プレスリリース
カセットボンベの防災備蓄、いざという時に 本当に役立つ準備ができている人はわずか!…という実態を調査
10月7日は「カセットこんろとボンベの日」 防災鍋を作って、使い方と使用期限をチェックしよう
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(東京都千代田区、以下「日本ガス石油機器工業会」)は、2026年8月26日(水)より、全国25歳以上のカセットこんろユーザー360名を対象とした使用実態調査をおこないました。
日本ガス石油機器工業会では、カセットこんろやボンベの使用期限を正しく理解していただくことを目的に、2023年に10月7日を「カセットこんろとボンベの日」と制定しました。今年で4年目を迎え、記念日がご自宅のカセットこんろ・カセットボンベの使用期限を確認するタイミングとなるように、本年も全国ユーザーを対象に最新の使用実態を調査しました。
近年、大雨や地震など大規模な自然災害が相次ぐ中、家庭での防災意識が高まっています。今回の調査でも、カセットこんろを普段使用する目的やシーンとして「災害・停電など非常時に備えて」を挙げた人が32.5%となり、「鍋料理や焼き肉など食卓での調理(66.4%)」に次いで2番目に多い結果となりました。このことからも、カセットこんろが日常の調理用途にとどまらず、防災用途としても強く意識されていることがうかがえます。
一方で、実際に保有しているカセットボンベの本数をみると、「1~5本」との回答が68.9%と最も多く、政府推奨(※)の1人1週間当たり約6本の目安に届いていると回答した人はわずか22.2%にとどまりました。加えて、自身を含めた同居人数が「2人以上」と回答した人が83.6%を占めることを踏まえると、世帯単位でみた場合の備蓄量では、推奨される水準にさらに届いていないと考えられます。
また、カセットこんろを「日常生活ではまったく使わない」と回答した人は27.5%で、昨年の同じ質問への回答34.7%(およそ3人に1人)から減少したものの依然、およそ4人に1人と高い水準にとどまっています。「カセットボンベは古くなる前に使い切り、入れ替えるようにしている」という、いわゆる「ローリングストック」を実践している人も11.1%にとどまっています。所有するカセットこんろの製造年についても、製造後20年以上経過している(2004年以前に製造された)製品を所有していると回答した人が17.8%と、持っているカセットこんろが非常に古い人が2割弱にものぼっています。
こうした結果から、災害への備えとしてカセットこんろを意識している人が一定数いる一方で、十分なカセットボンベの備蓄や非常時に適切に役立てるための取扱いの習熟、ローリングストック、劣化が懸念される古いカセットこんろの買い替えといった具体的な備えには課題が残っていることがうかがえます。
このような実情をふまえ、日本ガス石油機器工業会では、被災時を想定してカセットこんろ・ボンベを使って食事をつくることを「防災鍋」と名づけ、10月7日の「カセットこんろとボンベの日」に防災鍋を実践し、カセットこんろ・カセットボンベの使い方を確認するとともに、カセットこんろの製造年やカセットボンベの使用期限を確認することを推奨しています。あわせて、10月7日から10月28日までの期間、カセットこんろ・ボンベの使用期限の目安をテーマにした「『10月7日は防災鍋をつくろう』クイズキャンペーン」を実施します。
※出典:政府広報オンライン「今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方」
https://www.gov-online.go.jp/article/202103/entry-10236.html
■「カセットこんろ」実態調査
・調査内容:「カセットこんろ」実態調査2026
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2026年8月26日~27日
・調査対象:25歳以上の全国のカセットこんろ所有者360名
(全国8エリア、年代〔25~34歳、35~44歳、
45~54歳、55~64歳、65歳以上〕で均等割付)
※構成比は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※本調査結果を引用・転載する際は、「日本ガス石油機器工業会調べ」と出典を明記してください。
・トピックス
(1) カセットこんろを使う頻度は、「日常生活ではまったく使わない」が27.5%となり、およそ4人に1人以上が普段は使っていない。「年に1~4回」が36.9%と最も多く、日常的に使用しカセットボンベのローリングストック上望ましい使い方をしている人(年12回以上)は14.4%にとどまる。

