プレスリリース
【調査レポート】高校生3,450人が語る「なりたい大人」——キーワードは“貢献”と“自律”
「お金」や「地位」よりも「誰かの力になりたい」内面的な豊かさを重視する傾向が鮮明に。
近年、若者の価値観が多様化する中で、彼らがどのような大人を理想としているのか。今回、3,450件の高校生の作文を分析した結果、現代の若者たちが抱く「大人像」の輪郭が浮かび上がってきました。
カテゴリー別の傾向(集計結果)
作文の内容をキーワードごとに分析したところ、最も多かったのは「他者貢献・優しさ」に関する記述でした。


分析:3つの主要な「大人像」
「誰かの役に立ちたい」——他者貢献が最大のモチベーション
全体の約3割(特定カテゴリー中40%以上)を占めたのが、「困っている人を助けたい」「誰かを笑顔にしたい」という他者への貢献を重視する意見です。かつての成功モデルであった「高い地位」や「権力」への憧れは影を潜め、身近な人を幸せにすることに価値を見出す、極めて利他的な視点が見て取れます。「揺るがない自分」——精神的な自立と余裕への憧れ
次に目立ったのが、「精神的な強さ・余裕」です。「芯が強い大人」「感情的に怒らない大人」「自立している大人」といったワードが頻出しました。不安定な社会情勢を背景に、周囲に流されず、自分をコントロールできる力を「大人らしさ」の象徴として捉えているようです。「人生を楽しむ」——仕事とプライベートの調和
「仕事だけ」の人生ではなく、「趣味を大事にする」「毎日をキラキラ楽しむ」といった、QOL(生活の質)の向上を掲げる声も多く見られました。「お金がある大人になりたい」という回答も、その多くは「自由を手に入れるため」「心に余裕を持つため」という手段としての記述であり、単なる贅沢よりも「人生の充実」が主目的となっています。
【データ】
調査対象:おおぞら高校 在籍生 の 作文データ
サンプル数:3,450件
分析手法:テキストマイニングによるキーワード分類・集計
備考
※本調査の背景や、過去3年分の高校生の「なりたい大人」についての解説記事を公式サイト「おおぞらコラム」に掲載しています。
「【3,000人の本音を分析】「なりたい大人」への思いはどう変わった?3年間の作文から見えた高校生の現在地(2023-2025)」
https://www.ohzora.net/column/1987/
法人概要
法人名:学校法人KTC学園
理事長:前田 益見
所在地:〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内34-2
設立:2002年4月
事業内容:広域通信制・単位制 屋久島おおぞら高等学校の運営/通信制高校サポート校 おおぞら高等学院の運営
公式サイト:https://www.ohzora.net/
※教育プログラム「なりたい大人になるための学校®」は2024年度グッドデザイン賞受賞