報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年10月1日 13:00
    クラシエ株式会社

    知育菓子®の体験価値を科学的に検証 「ねるねるねるね」を用いた共同研究で新たな知見

    ―脳波や反応時間、主観的な集中感との関連を示唆―

     クラシエ株式会社は、東海光学株式会社との共同研究により、「ねるねるねるね」を用いて知育菓子®の体験価値を科学的に検証しました。
    本研究では、知育菓子®の特長である「作って食べる体験」に着目し、脳波、認知課題、主観評価を用いて検証しました。その結果、「ねるねるねるね」を作って食べる体験と、脳波や認知課題の反応時間、主観的な集中感との関連が示唆されました。これらの結果は、知育菓子®が提供する体験価値を客観的な指標で捉える可能性を示すものです。

    知育菓子®ならではの体験価値に着目

     知育菓子®は、自分で作って食べる楽しさが特長の手作りお菓子です。今回の研究で対象とした「ねるねるねるね」は、粉と水を混ぜることで色や食感が変化する知育菓子®の代表的な商品であり、作る過程で起こる色や状態の変化も楽しめます。
     知育菓子®はこれまで、おいしさだけでなく、作る過程で生まれるワクワク感や驚き、発見を提供してきました。そこで本研究では、こうした知育菓子®が提供する体験価値について、科学的な観点から検証しました。

    ※画像はイメージです。
    ※画像はイメージです。

    脳波・認知課題・主観評価の3つの観点から検証

     健康な成人男女19名を対象に、「ねるねるねるね」を作って食べてもらい、その前後で脳波、認知課題、主観評価の3つの観点から評価を行いました。また、比較対象として、「ねるねるねるね」を作らない安静条件を設定しました。安静条件では、「ねるねるねるね」の作製および喫食に相当する各2分30秒を安静時間とし、同じ参加者が別の日に両方の条件に参加しました。
    測定は、実験開始時、「ねるねるねるね」の作製直後、喫食直後、喫食5分後、喫食10分後の計5回実施しました。
     脳波評価では、刺激の認知に関連して現れる脳波成分であるP300の潜時を測定しました。
     認知課題では、参加者に画面中央の点を見ながら、画面周辺に不定期に現れる橙色の丸を見つけた際に、
     できるだけ早くボタンを押してもらい、刺激が表示されてからボタンを押すまでの反応時間を測定しました。
     主観評価では、各測定後に、課題にどの程度集中できたと感じたかについてVAS法を用いて評価しました。

    なお、本リリースでは、食品としての喫食後の生理的効果には言及せず、喫食前にあたる作製直後までの脳波および認知課題の結果と、実験全体の主観評価の結果を紹介します。

    【結果①】作製直後に、脳波成分P300の潜時が短縮

     「ねるねるねるね」を作る条件では、同じ時間を安静に過ごす条件と比較して、作製直後のP300潜時が有意に短くなりました。P300は、刺激の認知に関連して現れる脳波成分です。
     ※本結果は「ねるねるねるね」の喫食前に得られたものであり、食品としての喫食後の生理的効果を示すものではありません。

    【図1 喫食前の作製直後における脳波成分P300の潜時】
    【図1 喫食前の作製直後における脳波成分P300の潜時】

    【結果②】安静条件と比べて、認知課題の反応時間が短くなる傾向を確認

     「ねるねるねるね」を作る条件では、同じ時間を安静に過ごす条件と比べて、作製直後の認知課題における反応時間が短くなる傾向がみられました。
    ※本結果は「ねるねるねるね」の喫食前に得られたものであり、食品としての喫食後の生理的効果を示すものではありません。

    【図2 認知課題におけるボタン押し反応時間】
    【図2 認知課題におけるボタン押し反応時間】

    【結果③】主観評価で、主観的な集中感が高くなることを確認

     参加者による主観評価では、「ねるねるねるね」を作って食べる条件において、同じ時間を安静に過ごす条件と比べて、喫食直後から喫食10分後まで、課題に対する主観的な集中感が有意に高くなりました。
    ※本結果は客観的な集中力そのものを示すものではなく、参加者が回答した主観的な集中感の変化を示すものです。

    【図3 課題に対する主観的な集中感】
    【図3 課題に対する主観的な集中感】

    知育菓子®の体験価値に関する新たな知見

     本研究では、「ねるねるねるね」を作る条件において、同じ時間を安静に過ごす条件と比べて、脳波成分P300の潜時や認知課題の反応時間に違いがみられました。また、喫食後には、主観的な集中感が高くなることが確認されました。
     「ねるねるねるね」には、混ぜる、練る、変化を観察するなど、さまざまな体験要素が含まれています。今回の結果は、こうした「作って食べる体験」が脳波や認知課題の反応時間、主観的な集中感と関連する可能性を示すものです。また、知育菓子®が提供する体験価値を客観的な指標によって評価できる可能性を示した点に意義があります。
     一方で、本研究では、どの体験要素が結果に影響したのかは明らかになっていません。また、作ることと食べることを一連の体験として評価しており、それぞれの影響を個別に検証したものではありません。

     今後も、知育菓子®ならではの体験価値について研究を進め、お菓子を通じた新たな価値の提供に取り組んでまいります。
    なお、本研究は、クラシエ株式会社(ウェルビーイングリサーチセンター・食品研究所)と東海光学株式会社との共同研究として実施したものです。研究成果は、2026年9月17日に開催された日本感性工学会で発表しました。

    【研究に関する注記】

    ※本研究は、健康な成人男女19名を対象に、特定の試験条件下で実施したものであり、子どもを対象とした研究ではありません。
    ※本研究の結果は、特定の条件下で得られたものであり、商品の一般的な機能や効果を示すものではありません。また、すべての方に同様の結果が得られることを保証するものではありません。
    ※本研究では、「ねるねるねるね」の作製と喫食を一連の体験として評価しており、それぞれの影響を個別に検証したものではありません。
    ※本リリースで紹介する集中感の結果は参加者による主観評価に基づくものであり、客観的な集中力そのものを示すものではありません。
    ※本リリースで紹介する脳波および認知課題の結果は、喫食前にあたる作製直後までの評価です。いずれも食品としての喫食後の生理的効果を示すものではありません。

    知育菓子®は「子どもの自信を育むお菓子」へ
    知育菓子®は「らしく、のびていく。」をキーワードに、「個性を伸ばす」「失敗を楽しむ」「違いを尊重する」という 3つの価値を提供し、「子どもの自信を育むお菓子」として進化していきます。