プレスリリース
オンラインセミナー『こころのやまいのとらえかた』を広げて臨床に活かすゼミ 第7回「時間から見えてくるやまい」を開催します

日本公認心理師ネットワークが、2025年11月25日19時00分から20時30分まで、『こころのやまいのとらえかた』を広げて臨床に活かすゼミ 第7回「時間から見えてくるやまい」でオンラインセミナーを開催します。
【内容】
『こころのやまいのとらえかた』とは、クライエントの病理や困りごとだけに着目するのではなく、心理学、医学、哲学、社会学など幅広い視点からクライエントをとらえ、心理支援に活かすことを目指した本です。このゼミでは、『こころのやまいのとらえかた』を1章ずつ精読していき、クライエントをやわらかくとらえていくために知っておくべきことや考えておくべきことをおさえていきます。
今回のゼミで取り扱う第7章のテーマは、「時間から見えてくるやまいーー症状と自己」です。
私たちは、心理臨床の現場で「こころのやまい」と向き合うとき、それをどのように理解し、語ればよいのでしょうか。
『こころのやまいのとらえかた』第七章では、時間の流れのなかで「こころのやまい」を捉え直す視点が示されています。
このゼミでは、こころのやまいを「治すべきもの」としてではなく、「どのような意味があるのか」を考えていきます。
小児期逆境体験や心的外傷後成長などを手がかりに、「こころのやまい」がもつ意味や「支援とは何か」を問い直す時間になればと思います。
資格や経験は問いません。ご興味のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。
このようなニーズのある方はぜひ一緒に学びましょう。
・「症状」や「回復」を新しい視点から考えたい方
・発達・トラウマ・成長をめぐる視点を臨床に取り入れたい方
・「こころのやまい」の意味に着目したい方
「こころのやまいのとらえかた」が追い求めている世界観
・とらえる視点に伴って、見えてくる側面が異なる
・したがって、「とらえかた」は臨床に影響を与える
・「とらえかた」をやわらかく広いものにしていきたい
・「とらえかた」が狭くなるのは、「答え」が少ないからではないか
・多くの答えを得るために、多くの視点からの「問い」を提供したい
・「とらえかた」はすべて自分のなかに収めていくことができるはず
事前学習とゼミの参加方法
オンライン開催(Zoomのミーティング機能で実施するため、講義部分のみ見逃し配信あり)
1.可能であれば、『こころのやまいのとらえかた』第7章「時間から見えてくるやまいー症状と自己」を読む。
2.(事前に読めた方は)本を読んで感じた疑問やコメントを、フォームに書き込む。
3.当日のゼミに参加する(講義部分は、1ヶ月間の見逃し配信あり)
*今回のゼミでは、講師からの講義のあと、参加者の皆さんからの疑問やコメントに対して、フィードバックをいたします。ゼミでは、各自「音声・カメラオン」もしくは「音声・カメラオフ」を選んで参加いただけます。事前学習ができない場合でも、お気軽にご参加ください。
*各回で参加チケットの販売を行います。全ての回に出席する必要はありません。学びたい回にご参加ください。次回以降の日程は、決まり次第お知らせいたします。
参加資格
資格や経験は問いません。ご興味のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。
【講師】
佐々木淳先生(大阪大学 大学院人間科学研究科 臨床心理学研究分野 教授)
【イベント概要】
日時:2025/11/25 (火)19:00 - 20:30
方法:オンライン開催
参加費:3980円
ゼミの使用書籍(※ご自身でご用意ください)
『こころのやまいのとらえかた』
著:佐々木淳
出版社:ちとせプレス
発行日: 2024年4月1日
ISBN: 978-4-908736-36-0
定価: 2400円+税