プレスリリース
仕事、子育て、母の介護――作家・高橋文樹が ビジネスケアラーとして過ごした 五年間を綴った実録エッセーが9/8刊行
団塊世代がすべて後期高齢者となる「2025年問題」が現実となったいま、 介護認定、施設選び、仕事との両立、介護費用、家族信託まで、 当事者として経験した作家が親の介護を綴る。
株式会社破滅派(東京都中央区)は、作家・高橋文樹による介護体験記『プルーストが読みきれない あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて』を、2026年9月8日に全国書店・ネット書店で発売します。

『プルーストが読み切れない』書影
■ 「2025年問題」とビジネスケアラー
2025年、団塊世代がすべて75歳以上の後期高齢者となりました。これにより、介護を必要とする高齢者が急増し、社会全体で「2025年問題」が現実のものとなっています。
その子ども世代にあたる働き盛りの40~50代では、仕事を続けながら親の介護を担う「ビジネスケアラー」が大きな課題となっています。
作家・高橋文樹も、その一人でした。
2019年、母親がパーキンソン病と診断され、介護が始まります。当時、高橋は作家・会社経営者として働きながら、4人の子どもを育てる父親でもありました。
介護認定の申請から始まり、在宅介護、介護施設への入所、仕事や子育てとの両立、介護費用、親の財産管理、家族信託、認知症、そしてケアの倫理や「息子の語らなさ」まで。約5年間にわたる経験を記録したのが、本書『プルーストが読みきれない』です。
本書は介護の専門家による解説書ではありません。介護についてほとんど何も知らなかった一人の息子が、ある日から親の介護を担うことになり、その都度制度を調べ、選択し、失敗もしながら仕事と生活を続けた記録です。
これから親の介護を迎える可能性のある働き盛りの世代に向けて、「実際に介護が始まると何が起きるのか」を一人のビジネスケアラーの経験から伝えます。
■ なぜ『プルーストが読みきれない』なのか
著者の母は読書を好み、晩年にはマルセル・プルーストの大長編『失われた時を求めて』を読了することを目標にしていました。しかし病状が進行し、最後まで読みきることはできませんでした。
『プルーストが読みきれない』というタイトルは、その母の姿に由来します。
介護とは、制度や金銭、仕事の問題であると同時に、それまで「親」としてしか見ていなかった一人の人間が老い、衰えていく時間に付き合うことでもあります。
本書では実際の介護経験を振り返るだけでなく、若き日の母の写真や著作なども手がかりに、母がどのような人生を歩んできた人だったのかを息子の視点から辿ります。
介護の手引きであると同時に、一人の母親と息子が過ごした最後の時間を書き留めたエッセイでもあります。

『プルーストが読みきれない』書影(帯付き)
■ 本書で扱う主なテーマ
・介護認定はどのように始まるのか
・仕事、子育てと介護をどう両立するか
・在宅介護から施設入所まで
・親の年金と介護にかかるお金
・親の財産管理と家族信託
・介護によるキャリアの停滞
・認知症が進んだ親との関係
■ 書籍概要
書名 : 『プルーストが読みきれない――
あるいは中年男性がビジネスケアラーになるための心構えについて』
著者 : 高橋文樹
発行 : 株式会社破滅派
発売日 : 2026年9月8日
定価 : 1,980円(税込/本体1,800円)
判型 : 四六判並製
ページ数: 192ページ
ISBN : 978-4-905197-09-6
■ 著者プロフィール
高橋文樹(たかはし・ふみき)
1979年千葉県生まれ。2001年「途中下車」で東京大学在学中にデビュー。2007年「アウレリャーノがやってくる」で新潮新人賞を受賞。著書に『途中下車』『アウレリャーノがやってくる』『いい曲だけど名前は知らない』など。株式会社破滅派代表取締役。

著者近影(高橋文樹)
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社破滅派
担当: 高橋文樹
TEL : 050-1725-8328
FAX : 03-3562-7822
Mail: info@hametuha.co.jp
本件に関する取材・撮影・インタビューを歓迎しております。
担当者への取材調整や追加素材の提供も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。