に対して指導がされることも多く見受けられます。

    <植木屋への問い合わせの約10%は“空き家(の庭木)”…>
    同協会代表理事・中島 浩明の中島造園には、植木の剪定や伐採の依頼がこの1年で約200件寄せられているものの、そのうち10%近くが空き家についてでした(所有者自体は他にも住居があり、現在誰も住んでいない家の手入れを依頼してくるケースが多い)。
    そこで、今後も増えていくであろう全国の空き家問題に、造園業としての立場で対応すべく、有志をつどいこの度協会の発足に至りました。


    ■『全国造園業・空き家問題対策協会』について
    協会の活動としては、当面は依頼を受けて、空き家になっている庭の植木の剪定、邪魔な木の伐採、草刈などの庭の整備がメイン。今後は、空き家対策の重要性のPR活動、行政と連携しての空き家の庭の保全、空き家の定期見回り等を予定しています(下記参照)。
    現在は任意の団体ですが、賛同者が増えれば法人化も視野に入れています。

    活動予定:
    ◇ホームページや広報誌を利用して、空き家となっている庭の整備の必要性、整備の方法などをPR
    ◇行政と連携して空き家の庭の保全
    ◇定期的に空き家を訪問し庭の管理をするサービスを提供する


    【今後の展開】
    空き家は、今後も増加し続けていくことが予測されます。
    当協会では今後も各地の造園業者の参加を募り、全国的にこの問題に対応していきます。

    【協会構成員】
    代表理事 :中島造園(中島 浩明)※
    埼玉支部 :三村庭苑(三村 敦)
          一地所(野澤 一夫)
          小守谷造園(小守谷 忠夫)
          グリーンテック スガワラ(菅原 健進)
          荻原造園(荻原 雅道)
    神奈川支部:植鈴(鈴木 辰雄)
    静岡支部 :門西造園(門西 豊)
    愛知支部 :ウカイ造園(鵜飼 晃)
    監事   :株式会社あおい総合研究所(道場 明彦)

    ※[代表理事]中島造園 概要
    代表  : 中島 浩明
    所在地 : 〒347-0063 埼玉県加須市久下4-4-7
    URL  : http://company-site.jp/nakajima-zouen