報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年10月20日 10:30
    東京都産業労働局、公益財団法人 東京都中小企業振興公社

    ものづくりの背景と暮らしに溶け込む伝統工芸の魅力を体感  「第14回 TOKYO職人展」11/6から開催  若手職人11名が出展

    東京都および公益財団法人 東京都中小企業振興公社は、2026年11月6日(金)から11月19日(木)までの14日間、伝統工芸青山スクエア 特別展スペース(東京都港区)にて、「第14回 TOKYO職人展」を開催します。会場では、東京の若手職人が手掛ける伝統工芸品の展示・販売に加え、製作実演や製作体験を実施します。


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    【開催背景と目的】

    <伝統工芸の未来を支える、若手職人との出会い>

    東京都と公益財団法人 東京都中小企業振興公社は、平成23年度より伝統工芸品の後継者育成支援事業を推進してきました。近年、伝統工芸の担い手や消費者の高齢化が進み、技術や文化の継承が社会的な課題となっています。こうした背景から、若手職人が主役となる本イベントを通じて、工芸の世界に新たな関心を呼び起こし、次世代の後継者づくりや消費者層の拡大を目指しています。


    また、若手職人の活動や工芸品の新たなお客様と出会う場としても位置づけ、伝統工芸の敷居を下げ、より多くの方々に親しんでいただくことを目的としています。


    加えて、国内の幅広い来場者に加え、訪日外国人にとっても東京の伝統工芸の魅力に触れる機会となることを目指しています。外国人の方にも分かりやすいよう、各作品の説明POPには英語版もご用意しております。



    【イベントの特徴】

    本展の特徴は、作品を並べて見てもらうだけでなく、工芸品の背景にある物語や、暮らしの中での使い方まで含めて伝える構成にあります。


    ●製作実演

    若手職人が製作工程を見せながら、「工程の特に難しい点」「日常の中での使用方法」などの解説を行い、工芸品の価値を分かりやすく伝えます。来場者が実際に少し触れられる場面も設け、手仕事の繊細さや技術の高さを体感できます。


    ●製作体験

    単なる製作体験の思い出づくりで終わらせず、工芸品の背景や歴史、ものづくりの難しさを伝える体験企画です。実際に製作工程を体験することで「ここが一番難しいんだ」「だからこの値段なんだ」と実感してもらい、作品の価値に納得していただくことで、伝統工芸に対する興味・関心を高めることを目指します。


    ●正面展示・各ブースでの展示販売

    会場入口の正面展示スペースでは、「手仕事を日常に」というテーマのもと、若手職人たちがそれぞれの想いを込めた作品を展示いたします。日常への取り入れ方がひと目でイメージできる「提案型空間」で来場者をお迎えします。各職人のブースでは、正面展示の作品も含めて展示販売を行います。


    製作実演・製作体験のスケジュールは以下のページに掲載しております。

    https://www.dento-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/events/2026/1106.html#gsc.tab=0



    【出展する若手職人へのインタビュー ※一部抜粋】

    ●江戸表具

    職人・内田幸夫(経師屋 内田)


    内田幸夫

    内田幸夫


    <この道に進もうと決意したきっかけは何でしたか?>

    父と祖父が手がけた襖を、自宅の和室で初めて目にしたときです。家族の仕事が暮らしのなかに受け継がれていることを実感し、自分もこの道に進もうと決意しました。


    <会場ではどんな楽しさが待っていますか?>

    「推し」のチェキを飾れるミニ掛け軸などもご用意しています。伝統の技を生かしながらも今の暮らしに合う、新しい表具の楽しみ方を発見できます。


    ●東京三味線

    職人・西村拓巳(三絃司きくおか)


    西村拓巳

    西村拓巳


    <この道に進もうと決意したきっかけは何でしたか?>

    大学生の頃、撮影で訪ねたのが現在の三味線工房です。伝統を守りながら新しい挑戦を続ける姿に魅力を感じ、映像制作や外国語の経験も生かせると思い、この道を選びました。


    <東京三味線のどこに注目してほしいですか?>

    美しさと、楽器として求められる音を両立させているところです。音や奏者に合わせて仕立てる、三味線づくりの奥深さを感じてください。


    ●東京銀器

    職人・中野隆行(株式会社百夢)


    中野隆行

    中野隆行


    <職人になってよかったと感じるのは、どんなときですか?>

    自分で考えて作った品物を気に入っていただき、購入していただけたときです。ものづくりが好きでこの世界に入り、自分の作品が誰かの心に届くことに喜びを感じます。


    <製作工程のなかで、一番好きな作業は何ですか?>

    一枚の銀板を叩いて形をつくり、模様や表情を加えながら仕上げていく工程です。思い描いた形が少しずつ出来上がっていく時間に、ものづくりの面白さを感じます。


    ●東京洋傘

    職人・赤堀亜実(株式会社モンブラン)


    赤堀亜実

    赤堀亜実


    <製作工程のなかで、一番好きな作業は何ですか?>

    手縫いです。手を直接使う感覚と、その難しさや奥深さに魅力を感じます。裁断やミシン縫いとの力加減が整い、傘が心地よく開く瞬間に、手仕事ならではの面白さを感じます。


    <来場を迷っている方へ、一言お願いします>

    思わぬ出会いも、伝統工芸品の魅力です。心惹かれる一品を見つけに、ぜひ会場へお越しください。



    【今後の展望と地域・社会への広がり】

    本イベントを通じて、若手職人と来場者が直接交流することで、伝統工芸の魅力や価値を次世代へとつなげていくことを目指しています。今後も東京都および公益財団法人 東京都中小企業振興公社は、伝統工芸の担い手育成や消費者層の拡大に向けた取り組みを継続し、地域社会や国際的な交流の場としての発展を図ってまいります。



    【開催概要】

    展示会名称:第14回 TOKYO職人展

    開催日程 :2026年11月6日(金)~11月19日(木) 14日間

          11:00~19:00(開催初日は12:00開場、最終日は18:00終了)

    開催場所 :伝統工芸青山スクエア 特別展スペース

          東京都港区赤坂8-1-22

    入場料  :無料

    出展者数 :9工芸品11名


    ※詳細はこちらに順次掲載いたします。

    東京都ホームページ

    https://www.dento-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/events/2026/1106.html#gsc.tab=0



    【主催】

    東京都、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会


    【後援】

    東京都伝統工芸品産業団体連絡協議会、東京都伝統工芸士会


    【運営事務局】

    公益財団法人 東京都中小企業振興公社