報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年8月6日 09:45
    株式会社マトリックスコミュニケーションズ

    学校・企業の「つながらない」「遅い」をパケット解析で解決へ  ネットワーク障害診断サービス「Sonarman」の一般販売を開始

    ~GIGAスクールや企業LANの通信品質改善を熟練技術者が支援~

    株式会社マトリックスコミュニケーションズ(本社:千葉市、代表取締役:松田 茂)は、現在、先行販売中の株式会社デベルアップジャパンが提供する通信パケット解析型ネットワーク障害診断サービス「Sonarman(ソナーマン)」(以下、本サービス)を8月6日より一般販売を開始いたします。


    常設型パケットキャプチャー装置

    常設型パケットキャプチャー装置


    近年、クラウド利用の拡大や無線LANの普及、オンライン会議やAI動画作成など、企業や学校内のネットワークを流れる通信量が劇的に増加しており、「ネットが遅くて使えない」「Wi-Fiがつながらない」「原因不明の通信障害でアプリが動かない」といった事象が頻発し、業務効率の悪化による生産性の低下を引き起こしています。

    また、専任のネットワーク技術者の不足などにより、障害対応の遅れや、ベンダーロックイン、関係者間のコミュニケーション不全といった課題が表面化しています。

    本サービスは、ネットワーク内に流れる信号を専用装置で収集、熟練技術者が信号を解析して原因を見つけ出し、さらに改善提案を行うネットワーク診断サービスです。例えば、毎日同時刻にネットワークが遅くなるといった場合、何が原因なのかを見つけ出し、改善策を提供します。日本人の熟練技術者が直接対応し、丁寧な説明とレポートを行うことで、お客様に安心と継続的なネットワーク改善基盤を提供いたします。



    ■本サービス開始の経緯

    当社は、約10年以上にわたり、TrinityVision*注1をはじめとした無線画面転送装置を全国の学校に累計3万台以上導入して参りました。当社では「教室の無線化とタブレットによる机間指導の推進」を旗印に教育ICTの支援を進めています。2020年から始まったGIGAスクール構想において、当社の無線画面転送装置の役割も増す中、表示が上手く行かないといった事象が頻発し、その原因のほとんどがネットワーク障害に起因していました。従来から利用されているネットワーク監視ツールでは、機器の稼働状況は把握できても、「なぜ遅いのか」「どこで問題が発生しているのか」の原因の特定やネットワーク障害の根本的な解決に至りませんでした。

    こうした中、ネットワーク上を流れる通信パケットを継続的に取得し、障害発生時の信号を解析する本サービスは、監視ツールでは発見が難しい障害原因を見つけ出すことができます。そのため、従来ネットワーク障害で阻害されていた機器の利用を促すだけでなく、さらには、ネットワーク環境の改善により業務全般に及ぶ生産性の向上をもたらします。


    TrinityVision

    TrinityVision


    ご利用の際、お客様には、ネットワーク内に信号収集用にミラーポート*注2をご用意頂くだけで、すぐにご利用いただけます。収集したパケットデータは、通常外部に持ち出すことはありませんので、安心してご利用いただけます。本サービスは、常時パケット信号を収集しているため、ネットワーク障害発生時の迅速な解決をご支援いたします。


    ミラーポート

    ミラーポート


    *注1:TrinityVisionとは、ミラキャスト、Airplay、Google/Edge castを1台で利用できる業務用ワイヤレス画面転送装置です。パソコンやタブレットの画面をネットワーク経由で大型TVやプロジェクターに投影して会議や授業で活用されています。


