報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年10月19日 15:30
    株式会社DEECH

    生成AI経由のWebサイト流入、直近1年で3.5倍に加速

    ~全国170サイトのGA4定点調査、第2回  月間AI流入比率は0.3%を突破、フィットネスなど店舗型業種で急伸~

    株式会社DEECH(代表取締役CEO:小菅 義和、代表取締役COO:佐藤 正)は、当社がマーケティング支援を行う全国69社・団体、170のWebサイトのGoogle アナリティクス(GA4)データをもとに、ChatGPTなどの生成AIサービス経由のWebサイト流入(以下、AI流入)の実態を調査しました。本調査は2026年7月公表の第1回調査に続く、四半期ごとの定点観測の第2回です。



    ■国内の生成AI利用率が急増 浸透・普及進む

    総務省が発表した「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」によると、日本での生成AIサービスの利用経験率は年々大きく上昇しています。「使っている(過去使ったことがある)」と回答した人の割合は2023年度調査の9.1%から2024年度調査では26.7%へ拡大。2025年度調査では58.8%に達し、過半数を超えました。わずか2年で利用率は約6.5倍に急増しており、急速に浸透・普及している実態がうかがえます。


    出典:総務省(2026)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」

    https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/r07_02_houkoku.pdf



    ■調査サマリー

    当社は2026年7月、支援先のGA4データを横断集計した第1回調査で「AI流入は1年半で約7.8倍」という実態を公表しました。第2回調査では、直近四半期(2026年7-9月)を加えた21ヶ月のデータで、このトレンドがどこまで加速しているかを定点観測しました。


    1.AI流入の拡大が加速

    直近四半期(2026年7-9月)のAI流入は16,222セッションで前年同期の3.5倍、前四半期比でも1.7倍。月間では2026年9月に6,527セッションと、調査開始時点(2025年1月、481セッション)の約13.6倍に到達


    AI流入の拡大が加速:直近四半期(2026年7-9月)のAI流入は16,222セッションで前年同期の3.5倍、前四半期比でも1.7倍。月間では2026年9月に6,527セッションと、調査開始時点(2025年1月、481セッション)の約13.6倍に到達

    AI流入の拡大が加速:直近四半期(2026年7-9月)のAI流入は16,222セッションで前年同期の3.5倍、前四半期比でも1.7倍。月間では2026年9月に6,527セッションと、調査開始時点(2025年1月、481セッション)の約13.6倍に到達


    2.全流入に占める比率は0.3%で昨年から12倍に増加

    2026年5月以降、5ヶ月連続で過去最高水準を更新


    3.店舗型業種で急伸

    前年同期比の伸びはフィットネス・スポーツが5.6倍で全業界最大。教育・学習塾4.3倍、小売・EC 3.6倍、住宅・不動産3.3倍と、「地域×店舗」型の業種が軒並み高い伸びを記録


    4.流入元はChatGPTが81.8%へシェア拡大

    Perplexity 7.7%、Google Gemini 5.8%が続く。



    ■調査結果詳細

    業界別 - 店舗型業種が急伸、フィットネスは前年同期比5.6倍 ※サイト数が5未満の業界は参考値。


    全業界でAI流入比率が前年同期を上回った

    水準が最も高いのは公共・団体(0.83%)、企業サイト・BtoBサービス(0.56%)。


    最大のトピックは店舗型業種の急伸

    フィットネス・スポーツが5.6倍と全業界最大の伸びを示したほか、教育・学習塾4.3倍、小売・EC・飲食3.6倍、住宅・不動産・リフォーム3.3倍。第1回調査で「低水準だが伸びしろが大きい」とした店舗型業種の急伸が、データとして現実になっています。


    店舗型業種の急伸:フィットネス・スポーツが5.6倍と全業界最大の伸びを示したほか、教育・学習塾4.3倍、小売・EC・飲食3.6倍、住宅・不動産・リフォーム3.3倍

    店舗型業種の急伸:フィットネス・スポーツが5.6倍と全業界最大の伸びを示したほか、教育・学習塾4.3倍、小売・EC・飲食3.6倍、住宅・不動産・リフォーム3.3倍


    ■考察 ― 「検索される」から「AIに選ばれる」の移行は加速度的に

    AI流入は全体ではまだ0.3%台ですが、(1)前年同期比3.5倍・前四半期比1.7倍という加速度、(2)8割超のサイトで発生している普遍性、(3)サイトの総トラフィック規模に関わらず独自に伸び続けるという自律的な特性、の3点から、流入経路としての存在感は四半期ごとに明確に増しています。仮に直近1年のペース(年3.5倍)が続けば、AI流入比率は1~2年で1%台に到達する計算となり、「AIに選ばれるかどうか」が集客の成否を左右する時代が視野に入ってきました。



    ■多店舗展開する本部こそ、早期のAI流入対策を

    今回の調査で最も伸びたのは店舗・拠点型の業種でした。第1回調査で予想した「店舗型業種の伸びしろ」が、わずか一四半期で現実のデータとなっています。


    1.AI流入は「待っていても増えない」流入

    総セッションと無相関に伸びる以上、既存のSEO・広告・チラシ等の施策の延長線上では取り込めません。エリアマーケティング戦略の上流に、AIに正しく引用されるための情報設計(LLMO)を早期に組み込む必要があります。


    2.店舗型業種の急伸は、先行者優位の窓が閉じ始めたシグナル

    「〇〇市でおすすめの△△は?」というAIへの問いに選ばれる本部・店舗情報の整備は、競合の対策が手薄な今なら低コストで大きな差になります。5.6倍という伸びは、その窓が開いている時間が長くないことを示しています。


    3.本部主導でなければ、店舗単位のAI対策は進まない

    AIはブランド全体の情報(公式サイトの構造、店舗ページの統一性、口コミ・第三者情報)を横断して回答を生成します。店舗ごとの個別対応では限界があり、多店舗の情報設計を一括で最適化できる本部主導の取り組みが不可欠です。


    DEECH社は、エリアマーケティングの上流設計から、AI時代の情報発信設計(LLMO/AIO)までを一気通貫で支援しています。本調査は今後も四半期ごとに定点観測を続け、地域ビジネスにおけるAI流入の変化を公表していく予定です。



    【調査概要】

    対象       : DEECH社がマーケティング支援を行う

              全国69社・団体の170サイト(テスト用・自社サイト等を除く)

    期間       : 2025年1月1日~2026年9月30日(GA4セッションデータ)

    AI流入の定義   : セッションの参照元(sessionSource)が生成AIサービスの

              正規ドメイン(chatgpt.com、perplexity.ai、gemini.google.com、

              copilot.microsoft.com、claude.ai、notebooklm.google.com、

              genspark.ai、felo.ai、deepseek.com、grok.com 等)

              に一致するセッション

    第1回調査との差異: 計測対象サイトは新規稼働・計測権限の変更により

              167→170サイトに変動。過去期間の数値は最新データで

              再集計しているため、第1回公表値と僅差があります。

    注意点      : AI経由でも参照元情報が付与されない流入

              (アプリ内ブラウザ等)は計測されないため、実際のAI流入は

              本調査の数値を上回る可能性があります。

              業界分類は当社によるもので、サイト数5未満の業界の数値は

              参考値です。相関係数は月次21計測点に基づきます。



    【会社概要】

    名称 : 株式会社DEECH

    所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント19F

    代表者: 代表取締役CEO 小菅 義和 / 代表取締役COO 佐藤 正

    URL  : https://deech.co.jp/