プレスリリース
完全キャッシュレスバスの実証運行を実施【相鉄バス】
11月1日(土)から路線バス1路線で
運転士の負担軽減と経営改善を目的とした完全キャッシュレス化の推進
相鉄グループの相鉄バス㈱(本社:横浜市西区、社長:大久保 忠昌)は、2025年11月1日(土)から、旭営業所の路線バス1路線「旭15系統(鶴ヶ峰駅~森の台小学校入口~中山駅)」において、完全キャッシュレスバスの実証運行(以下、本実証運行)を実施します。
本実証運行は、相鉄バスが、国土交通省の「令和7年度 完全キャッシュレスバス実証運行」の参加事業者に応募し、採択を受けたことから実施するものです。
昨今、バス事業を取り巻く環境は厳しい状況が続いており、運転士の確保およびバス路線網の維持が課題となっています。これらを解決するため、国土交通省にて運転士の負担軽減と大きな経営改善効果が期待される「完全キャッシュレスバス」の実証運行が推進されています。当社においても、本実証運行を行うことで、完全キャッシュレスバスの効果や課題を検証するとともに、本格運行に向け、お客さまのさらなる理解の醸成を図ってまいります。
相鉄バスでは、「やさしさをのせて、ともに ゆたかな未来へ」というパーパス(存在意義)に基づき、ご利用されるお客さまにとって便利で快適なサービスを維持するとともに、キャッシュレス社会やインバウンド需要への対応も進めてまいります。
何卒、本実証運行の趣旨にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


完全キャッシュレスバスの実証運行の概要
1.実施期間
2025年11月1日(土)から2026年1月31日(土)(予定)
※期間中、毎日(平日・土日祝日すべて)実施
2.対象路線
旭15系統 鶴ヶ峰駅~森の台小学校入口~中山駅
※始発から終車まで、両方向が対象
※詳しくは以下のウェブページをご覧ください。
3.目的
バス事業を取り巻く厳しい環境のなか、課題となっている運転士の確保および経営改善によるバス路線網の維持などを解決するための一助として、「完全キャッシュレスバス」の効果や課題を検証し、早期の本格導入を目的に実施します。
4.運賃
大人240円・小児120円(他の路線バス同様、ご本人の記名式小児ICカードご利用の場合のみ50円)
※乗車区間にかかわらず均一運賃となります。
5.利用方法
均一料金路線であるため、前扉から乗車いただき、中扉から降車いただく運賃先払い制(専用読み取り装置あり)
6.決済手段
●交通系ICカード
Suica、PASMOなど
※「Suica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「PASMO」「モバイルPASMO」は、株式会社パスモの登録商標です。
●タッチ決済対応カード(クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード)
VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners、DISCOVER、UnionPay
●QRコード決済
PayPay、d払い、auPAY、楽天ペイ、メルペイ、AEON Pay、Alipay、WeChatPay
※QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。
7.その他
●実証運行期間中、原則として、現金でのお支払いはできませんので、あらかじめご了承ください。
※現金のみお持ちのお客さまにつきましては、乗務員へお申し出ください。
●バス車内での交通系ICカードへの現金によるチャージ(ご利用可能額の追加)は可能です。
チャージの際にご利用可能な紙幣は千円札のみとなります。
※オートチャージ機能には対応していませんのでご注意ください。
8.お問い合わせ先
(1)相鉄バス㈱ 運輸車両部運輸課
TEL 045-319-2321(平日9:00~18:00 土日祝日・年末年始除く)
(2)相鉄グループウェブサイト