    *注2:ミラーポートとは、ネットワークスイッチの特定ポートに流れる信号を、別のポートにコピーして出力させる仕組みです。



    ■導入効果

    本サービスの導入により、以下のような効果が期待できます。

    ・利用者影響の最小化

    学校や企業の現場で発生しやすい「つながらない」「遅い」といった問い合わせに対し、原因を早期に特定することで、業務・授業への影響を抑えます。


    ・障害原因の切り分け時間を短縮

    当社の社内検証では、従来数時間を要していた原因切り分けを最短30分程度まで短縮できた例を確認しています。


    ・再発防止策の立案

    障害発生時の信号を保存することで、原因を特定し、恒久対策につながる具体的な設定見直しや構成改善を提案します。


    ・ベンダー間調整の効率化

    回線、無線LAN、端末、クラウドサービスなど複数要因が絡む障害でも、通信データの証跡に基づいて切り分けできるため、保守ベンダーとの調整を迅速化できます。


    時系列分析による各種ダッシュボード

    時系列分析による各種ダッシュボード


    ■想定導入先

    本サービスは、以下のようなネットワーク運用課題を抱える組織に最適です。

    ・GIGAスクールやMEXCBTを運用する自治体・教育委員会・学校法人様

    ・中小企業の情報システム部門様

    ・無線LANやクラウド利用が多いオフィス、コールセンター、商業店舗様

    ・製造業、物流業など、通信品質が生産性に直結する企業様

    ・保守運用を請け負うSIerや通信事業者様


    設置イメージ

    設置イメージ


    ■主な特長

    1. 常設型のパケットデータ収集による正常時との比較

    お客様からの通報により、異常発生時のパケットデータを平常時の通信と比較することで通常とは異なる状態や異常なパターンを素早く検出することが可能です。「普段とは違う」動きを見つけることで、未知の障害や不審な挙動を早期に検出することができます。


    2. 熟練技術者による高度なパケット解析

    日本人ネットワークエンジニアが通信パケットを詳細に解析し、障害原因を特定します。ログだけでは把握しづらいアプリケーションレベルの通信状況まで確認可能です。


    3. 障害発生前後の通信履歴を保存

    通信ログだけでは把握できない通信の流れを継続的に記録し、障害発生時の前後関係を正確に追跡できます。


    4. 学校・企業向けに最適

    GIGAスクール環境、企業LANなど幅広い環境に対応します。またCBT化された全国学力調査では、試験に耐えられるネットワークの安定性が求められます。ボトルネックとなる問題の把握や可視化により、改善施策の費用対効果を高めます。



    ■想定される利用シーン

    ・無線LANが不安定になる原因調査

    ・Zoom・Teams等の音声や映像品質低下の解析

    ・校務系・学習系ネットワークの通信品質診断

    ・クラウドサービス接続遅延の原因分析

    ・ベンダー間の切り分けが困難な障害対応



    ■主な検診内容

    1.スポット診断

    問題の再現を期待しつつ、本サービスを一定期間設置します。障害発生時に通信データを解析し、診断レポートを提供します。再現頻度の高い通信障害の調査に適しています。


    2.定期診断

    月次・四半期単位でネットワーク品質を分析し、改善提案を実施します。障害の未然防止や、継続的な品質改善に活用できます。


    3.常時監視サービス

    常設型のパケットキャプチャ装置により常時通信パケットを収集し、一定期間保存することで障害発生に後から気付いたとしても発生時点のデータから原因分析を行います。サポートは平日日中の対応ですが、実質的な常時監視の品質を提供します。


    4.PoC・段階導入

    まずは1拠点からのPoC導入を行い、効果を確認したうえで全社・全校展開へ拡張することも可能です。オフライン設置型、リモート解析型、ハイブリッド型など、環境に応じた導入方式を選択できます。


    健康診断とネットワーク診断

    健康診断とネットワーク診断


    ■提供形態と価格

    オープン価格



    ■会社概要

    会社名  : 株式会社マトリックスコミュニケーションズ

    本社所在地: 千葉市稲毛区天台1-3-11-202

    設立   : 2008年10月10日

    資本金  : 1,000万円

    代表者  : 松田 茂


    ■株式会社デベルアップジャパンについて

    代表者  : 園山 淳也

           https://develup-japan.co.jp/

    業務内容 : 通信データ(パケット)解析調査と関連機器の企画開発