報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年8月14日 10:00
    株式会社プラネット

    “飲料水の都市伝説を発見。飲んでいる水で出世できるかがわかる!?” <飲料水と熱中症に関する意識調査>を実施 さまざまなお水事情が明らかに

    “そのままの水道水”を飲料水にしているのは、約半数  記録的な猛暑、9割以上が「こまめな水分補給」で熱中症対策

    株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、飲料水(ミネラルウォーター)と熱中症に関する意識調査を実施しました。 本調査は、旬の消費財にまつわるトピックスをまとめた「Fromプラネット」の第17号として公開しています。 URL: http://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html ■やはり熱中症は怖い。夏場は2人に1人は対策している  夏の暑さが厳しい日本列島。この時期に注意したいのが熱中症です。すでに、熱中症の疑いのある高齢者が死亡する事故も報道されており、日々の予防や対策が重要になってきています。  そこで今回は、飲料水(ミネラルウォーター)と熱中症に関するアンケートを実施しました。まずは「熱中症になったことがあるか?」を質問したところ、性・年代別にみると、意外にも1回でも経験のある人が20代以下や30代と若い世代に多いことがわかりました。熱中症になる人は、高齢者や子どもが多いイメージですが、それ以外でも屋外で働く人・キッチンで火を使う人・屋外でスポーツする人も特に注意が必要と言われています。  また「夏場に熱中症対策をしていますか」との質問には、2人に1人が「対策をしている」と回答しました。 「あなたは今までに熱中症になったことがありますか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_1.png 「あなたは、夏などの暑い時期に熱中症対策をしていますか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_2.png ■熱中症対策といえば、何をおいても水分補給  「どんな熱中症対策をしているか」と聞いてみました。  大多数の人が回答したのは「こまめに水分補給をする」が91.4%で、熱中症にならないためには、喉が乾いていなくてもこまめに水分補給をすることが重要と言われています。次いで「エアコン・扇風機を使う」が65.5%、「暑い日は無理をしない」が55.2%という回答が得られました。  男女で差があったものは「日傘をさす・帽子をかぶる」の回答で、女性の回答率が40%以上男性の回答を上回っていました。  少数派ですがユニークな回答は「熱中アラームを持って外出する」というもの。熱中アラームは、暑さ指数(WBGT)や湿度などが計れる熱中症指数計で、屋外での活動が多い人は利用する価値がありそうです。  また「ゴーヤカーテンを作る」という、エコな熱中症対策で夏を乗り切るという意見もありました。 「どのような対策をしていますか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_3.png ■飲料水事情から見えたのは、地方の豊かさと出世の秘訣!?  ほとんどの人が熱中症対策に水分補給を心がけている上で「自宅で飲んでいる飲料水は何か」を聞きました。  すると、45.0%の人が「水道水をそのまま飲んでいる」という意外な結果に。次いで多かったのは、蛇口に付けるタイプ・据置タイプ・濾過タイプなど、浄水器を使用して水道水を飲んでいる人が39.5%。そして市販のミネラルウォーターを飲んでいる人が26.4%でした。  上の回答を地域別に分析したところ、水道水をそのまま飲んでいる人が多い地域は「北陸地方」67.0%、「甲信越地方」61.6%、「北海道」58.4%となりました。  北陸地方の人は、3人に2人が水道水を愛飲していることになります。この調査から、水源環境のいい地方では、水道水をそのまま飲んでいる人が都会の人に比べて圧倒的に多いことがわかりました。また、水道水をそのまま飲まない地域は、やはり「関東地方」で38.6%。同時にミネラルウォーターの利用率も全国で一番高く、29.7%でした。  また、参考までに職業別の飲料水事情を見てみると、注目すべき点は会社役員や経営者といった富裕層のデータです。水道水をそのまま飲むことに抵抗があるようで、33.1%と他の職業の人よりも圧倒的に低い数値となっています。同時にミネラルウォーターの使用率が30.6%で1位。ウォーターサーバーの使用率に至っては、全体の4.2%を大きく上回る10.0%と高い利用率でした。  このデータから言えるのは“出世する人ほど飲料水にもこだわっている”ということ。