プレスリリース
【名城大学】女子駅伝部が王座奪還へ、富士山女子駅伝に挑む

女子駅伝部は12月30日、静岡県富士宮市、富士市で開催される「2025全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)」で王座奪還をかけ出場します。
4区まで上位につけ、後半3区間で勝負

大会前日の29日には富士市文化会館でプレスインタビューが行われ、女子駅伝部の米田勝朗監督(法学部教授)は「10月の全日本大学女子駅伝は1年で日本一を奪還する思いで戦ったが、22秒及ばなかった」と悔しさを滲ませながら、「今秋シーズンだけで15分台が9名出て、エントリーメンバーで一番遅い選手でも16分3秒。選手層は暑くなった」と自信を見せました。明日、解説を務める増田明美さんから優勝する時の空気感を問われると、「12年ぶりに優勝した時は加世田梨花が入部した年だった。その時と同じように1年生でありながら、細見、橋本、金森など重要区間を任せられる選手が入り、チームが変わる時はこういった変化が起こる」と話し、「最長区間の5区は細見が自ら走りたいと名乗りをあげ、その意思を尊重した」と起用の意図を語りました。
髙橋尚子さんから理想のレース展開の質問では、「1区の金森は富士山女子駅伝に合わせて練習してきた。1区でいい流れを作り、4区まで上位につけ、後半3区間で勝負したい。4年生と1年生が融合し、総合力で結果を出したい」と意気込みを示しました。
矢嶋部長「皆さんの笑顔をみたい」


選手宿舎となったホテルで行われた最後のミーティングでは、矢嶋光部長(法学部准教授)から出走選手にゼッケンが手渡され、矢嶋部長は「4年生は学生最後の駅伝。精一杯頑張ってほしいし、1年生は新しい風を吹き込んでほしい。この2年間、皆さんの涙ばかりを見てきた。明日は笑顔を見たい」と激励しました。
出走メンバーに選ばれた選手ひとり一人から決意表明もあり、初の大学駅伝出場となる1区の金森詩絵菜選手(人間学部1年)は「前半シーズンは怪我で思うように走れなかった。支えてくれた方々や仲間のおかげでここに立てる。1区として流れを作る走りをし、後に続く自慢の先輩と同期に襷を繋ぎたい」。2区の大河原萌花選手(法学部4年)は「3年間苦しい思いをたくさんしてきた。明日は大学最後の駅伝。自分の持っている力を最大限発揮して、悔いのない走りをしたい」。6区の山田未唯選手(学部3年)は「皆の思いがこもった襷を、7区の(橋本)和叶に何があっても1番で渡す」と意気込みを話しました。
米田監督「ひと区間ひと区間が勝負。どんな展開になっても諦めず戦ってほしい」
米澤奈々香キャプテン(人間学部4年)は「このチームで臨める最後の駅伝。全日本では悔しい思いをしてみんな涙を流したと思うので、次こそ笑って2025年を締めくくりましょう」と呼び掛け、米田監督は、「4年生の(石松)愛朱加がうまく走れない時があり、今回の7人のメンバーを決めるのには、本当に悩んだ。ただ、愛朱加の集中力、経験を含めて、勝負しようと決めた」と苦しいメンバー選考の胸の内を明かし、「全日本も自信をもって送りだしたメンバーだったが負けた。一度狂った歯車を元に戻すのはこんなに難しいものかと実感している。明日も最後の最後まで分からない接戦に間違いなくなる。ひと区間ひと区間が勝負でどんな展開になっても、苦しくても諦めず戦ってほしい」と檄を飛ばしました。
レースは30日10:00に富士宮市の富士山本宮浅間大社前をスタートし、富士市の富士総合運動公園陸上競技場をゴールする7区間43.4kmのコースで行われます。レースの様子は9:55からフジテレビ系列全国ネット(東海地区は東海テレビ)で生中継されます。
王座奪還に向け、応援よろしくお願いします!




2025全日本大学女子選抜駅伝 出場選手
| 1区(4.1km) | 金森 詩絵菜 | 人間学部1年 |
| 2区(6.8km) | 大河原 萌花 | 法学部4年 |
| 3区(3.3km) | 石松 愛朱加 | 人間学部4年 |
| 4区(4.4km) | 米澤 奈々香 | 人間学部4年 |
| 5区(10.5km) | 細見 芽生 | 人間学部1年 |
| 6区(6.9km) | 山田 未唯 | 人間学部3年 |
| 7区(8.3km) | 橋本 和叶 | 法学部1年 |