報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年10月19日 11:45
    学校法人和洋学園

    土曜日、学校は「学びのハブ」になる  生徒が自ら講座を選ぶ体験プログラム「ツナグヒ」開始

    授業から体験へ 和洋国府台女子の選択制プログラム「ツナグヒ」、親子で学ぶ日に

    和洋国府台女子中学校高等学校(学校法人和洋学園)は、2026年度(令和8年度)から生徒が自ら講座を選んで参加する選択制体験プログラム「ツナグヒ」を開始しました。


    AIが知識の価値を塗り替えるいま、学校で何を学ぶべきか。千葉県市川市の和洋国府台女子中学校高等学校(宮崎康校長)は、その答えを「体験」に求めました。2026年4月から、土曜日の授業を平日に移し、生徒が自ら講座を選ぶ選択制体験プログラム「ツナグヒ」を開始しました。

    原則として登校が必須ではない日にもかかわらず、1学期だけで50以上の講座が開かれ、約8割の生徒が申し込みました。2学期からは親子で受講できる講座を広げ、保護者向け講座も開講しました。生徒と家族、大学、企業、地域が出会う土曜日の学校を、同校は「学びのハブ」と位置づけました。


    『ツナグヒ』では、和洋女子大学の教員も中高生のための講座を実施。身近なおやつ「フルーチェ」が固まる仕組みを、実験と試食を交えて解説した

    『ツナグヒ』では、和洋女子大学の教員も中高生のための講座を実施。身近なおやつ「フルーチェ」が固まる仕組みを、実験と試食を交えて解説した


    ■土曜日は「自分で決める日」

    人と協働する「対人スキル」や、自ら問いを立てる「課題設定能力」は、教室で知識を学ぶだけでは育ちにくいと同校は考えています。そこで、2026年度(令和8年度)から土曜日を、生徒自身が使い方を決める日に変えました。生徒は興味のある講座を自分で選び、参加します。


    「発酵のひみつ 味噌づくりで体感しよう」と題した『ツナグヒ』の講座の様子。保護者と一緒に体験する姿も。

    「発酵のひみつ 味噌づくりで体感しよう」と題した『ツナグヒ』の講座の様子。保護者と一緒に体験する姿も。


    ■多彩な講座が生徒の「キャリア資産」へ

    講座の担い手は多彩です。同じ敷地内にある和洋女子大学の教員、各界で活躍するプロの社会人、仕事や進路を語る卒業生。企業を訪ねる「フィールドラーニング」では、夏休みに株式会社リコー、コクヨ株式会社を訪問しました。

    2学期からは、生徒のアイデアから生まれた講座も始まりました。11月の「天文学者の仕事場 ― 星の研究者って何してる?」では、国立天文台の望遠鏡見学を交えて研究者の仕事に迫ります。1月の「聞こえない世界を知れば、社会の見え方が変わる」では、ろう者の世界を知り、手話によるコミュニケーションに挑戦します。


    生徒が小学生向けの実験講座を企画・運営する「サイエンスチーム」、市川市内の困りごとからボランティア活動を立案する「和洋お助けボランティア部を立ち上げ隊」も動き出しました。また、東京証券取引所や公認会計士が関わり、生徒たちが起業し、事業の運営に挑む「Social Startup Program」も展開しています。


    社会と関わった経験は、一人ひとりの「キャリア資産」になります。こうした経験が、「自分の幸福は自分で決める」という姿勢を育み、女性の自立を支える力になると和洋学園では考えています。


    社会で活躍する広報・PRパーソンから「伝え方」の方法論を学んだ生徒達。講師の問いかけに、生徒たちが次々と手を挙げる

    社会で活躍する広報・PRパーソンから「伝え方」の方法論を学んだ生徒達。講師の問いかけに、生徒たちが次々と手を挙げる


    ■保護者も学ぶ「親子のツナグヒ」

    同校がもう一つ重視するのが家庭です。保護者が好奇心を持って学ぶ姿は、子どもの学びを後押しします。その学びを支えることも未来の学校の役割だとして、土曜日を「親子のツナグヒ」へ広げました。


    保護者が参加できる講座は、1学期の29講座から、2学期は45講座に増えました。和洋女子大学による「女性の健康を科学する」シリーズ、「今日から始める!『リッチな私』になれるお金の育て方」と題した金融講座など、親子で考えたいテーマが並びます。


    2学期には保護者向けに「子どもとの関わり方」に関する講座も開講します。子どもとより良い関係を築きたい保護者に向けた内容です。

    子どもを教育する場から、子育てに寄り添う「家庭のパートナー」へ。それが同校の描く学校の姿です。


    約8万冊の本に囲まれ、協働的・探究的学びを深める。

    約8万冊の本に囲まれ、協働的・探究的学びを深める。


    ■130周年を前に、創立の志を未来の教育へ

    教育理念は「凜として生きる」。創立者・堀越千代の「誰一人、女性が泣かない世をつくりたい」という志は、1897年の創立以来受け継がれてきました。体験を通して社会とつながり、家族とともに学びます。同校はこの取り組みを、未来の教育への一歩と位置づけています。

    ※校長名の「崎」は、正式には「たつさき」です。


    和洋女子大学と同じ敷地にある、緑豊かな校舎。

    和洋女子大学と同じ敷地にある、緑豊かな校舎。


    ■学校法人和洋学園 設置校

    和洋国府台女子中学校高等学校

    https://www.wayokonodai.ed.jp/


    和洋九段女子中学校高等学校

    https://www.wayokudan.ed.jp/


    和洋女子大学

    https://www.wayo.ac.jp/


    1897年(明治30年) 堀越 千代により和洋裁縫女学院を創立。

    2027年(令和9年) 学園創立130周年を迎える。