プレスリリース
青切符施行から半年 自転車利用者の意識・行動変化に関する実態調査
車道を通行する利用者は施行前比2.3倍(※)、約8割が行動変化を実感 ※施行前の数値は、今回調査における回答者の振り返りによるもの
NCD株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下條 治)は、自転車の交通反則通告制度(いわゆる「青切符」)の施行から半年が経過したことを受け、自転車利用者の意識や行動にどのような変化が生じているのかを把握することを目的として、当社が運営する月極駐輪場「ECOPOOL(R)」の会員を対象に「自転車の交通ルールと通行環境」に関するアンケート調査を実施しました。
【TOPICS】
1. 青切符施行後、自転車利用者の85.9%が自転車に乗る際の「意識」、77.2%が「行動」に変化
2. 具体的な行動変化は、「車道を意識して走るようになった」が65.2%で最多
3. 車道と歩道が区分された道路において、「車道」「どちらかというと車道」を走行する人は70.5%。施行前の30.2%から2.3倍に
1. 青切符施行後、自転車利用者の85.9%が自転車に乗る際の「意識」、77.2%が「行動」に変化

自転車の交通反則通告制度(いわゆる「青切符」)の施行後、「自転車に乗る際の意識が変わった」と回答した人は85.9%、「行動が変わった」と回答した人は77.2%に上りました。
2. 具体的な行動変化は、「車道を意識して走るようになった」が65.2%で最多

自転車に乗る際の行動が変わった人のうち、具体的な行動変化は「車道を意識して走るようになった」が65.2%で最多となりました。次いで、「一時停止を意識するようになった」が59.1%と続いています。
3. 車道と歩道が区分された道路において、「車道」「どちらかというと車道」を走行する人は70.5%。施行前の30.2%から2.3倍に

車道と歩道が区分された道路を自転車で走行する際、現在「車道」「どちらかというと車道」を通行すると回答した自転車利用者は70.5%でした。同じ回答者に「青切符施行前はどこを走行していたか」を振り返って回答してもらったところ、「車道」「どちらかというと車道」は30.2%でした。今回調査における施行前後の回答を比較すると、車道を走行する割合は約2.3倍となっており、青切符施行後に自転車利用者の走行行動が変化した可能性が示されました。
一方、現在「歩道」「どちらかというと歩道」を通行すると回答した人は29.5%でした。
今回の調査では、青切符制度施行後、自転車利用者の交通ルールに対する意識や走行行動に変化が見られました。当社は駐輪場運営等を通じて、安全で快適な自転車利用環境づくりに取り組むとともに、正しい交通ルールの理解促進にも寄与してまいります。
【補足】
自転車は車道通行が原則ですが、次のようなときは、普通自転車は歩道を通行することができます(法第63条の4第1項)。
1. 道路標識・道路標示で歩道を通行することができるとされているとき
2. 13歳未満の方若しくは70歳以上の方又は一定の身体障害を有する方が運転するとき
3. 車道又は交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき(※)
(※)道路工事や連続した駐車車両等のため車道の左側を通行することが難しいときや、著しく自動車の交通量が多い、車道の幅が狭いなど、通行すると事故の危険があるときをいいます。 [出典:警察庁交通局「自転車を安全・安心に利用するために ― 自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入 ―【自転車ルールブック】」(令和7年9月)]
■調査概要
・調査期間:2026年9月2日~9月23日
・調査機関:NCD株式会社
・調査対象:月極駐輪場「ECOPOOL(R)」利用者
・有効回答数:194名(うち、本リリースで扱う青切符および自転車通行に関する設問の分析対象者は149名)
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■NCD株式会社について
企業のシステム開発・コンサルティングを推進するシステムインテグレータとして1967年に創業。1997年より駐輪場管理事業に進出し、駐輪場管理システム「EcoStation21(R)」、月極駐輪場管理システム「ECOPOOL(R)」を展開。コーポレートサイト:https://www.ncd.co.jp/