プレスリリース
小泉八雲の精神を現代に映す!鳥取・浜村温泉発の短編映画プロジェクト始動
クラウドファンディングで映画制作の支援者を集めます!
浜村温泉湯けむり映画塾「小泉八雲映画プロジェクト」(代表:松島彩)は、鳥取県気高町浜村温泉を舞台に、小泉八雲の精神を現代に伝える短編映画『ふとん』(仮題)の制作を開始し、その資金調達のためのクラウドファンディングを実施中です。すでに目標額100万円を達成し、現在はNEXT GOALとなる180万円に向けて支援を募っています。
小泉八雲と浜村温泉の不思議な縁
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本の怪談を世界に広めた文学者として知られています。彼がかつて浜村を訪れ、その地で聞いた話を「鳥取の布団」として著したことが、このプロジェクトの原点となっています。
松島は「私自身、一度は映画女優の夢を抱いて上京しましたが挫折し、地元に戻りました。その後、浜村温泉湯けむり映画塾との出会いによって再び映画の道に立ち、10年間にわたり様々な作品に携わってきました」と語ります。浜村は彼女にとって第二の故郷であり、そこで大好きな小泉八雲の作品を映画化する機会を得たことに不思議な縁を感じているといいます。
松島が小泉八雲に魅かれた理由のひとつは、彼の「オープンマインド」の精神です。「自分の先入観にとらわれず、常に心を開き、受け入れていく姿勢は、現代の生きづらさを抱える人々にも響くメッセージがある」と考え、その精神性を現代の若者の生活を通して表現する映画を制作することにしました。
映画「ふとん」が伝える小泉八雲マインド
完成予定の短編映画「ふとん」(仮題)は、約25分の作品で、鳥取市気高町浜村温泉を撮影地とします。あらすじは、海辺の町・浜村を舞台に、女優を夢見る高校生・海美が、かつて演劇に情熱を注いだ女性・小夜子の未完の台本に出会うところから始まります。過去と現在が交錯する中で、海美の内面が変化していく様子を通して、小泉八雲の精神性を現代に伝えます。
監督は映像作家の霞翔太氏、音楽はエレクトーン奏者のLiLica*氏が担当。主演は島根県出身の若手女優・安田和氏が務め、その他、島根県出身の演歌歌手・小川たける、岡山県出身の女優・津山愛理氏が出演、松島自身もプロデューサー兼脚本・出演として参加します。
撮影は2025年10月14日から16日まで行われ、編集作業を経て2026年3月の浜村温泉映画祭で初上映される予定です。
地域の力を集めた映画制作への思い
「映画は一人では作れません。それぞれが得意なことを持ち寄り、一つの作品を作り上げる過程は、祭りのようなものです」と松島は語ります。彼女にとって映画制作は、技術的な専門性だけでなく、地域の人々の協力と交流が生み出す「祭り」のような営みとして捉えられています。
すでに目標額100万円を達成したクラウドファンディングでは、さらなる「NEXT GOAL 180万円」を設定。追加資金は完成後の広報活動と撮影環境の充実に充てられる予定です。支援者には、手書きのお礼ハガキや松島自身が描いたパステル画のポストカード、オンライン上映会などのリターンが用意されています。
小泉八雲を通して日本文化を再発見
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で小泉八雲の妻・セツがヒロインのモデルとなるなど、近年小泉八雲への注目が高まっています。本作品は、本を読むのが苦手な人や怪談に興味がない人にも小泉八雲の精神性に触れる機会を提供し、日本文化の再発見につながることが期待されます。
【プロジェクト概要】
- 作品タイトル:『ふとん』(仮)
- 制作時間:約25分
- 撮影地:鳥取市気高町浜村温泉
- スタッフ:
- プロデューサー・脚本:松島彩
- 監督:霞翔太
- 音楽:LiLica*
- 撮影日程:2025年10月13日〜20日
- 上映予定:2026年3月 浜村温泉映画祭
- クラウドファンディング:
- 目標金額:100万円(達成済み)
- NEXT GOAL:180万円
- 募集期間:2025年10月13日まで
【会社概要】
- 企業名:個人事業主 松島彩
- 代表者:松島彩
- 活動内容:女優、画家として山陰地方を中心に活動
- 参考URL:https://lit.link/bilderamme