プレスリリース
車両写真のナンバープレートをAIが見つけて隠す 「ナンバープレートマスク君」を全面刷新 ― 3つの検出エンジンで 事故車・混雑写真・一部しか写らないプレートにも対応
写真をZIPで入れるだけで一括マスキング。 確認・修正はブラウザで完結し、写真を社外に出さない社内完結構成にも対応
株式会社イーアンドディー(本社:東京都千代田区、代表取締役:木村 修)は、車両写真に写ったナンバープレートをAIが自動で検出してマスキングするソフトウェア「ナンバープレートマスク君」を全面刷新し、新版(V3)の提供を開始しました。新版は、写真全体を見る画像認識AI、車両を1台ずつ切り出して探す画像認識AI、ナンバープレート専用の検出器という性質の異なる3つの検出エンジンの結果を突き合わせる「ハイブリッド検出」を採用。事故で損傷した車両、多数の車が連なる混雑した道路、画像の端で切れたり物に隠れたりして一部しか写っていないプレートなど、従来の検出ツールが取りこぼしてきた写真でも検出漏れを抑えます。写真をZIPにまとめてアップロードするだけで処理が始まり、検出結果の確認・修正から条件を変えたやり直し、マスク済み画像の一括ダウンロードまでをブラウザ上で完結できます。価格はソフトウェアライセンス一括 880,000円(税抜)、年間保守サポート 170,000円(税抜)です。
製品ページ : https://www.e-d.co.jp/numberplate-mask/
紹介動画(約1分半): https://www.youtube.com/watch?v=XHo8PPPJSME

マスク後の写真(混雑した道路)
車が連なる道路の写真でも、手前から奥まで1台ずつプレートを見つけて隠します
■開発の背景
中古車の販売・オークション出品、査定・買取、損害保険の事故受付や鑑定、駐車場・レンタカーの管理など、車両写真を扱う業務では、写真に写ったナンバープレートの登録番号をWeb掲載や社外共有の前に隠す作業が欠かせません。多くの現場では担当者が画像編集ソフトで1枚ずつ隠しており、写真の枚数が増えるほど負担と見落としの危険が大きくなります。特に大雨や台風のあとは、事故車・水没車両の写真が短期間に数千枚単位で集中し、報告期限の中で処理しなければなりません。
当社は2023年11月から「ナンバープレートマスク君」(V2)を提供してきましたが、専用の検出器1つで探す方式では、正面から撮った通常の写真には強い一方で、端の切れたプレート、遮られたプレート、混雑した写真の遠くの小さなプレートを取りこぼしがちでした。そのため、結局すべての写真を目視で確認しているというお声もいただいていました。新版(V3)は、こうした「難しい写真」でも実用になる検出精度と、確認・修正まで含めた作業をブラウザで完結できる使いやすさを目標に、検出方式から画面までを作り直したものです。
■新版の主な特長
1. 3つのエンジンによるハイブリッド検出
(1)写真全体を見てプレートらしい所を探す画像認識AI(一部写り・遮蔽・変形に強い)、(2)車両を1台ずつ切り出して拡大してから探す画像認識AI(混雑・遠方・小さなプレートに強い)、(3)国内のナンバープレートを学習した専用検出器(通常の写真を高速・高精度に処理)の3つで探し、結果を統合します。当社の評価用写真では、通常の写真と一部しか写っていない写真のすべてのプレートを検出し、車が混み合った写真でもほぼすべてのプレートを検出しています。

