報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年7月28日 15:00
    一般社団法人日本分析機器工業会 JAIMA

    中・高校生向け分析機器体験実習「JAIMAサマーサイエンススクール」を実施  ~分析機器を操作体験し科学技術への関心を高め、学生の理科離れを防ぐ~

    一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:栗原 権右衛門/日本電子株式会社 代表取締役社長)は、分析機器の体験実習「JAIMAサマーサイエンススクール」を7月23日に日本科学未来館で開催しました。 日本分析機器工業会ホームページ: http://www.jaima.or.jp/ この催しは、中・高校生のみなさんに実際に分析機器を操作体験してもらうことで、様々な産業を支える基盤となっている分析機器・技術についての理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的としたもので、2011年5月に開催された「ICAS 2011公開講座」をきっかけとして、JAIMA技術委員会の企画として2012年より開催しているものです。 JAIMA会員から構成される技術委員会の各協力企業などが、実際に持ち寄った分析機器を稼働させ、首都圏の中高校生(65名)に対して、3~4名ずつの小グループで各装置の概要説明、操作体験実習を行いました。 受講した高校生の中には、2回目あるいは初回から連続して3回目の参加となった方もおり、夏休みの人気イベントといえるものとなっております。 受講者から、来年もぜひ参加したいとのコメントもいただいておりますので、来年度も引き続き開催する方向で検討しております。 本企画を担当したJAIMA技術委員会の新村委員は、「最近では、日本人がノーベル化学賞や物理学賞を受賞することは格段珍しい事では無くなって来ておりますが、その一方で学生の理科離れが危ぶまれております。幼い頃、誰もが一度は興味を持つ宇宙の不思議や自然界の摂理に対する素朴な疑問は、日々の生活に追われる過程で段々と薄れていってしまうようです。JAIMAサマーサイエンススクールには、こうした自然界への興味や疑問をより身近に感じてもらい、少しでも理解を深めていただければとの思いが込められています。今後、より多くの方々にご参加いただければ幸いです。」と述べています。 実施概要、参加協力企業等は以下のとおりです。 【実施概要】 日時  :2015年7月23日(木曜日) 12:30~17:00 場所  :日本科学未来館(第1~3会議室(7階)) 参加人数:65名 【協力企業及び使用装置】 協力企業名:アジレント・テクノロジー株式会社 使用装置等:TapeStation(バイオ関連の電気泳動装置)、       フーリエ変換赤外分光光度計 協力企業名:大塚電子株式会社 使用装置等:キャピラリー電気泳動装置 協力企業名:サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 使用装置等:フーリエ変換赤外分光光度計、卓上NMR 協力企業名:株式会社島津製作所 使用装置等:高速液体クロマトグラフ 協力企業名:東亜ディーケーケー株式会社 使用装置等:イオンクロマトグラフ 協力企業名:日本電子株式会社 使用装置等:卓上電子顕微鏡 協力企業名:日本分光株式会社 使用装置等:紫外可視分光光度計 協力企業名:株式会社日立ハイテクサイエンス 使用装置等:走査プローブ顕微鏡、熱分析装置 協力企業名:株式会社日立ハイテクノロジーズ 使用装置等:卓上電子顕微鏡 協力企業名:株式会社堀場製作所 使用装置等:pH計、蛍光X線分析装置 協力企業名:平沼産業株式会社 使用装置等:水分計/滴定装置 協力企業名:株式会社リガク 使用装置等:携帯型ラマン分光装置、携帯型蛍光X線分析装置 協力企業名:光明理化学工業株式会社 使用装置等:ガス検知管・ガスセンサ