プレスリリース
自転車利用者の交通ルール順守意識と 通行環境に関する実態調査
8割超が「ルールを守ることが難しいと感じる」と回答、 理由の上位は通行環境への不安
NCD株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下條治)は、自転車の交通反則通告制度(いわゆる「青切符」)の施行から半年が経過したことを受け、自転車利用者の交通ルールに対する意識や、日常の通行環境について把握することを目的として、当社が運営する月極駐輪場「ECOPOOL(R)」の会員を対象に「自転車の交通ルールと通行環境」に関するアンケート調査を実施しました。
【TOPICS】
1. 自転車利用者の82.6%が「交通ルールを守ることが難しいと感じることがある」と回答
2. 理由は、「車道が狭い」「車道の交通量が多い」「歩道の方が安全に感じる」が上位を占める
3. 車道走行時に危険を感じた経験がある人は91.9%。求める改善策は「自転車専用レーンの整備」「自転車が安全に走れる道路幅の確保」が上位を占める
1. 自転車利用者の82.6%が「交通ルールを守ることが難しいと感じることがある」と回答

日常の自転車利用において交通ルールを守ることが難しいと感じることがあるか聞いたところ、「よくある」「ときどきある」の合計が82.6%となりました。
2. 理由は、「車道が狭い」「車道の交通量が多い」「歩道の方が安全に感じる」が上位を占める

交通ルールを守ることが難しいと感じる理由は、「車道が狭い」が73.2%で最多となりました。次いで、「車道の交通量が多い」が69.9%、「歩道の方が安全に感じる」が65.9%となり、通行環境に対する不安が上位を占める結果となりました。
3. 車道走行時に危険を感じた経験がある人は91.9%。求める改善策は「自転車専用レーンの整備」「自転車が安全に走れる道路幅の確保」が上位を占める

自転車での車道走行時に危険を感じた経験について聞いたところ、「よくある」「ときどきある」の合計は91.9%となりました。危険要因としては、「車道幅が狭い」が最も多く、次いで「自動車との接触」が続きました。
一方、自転車での歩道走行時に危険を感じた経験については、「よくある」「ときどきある」の合計が45.0%となり、車道走行時の91.9%を大きく下回りました。ただし、歩道でも約2人に1人が危険を感じており、危険要因は「幅が狭く走りにくい」「歩行者との接触」が上位となっています。車道だけでなく、歩道にも安全性に不安があることがうかがえます。
また、自転車利用環境の改善に必要だと思うものについては、「自転車専用レーンの整備」が83.9%で最も多く、「自転車が安全に走れる道路幅の確保」が83.2%で続きました。いずれも8割を超えており、安全に走行できる道路環境の整備に対するニーズの高さが示されました。

今回の調査では、自転車利用者の多くが安全を意識しながらも、交通ルールを守るうえで通行環境に難しさや不安を感じている実態が明らかとなりました。当社は駐輪場運営事業者として、利用者の声を継続的に把握・発信し、安全で快適な自転車利用環境づくりに貢献してまいります。
【補足】
自転車は車道通行が原則ですが、次のようなときは、普通自転車は歩道を通行することができます(法第63条の4第1項)。
1. 道路標識・道路標示で歩道を通行することができるとされているとき
2. 13歳未満の方若しくは70歳以上の方又は一定の身体障害を有する方が運転するとき
3. 車道又は交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき(※)
(※)道路工事や連続した駐車車両等のため車道の左側を通行することが難しいときや、著しく自動車の交通量が多い、車道の幅が狭いなど、通行すると事故の危険があるときをいいます。 [出典:警察庁交通局「自転車を安全・安心に利用するために ― 自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入 ―【自転車ルールブック】」(令和7年9月)]
■調査概要
・調査期間:2026年9月2日~9月23日
・調査機関:NCD株式会社
・調査対象:月極駐輪場「ECOPOOL(R)」利用者
・有効回答数:194名(うち、本リリースで扱う青切符および自転車通行に関する設問の分析対象者は149名)
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■NCD株式会社について
企業のシステム開発・コンサルティングを推進するシステムインテグレータとして1967年に創業。1997年より駐輪場管理事業に進出し、駐輪場管理システム「EcoStation21(R)」、月極駐輪場管理システム「ECOPOOL(R)」を展開。コーポレートサイト:https://www.ncd.co.jp/