3つの検出エンジンの流れ図
3つの検出エンジンの結果を統合し、判定と読取確認を経てマスクする流れ
2. 誤検出を減らす「判定」と「読取確認」
複数のエンジンが一致した枠を優先し、1つのエンジンだけが見つけた枠は、プレート判定と文字の読み取りで本当にナンバープレートかを確かめます。車体に書かれた番号、看板、バスの広告枠などを誤って隠すことを減らします。
3. プレートの四隅に沿った自然なマスク
検出した位置からプレートの四隅を推定し、傾いたプレートの板の形に沿ってマスクします。四角い枠で大まかに隠す方式に比べ、隠し漏れと隠しすぎの両方を減らします。
4. 隠し方と範囲を選べる
モザイク、またはすりガラス風などの用意画像や社名入りなどお客様の画像を、プレートの形に変形して貼り付けられます。プレート全面を隠すか、一連番号(下4桁)だけを隠すか、余白の広さも設定できます。
5. ZIPで一括処理、ブラウザで確認・修正
写真をZIP(1GBまで)にまとめてアップロードすると自動で処理が始まり、処理が終わった写真から順に確認画面に表示されます。見逃しや誤検出があった写真だけを編集画面で開き、枠の追加・削除や四隅のドラッグで直せます。処理時間はGPU搭載サーバーで1枚あたり2~5秒が目安です。
6. 設定を変えて「再マスク」
処理済みの写真を、別の範囲や方式でやり直せます。掲載用は下4桁だけ、社外共有用は全面、といった作り分けも、大きなZIPを再アップロードせずに行えます。
7. 使うほど現場の写真に合っていく
確認画面での手直しは自動的に蓄積され、検出の追加学習に使えます。お客様の撮り方や車種に合わせて、保守サポートの中で精度を高めていきます。
8. 写真を社外に出さない構成にも対応
当社サーバー上の環境をブラウザから使うクラウド提供に加え、お客様の社内サーバー(GPU搭載のLinuxサーバー)や1台のWindows PCの中だけで処理が完結する構成で提供できます。画像を外部のAIサービスに送信しないため、インターネットに出せない写真を扱う業務にも導入できます。
■想定される利用シーン
・損害保険・査定・車両買取:事故車・水没車両の記録写真、報告書・社外共有用の写真
・中古車販売・オークション・輸出:掲載・出品用の車両写真(背景に写り込んだ他車のプレートを含む)
・駐車場・レンタカー・カーシェア:車両管理の写真
・自治体・官公庁・報道:事故現場・イベント・広報用の写真
■価格(税抜)
区分:ソフトウェアライセンス(一括購入)
価格:880,000円
内容:全標準機能の永続利用権、初期セットアップ、操作マニュアル。
処理枚数・ユーザー数による追加費用なし
区分:年間保守サポート
価格:170,000円/年
内容:不具合修正、検出モデル・ソフトウェアの更新提供
(手直し結果を用いた追加学習を含む)、問い合わせ対応
※お客様サーバー・GPU機器の調達、外部システム連携(API)、専用マスク画像の作成などは別途お見積りです。
※「デジタル化・AI導入補助金2026」のITツールとして登録を申請中です。登録後は申請の支援も行います。
※お手持ちの写真数枚で、マスク結果を無償でお返しする試用を受け付けています。

一覧画面
一覧画面。バッチごとのマスク範囲・方式・処理時間を表示し、設定を変えて再マスクできます
■今後の展開
撮影条件に合わせた検出精度の向上と処理速度の改善を続けるとともに、当社のAI帳票読取サービス「AI DataPicker!」と組み合わせ、車検証などの車両関連書類と車両写真を一体で扱う業務支援へ展開していく予定です。また、同じ技術を応用した本人確認書類のマスキング(マイナマスク君)の刷新も進めています。
■製品ページ・紹介動画
製品ページ : https://www.e-d.co.jp/numberplate-mask/
紹介動画(約1分半): https://www.youtube.com/watch?v=XHo8PPPJSME
紹介動画では、混雑した道路や一部しか写っていないプレートの検出例、アップロードから確認・修正、ダウンロードまでの操作の流れを約1分半でご覧いただけます。
■株式会社イーアンドディーについて
会社名 : 株式会社イーアンドディー(略称 E&D)
所在地 : 〒101-0023 東京都千代田区神田松永町17-5 相沢ビル4階
代表者 : 代表取締役 木村 修
設立 : 1999年10月
資本金 : 8,000万円
事業内容: AI帳票読取サービス「AI DataPicker!」、ナンバープレートマスク君、
車検証 Reader 等の開発・提供、AIを活用したシステムの受託開発
URL : https://www.e-d.co.jp/

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