(質問)ご家庭でカセットこんろを使う頻度について、最も近いものを一つ選んでください。
(2) カセットボンベの所持本数に関しては、「1~5本」が最も高く68.9%となった一方、政府推奨の1人1週間当たり約6本の目安に届いている人は22.2%にとどまり、8割近くが推奨量に届いていない。また、「0本(持っていない)」は8.9%で、昨年(3.1%)から大きく増加している。燃料がなければ非常時に全く役立てられない。

(質問)燃料のカセットボンベは何本程度お持ちですか?
(3) カセットボンベの保管場所では、昨年同様、押入・納戸・クローゼットや、ガレージ・納屋、屋外の物置きなど、存在を忘れやすい場所への保管を挙げた回答が4割以上にのぼり、災害時などいざという時に「どこにしまってあるか分からない」恐れがある。

(質問)カセットボンベは家の中のどこに保管してますか?
(4) カセットこんろ・ボンベの製造年の確認については、「カセットこんろもカセットボンベも確認していない」人が53.9%(昨年53.1%)と半数以上いる。

(質問)カセットこんろ・ボンベの製造年を、年に一回程度は確認していますか?
(5) 交換の必要性については、「カセットこんろもボンベも、古くなったら交換が必要だと認識している」は46.9%(昨年48.6%)とやや減少し、依然として半数に満たない状況である。また、「カセットこんろもボンベも認識していない」人も24.4%(昨年23.1%)にのぼり、およそ4人に1人が交換の必要性を認識していない。

(質問)カセットこんろとボンベは、古くなったら交換の必要があることを認識していますか?
(6) 使用する目的とシーンについては、「鍋料理や焼き肉など食卓での調理」が最も多く66.4%を占め、およそ3人に2人が食卓での調理を目的として利用している。一方、「災害・停電など非常時に備えて」は32.5%で、利用目的としてその他の目的より抜けて2番目に多く、カセットこんろが日常の調理用途にとどまらず、非常時の備えとしても定着していることがうかがえる。

(質問)あなたが、カセットこんろを普段使用する目的やシーンとして、あてはまるものをいくつでもお答えください。
(7) 災害時において、カセットこんろ・カセットボンベを適切に役立てられる自信を質問したところ、「少し不安」「役立て方がほとんど想像つかない」との回答は36.4%となり、昨年(36.4%)から変化はみられなかった。3人に1人以上が依然として災害時の活用に不安を感じており、普段からカセットこんろを使用し、被災時を想定した食事作りを練習しておくことの重要性が改めて浮き彫りとなった。

(質問)大規模自然災害で自宅が被災、或いは電気・ガス・水道が長期間供給されない事態になった際、カセットこんろ・カセットボンベを生存と生活の維持のため適切に役立てられる自信はありますか?
(8) 所有するカセットこんろの製造年については、買い替え目安10年を超える2015年以前の製品を使用している人が55.3%と半数以上を占める。2004年以前に製造された20年以上経過した非常に古いカセットこんろの人が17.8%。さらに、1998年以前のカセットこんろを所有している人も9.7%にのぼり、買い替え検討の目安を大幅に超えて経年劣化が懸念される長期間所有のカセットこんろが一定数ある。

