報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年7月28日 13:00
    Fime Japan株式会社

    2027年完全施行のEUサイバーレジリエンス法(CRA)対応を支援するサービスを開始

    欧州の専門家と連携し、日本企業のCRA対応をトレーニングから適合性評価まで一貫して支援

    Fime Japan(本社:東京都港区、代表取締役:James Daniels、以下「Fime」)は、日本企業の欧州連合(EU)のサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act、以下「CRA」)への対応を支援する新サービスの提供を開始しましたので、お知らせします。

    本サービスは、ネットワーク接続機能を備えたデジタル製品を欧州市場へ輸出・展開する企業を対象に、CRAへの適合に向けた取り組みを包括的に支援するものです。

    現在、本サービスでは、CRAに関するトレーニング、コンサルティング、およびCRA要求事項に対するギャップ分析を提供しています。今後は、Notified Body(指定適合性評価機関)との連携支援を含め、適合性評価までをワンストップで支援する体制を構築し、お客様のCRA対応を包括的にサポートしてまいります。

    サービス提供の背景

    CRAは、欧州市場で販売されるデジタル製品に対し、サイバーセキュリティ要件への適合を義務付けるEUの新たな規則です。CRAの適用が進む中、EU市場で製品を販売・継続販売する企業にとって、CRAへの対応は不可欠となります。これらの要件を満たすことは、単なる法令遵守にとどまらず、欧州市場における事業継続を実現するための重要な要件となっています。

    一方、日本企業においては、CRA対応に向けた準備を進めるうえで、さまざまな課題が指摘されています。Fimeは、こうした課題の解決を支援し、日本企業がCRAへ円滑かつ効率的に対応できるよう、本サービスの提供を開始しました。主な課題は以下のとおりです。

    • CRAの要求事項は複雑で、何から対応を始めればよいのか分からず、製品分類についても判断が難しい状況です。
    • 自社製品がCRAの適用要件を満たしているか評価することが難しい。
    • CRAに対応できる専門知識を持つ人材が社内に不足している。
    • CRAの適合性評価を担うNotified Body(認定機関)は現時点ではまだ指定されていないが、本格施行に向けてできるだけ早期に準備を進める必要がある。

    サービス概要

    Fimeでは現在、企業のCRA対応を支援するため、以下のサービスを提供しています。
    • CRA概要および要求事項に関するトレーニング
    • 製品・開発プロセスに対するコンサルティング
    • CRA要求事項とのギャップ分析

    今後は、お客様のCRA対応をより包括的に支援するため、以下のサービスを新たに提供する予定です。
    • 適合性評価に向けた支援
    • Notified Bodyとの連携支援

    これらのサービスを通じて、Fimeはトレーニングから適合性評価までをワンストップで支援する体制を構築し、お客様がCRAへの適合に向けた取り組みを円滑に進められるよう包括的にサポートしてまいります。

    Fimeの強み

    Fimeは、長年にわたりセキュリティ評価・認証支援サービスを提供してきた実績を有しています。PCI MPoCをはじめとするPCIやEMVCo関連の国際的な認証・評価サービスを世界各国で提供しており、欧州・アジア・北米に拠点を展開しています。

    本サービスでは、欧州を拠点とするCRAの専門家が、最新の規制動向を踏まえた実践的な知見をもとに、日本企業を直接支援します。トレーニング、ギャップ分析、コンサルティングから、今後提供予定の適合性評価支援まで、CRA対応に必要なプロセスをワンストップで提供し、お客様が効率的かつ確実にCRAへの適合を実現できるよう包括的にサポートします。

    また、Fime Japanが日本企業と欧州のCRA専門家との橋渡し役を務めることで、言語の壁を解消し、プロジェクト全体を通じてスムーズなコミュニケーションを実現します

    今後の展望

    CRAへの対応は、欧州市場で製品を提供する企業にとって継続的な重要課題となります。2026年9月11日からはCRA第14条が適用され、すべてのデジタル製品ベンダーに対して、自社製品に影響を及ぼすセキュリティインシデントの報告が義務付けられます。さらに、2027年12月11日以降にEU市場へ投入されるすべての新製品については、CRAへの完全な適合が義務化されます。要件に適合しない企業には、最大1,500万ユーロまたは全世界での年間売上高の2.5%のいずれか高い額の制裁金が科される可能性があります。

    Fimeは、セキュリティ評価および認証支援におけるグローバルな専門知識と、欧州全域に広がるCRA専門家ネットワークを活用し、日本企業のCRAへの適合と継続的なコンプライアンス維持を支援するとともに、欧州市場における長期的な事業展開をサポートしてまいります。

    Fime について

    Fimeは、コンサルティング部門であるConsult Hyperionとともに、お客様が信頼性と安全性に優れた決済、スマートモビリティ、デジタルアイデンティティソリューションを企画・開発し、市場へ展開できるよう支援しています。

    私たちは、グローバルな業界知見と地域に根ざしたインサイトを組み合わせ、戦略・技術コンサルティング、テストプラットフォーム、試験・認証サービスにおいて豊富な実績を有しています。

    世界各国に900名を超えるコンサルタントとエンジニアを擁し、お客様と緊密に連携しながら、製品・サービスの構想策定から設計、開発、試験・評価までを一貫して支援します。製品アイデアを市場価値のあるソリューションへと具現化し、意思決定に伴うリスクを低減するとともに、市場投入までの期間を短縮し、お客様の競争力向上に貢献します。

    私たちは、お客様とともに革新的な技術を、信頼性が高くシームレスな取引とデジタルアイデンティティの未来を支えるソリューションへと進化させていきます。

    詳細については https://www.fime.com/ja/ をご覧ください。

    本件に関するお問い合わせ先

    Fime Japan
    salesjapan@fime.com
    TEL: 03-6435-8020