プレスリリース
大正健康ナビ、10/22新着情報 子どもを中心に流行する感染症 「りんご病(伝染性紅斑)」 を公開!

大正製薬株式会社が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ(https://www.taisho-kenko.com)」では、10月22日に「りんご病(伝染性紅斑)」を新着公開しました。
りんご病は、正式名称を「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」といい、「ほっぺがりんごのように赤くなる」という特徴的な見た目から「りんご病」と呼ばれています。主に幼児期から小学生頃の子どもを中心に流行する感染症ですが、大人もかかることがあります。
本記事では、りんご病(伝染性紅斑)の原因や症状、治療や予防法など医師が解説しています。
正しい情報を知り、いざというときに対処できるようにしましょう。
かぜと勘違いしたり、無症状のうちに感染を広げるケースも
りんご病(伝染性紅斑)は、「パルボウイルスB19」というウイルスが原因で起こる感染症です。感染経路には、「飛沫感染」と「接触感染」があります。
1~3週間ほどの比較的長い潜伏期間の後、特徴的な赤い発疹が現れます。それまでの期間は無症状の人も多いですが、中には発疹が出る1週間くらい前に、かぜによく似た症状が現れる人もいます。実は発疹が出る前の時期が最も感染力が強いため、かぜと勘違いしたり、無症状のうちに感染を広げたりするケースが多く、集団感染が起こりやすい感染症です。基本的には自然治癒する病気ですが、まれに合併症を引き起こすことがあるため、りんご病の疑いがある時は一度受診することが大切です。
特に妊婦や血液疾患のある方が感染すると、胎児への影響や重症化するリスクがあるため、早めに受診して相談しましょう
10月22日 新着健康情報
専門医によるヘルスケアアドバイス
「りんご病(伝染性紅斑)」https://www.taisho-kenko.com/disease/650/
<目次>
1.りんご病(伝染性紅斑)の原因
2.りんご病(伝染性紅斑)の症状
3.りんご病(伝染性紅斑)の治療・対処法
4.りんご病(伝染性紅斑)の予防法
監修者プロフィール
こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長
黒木 春郎 先生(くろき・はるお)
千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉大学医学部臨床教授。公認心理師。千葉大学医学部関連病院勤務を経て、1998年千葉大学医学研究院小児病態学教官。2005年外房こどもクリニック開業(千葉県いすみ市)を経て、08年医療法人社団嗣業の会理事長、23年より「図書室のなかのクリニック」をコンセプトにした、こどもとおとなのクリニック パウルームを東京都港区に開業。日本小児科学会専門医・指導医。日本感染症学会専門医・指導医・評議員。日本遠隔医療学会理事。著書に『駆け抜けた17年』(幻冬舎)、『プライマリケアで診る小児感染症 7講』(中外医学社)、共著『最新感染症ガイド R-Book 2018-2021』(日本小児医事出版社)ほか多数。
大正健康ナビ: https://www.taisho-kenko.com
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大正製薬について
当社は「人々の病気を予防し、健康を増進させたい。」こうした思いから大正元年に創業しました。
以来、100年以上にわたって生活者の皆さまの 健康で豊かな暮らしの実現に貢献するために、病気の予防や治療、健康によりそうべく、医薬品から食品まで幅広い製品ラインアップで、 皆さまのさまざまなニーズにお応えしてまいりました。昨今、健康意識が高まる生活者の皆さまのニーズが多様化しており、このような変化に柔軟に対応しながら高品質な製品とサービスを提供し続けることで、皆さまの健康に寄り添ってまいります。