(質問)お持ちのカセットこんろの製造年(または購入した年)を選んでください。
■カセットこんろとボンベの日について
秋・冬のお鍋シーズンに向けてカセットこんろとカセットボンベの使用期限を確認していただくタイミングとして、またいつ起こるか予測できない災害時に適切に使用できるように準備いただくため、「カセットこんろは製造後10年過ぎたら買い替えのご検討を」「カセットボンベは製造後約7年以内を目安に使い切ってください」の当工業会のよびかけに合わせて2023年より、10月7日を「カセットこんろとボンベの日」に制定いたしました。
■防災鍋について
日本ガス石油機器工業会では、「電気・ガス・水道がストップした前提」で「その時にある材料・停電した冷蔵庫の材料で」、「カセットこんろとカセットボンベ、又はアウトドア用ガスバーナーとガス缶を使って」食事をつくることを『防災鍋』と名づけ、10月7日の「カセットこんろとボンベの日」に防災鍋を作り、カセットこんろ、カセットボンベの使い方や使用期限を確認することを推奨しています。
カセットこんろとカセットボンベには、ガス漏れが生じないようにゴム部品が使われています。ゴム部品は年数が経って古くなっていくにつれ劣化していくため、ガス漏れが生じる危険性が発生してきます。「カセットこんろとボンベの日」をカセットこんろ、カセットボンベを使用・確認するタイミングとして活用いただき、10月7日にはカセットこんろとカセットボンベを使用して、その時に家にある食品・材料で「防災鍋」を作り、使い方、使用期限について今一度ご確認いただくことを推奨します。
・10月7日は『カセットこんろとボンベの日』 いざという時にそなえ“防災鍋”をつくろう!
https://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/anzen/gasu_cassette/kinenbi/index.html
■防災鍋キャンペーンについて
日本ガス石油機器工業会では、2026年10月7日から10月28日までの期間、X(旧Twitter)を活用した「『10月7日は防災鍋をつくろう』クイズキャンペーン」を実施します。調査結果からも、カセットこんろ・ボンベを日常でまったく使っていない人や、製造年を確認していない人が一定数存在する実態が明らかになっており、当工業会では本キャンペーンを通じて、各ご家庭で「防災鍋」を作っていただくことで、カセットこんろ・ボンベの日常使いを促進するとともに、カセットこんろ・ボンベの製造年を確認し、防災準備を進めていただくことを呼びかけます。キャンペーンでは、カセットこんろ・ボンベの使用期限の目安に関する4択クイズにご参加いただいた方の中から、抽選で107名様にAmazonギフトカード1,000円分をプレゼントします。是非、多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
・キャンペーン名
「10月7日は防災鍋をつくろう」クイズキャンペーン
・キャンペーン期間
10月7日(水)~10月28日(水)23:59まで
・応募方法
(1) 日本ガス石油機器工業会公式Xキャンペーンアカウント(@JGKA_campaign)をフォロー
(2) 投稿画像下の4つのボタンから正解だと思う選択肢を選んでポスト
(3) その場で当落結果を確認
※初回参加時のみ、連携アプリの認証が必要となります
・賞品
Amazonギフトカード1,000円分×107名様
※クイズへの参加は毎日可能ですが、当選は1アカウントにつき1回までとなります
※本キャンペーンは日本ガス石油機器工業会による提供です。本キャンペーンについてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。日本ガス石油機器工業会キャンペーン【公式】(@JGKA_campaign)XアカウントのDMまでお願いいたします。
※Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
・日本ガス石油機器工業会 公式Xキャンペーンアカウント
@JGKA_campaign( https://x.com/JGKA_campaign )

「10月7日は防災鍋をつくろう」クイズキャンペーン
■防災備蓄ガイド
日本ガス石油機器工業会では、災害に見舞われた際の「携帯ガス機器」の重要性や役立て方、また普段からの備蓄や準備に関する情報も発信しています。
・防災備蓄ガイド
https://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/flyer/pdf/keitaigaskiki_bousaibichiku_guide.pdf
【一般社団法人 日本ガス石油機器工業会について】
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会では、ガス機器・石油機器産業の健全な発展をはかり、もって国民生活文化の向上と我が国産業の発展に寄与することを目的とした取り組みをおこなっています。
・商号 : 一般社団法人 日本ガス石油機器工業会
・所在地 : 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-11-17 パークリュクス神田多町2F
・設立 : 1961年
・事業内容: ガス・石油機器の製品安全事業・需要促進事業・省エネ環境事業
・URL : https://www.jgka.or.jp
【カセットこんろ・カセットボンベの取り扱いについて】
製造から10年以上経過しているカセットこんろ、製造から7年以上経過しているカセットボンベは、経年劣化により古くなっていくにつれて、ガス漏れなどの事故が発生するリスクがでてきます。ご使用の前に、それぞれの製造年をチェックしましょう。(カセットこんろは本体側面に貼られている銘板シールで、カセットボンベは缶底または缶上部に印字された数字で製造年が確認できます)