飲料水に出世の秘訣があるのかもしれません。 「ご自宅での飲料水はどれですか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_4.png ■地震大国・日本の課題。水の備蓄には“少々のんき”という現状  飲料水事情がわかりましたが「水道水が出ない」という状況を想像すると、東日本大震災以来、非常時の飲料水への意識がシビアになったような気がします。  そこで、天災時の水不足に備えて「飲料水をストックしているか」を聞きました。  「ストックしている」と答えた人は44.1%と半数弱という結果に。12L以上を備蓄している世帯は50代以上世帯で約半数。若い世帯は半数を切っています。  一般的に、非常時に必要な飲料水は、「1人当たり1日約3Lで3日分」と言われています。世帯の人数にもよりますが、このデータだけを見ると、十分な量と言えないことがわかります。大震災の教訓がありながらも、ストック場所といった住宅の問題やミネラルウォーターの消費期限などの問題で、必要な量がストックできていないという現状が見えました。 「ご自宅では飲料水を非常時の為にストックしていますか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_5.png ■水を選ぶときは、何よりも価格重視  「ミネラルウォーター購入時、何を基準にしているのか」を聞いてみました。  一番多かった意見は「価格」で66.1%。次いで「味(おいしいか)」が41.4%、「容量(ペットボトルのサイズ)」37.4%という回答でした。  ミネラルウォーターは、消耗品ゆえに成分や硬度よりも価格を重視する傾向にあるようです。また、味も重要なポイントのようで「いつも決まったものしか買わない」という人が多いのも、ミネラルウォーター購入時の特徴と言えるかもしれません。 「購入する際に重視する点は何ですか」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_6.png ■売れ筋上位には、国産でかつ安価な水がランクイン  実際に売れているミネラルウォーターのランキング結果でトップ10に入っている商品は、ほとんどが2Lの商品でした。  購入重視ポイント「容量(ペットボトルのサイズ)」と一致した結果となっています。「価格」についても、スーパーやドラッグストアで比較的安価に購入できる商品がランクインしており、やはり前質問の内容と一致しています。  また、水の成分にこだわって購入していると予測される硬水「Contrex」については、喉を潤すことよりも健康・美容アイテムとしてリピート率が高くなっているのではないかと推測されます。 ミネラルウォーターの売れ筋ランキング https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_7.png ■毎日飲むものだから!水へのこだわりは十人十色  水道水やミネラルウォーターのこだわりの利用方法について聞いてみました。毎日使うものなので、こだわり方もバラエティ豊かです。 ・イタリア料理には炭酸水を使う。 ・シチューなどの肉煮込み料理には硬水を使用する。 ・氷を作るときは菌が入るのであえて水道水でつくる。 ・体調が気になったときは、硬水を飲むようにしている。 ・インターネットでいろんな日本各地のお水を買って飲み比べるのが楽しい。 ・自然の湧水を県外まで汲みに行っている。 ・いいお茶の葉を使うときは水にこだわる。 ・お米をとぐとき6回ほど水道水を使うが、最後のすすぎは浄水を使い、炊くときも浄水を使っている。 ・ペットの飲料用にも使用しているので、pH6.5以下でミネラル含有量が少ないものを購入している。 「水道水・ミネラルウォーターなどの「こだわりの利用方法」についての回答 https://www.atpress.ne.jp/releases/70427/img_70427_8.png  飲料水(ミネラルウォーター)と熱中症に関する調査は、以上の結果となりました。  残暑厳しいこの季節を乗り切るためには、こまめに水分補給することが不可欠です。水道水派もミネラルウォーター派も、ライフスタイルや体調に合わせた飲料水をセレクトして、暑さに負けない潤った体をキープすることが大切だということがわかりました。 【株式会社プラネットとは】  メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラとしてサポートしている企業です。 http://www.planet-van.co.jp/ 【From プラネットとは】  消費財流通における業務効率化を支えるEDI(電子データ交換)やデータベースサービスを提供する株式会社プラネット(東証JASDAQ上場、証券コード:2391)がご紹介する、旬の消費財にまつわるトピックスです。