プレスリリース
京都工芸繊維大学が世界トップ10入り 34カ国・1,446名が参加する国際建築コンテスト「ASC 2026」開催
グラスウール断熱材メーカーであるマグ・イゾベール株式会社(本社:東京都千代田区)が所属するサンゴバン・グループ主催の建築学生向け国際コンテスト「Architecture Student Contest(ASC)2026」の国際大会が、2026年6月23日から25日にかけてセルビア・ベオグラードで開催されました。34カ国516チーム、1,446名が参加し、日本代表として出場した京都工芸繊維大学チームが世界トップ10入りの快挙を果たしました。
次回大会「ASC 2027」はスペイン・マドリードで開催される予定です。

2026年京都工芸繊維大学チームの受賞作品

2026年京都工芸繊維大学チーム発表シーン

チームごとのフィードバックセッション

2026年世界大会参加チーム
Architecture Student Contest(ASC)は、サンゴバン・グループが主催する世界最大級の建築学生向け国際コンテストです。2026年大会には世界34カ国から516チーム、1,446名の学生が参加し、各国大会を勝ち抜いた代表チームが国際大会に集結。賞金総額11,500ユーロを懸けて建築設計とエネルギー性能を融合した提案を発表しました。各国の代表チームが一堂に会する本大会は、まさに建築分野における「ワールドカップ」とも言える存在です。世界各国から選抜された学生たちが国の代表として発表するだけでなく、互いの文化や技術を共有しながら切磋琢磨する点も、本コンテストの大きな特徴です。ASCの国際大会は毎年異なる開催地で実施され、今回の国際大会はセルビアで開催されました。
日本大会には国内トップレベルの大学から11チームが出場し、意匠・環境分野を横断した優秀な学生たちが競い合いました。厳正な公開審査の結果、京都工芸繊維大学が第1位、芝浦工業大学が第2位、早稲田大学が第3位に入賞しました。第1位に輝いた京都工芸繊維大学チームは、京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科建築学専攻 博士前期課程 内山 佳歩さん、齋藤 大成さん、矢野 絢子さんで構成され、日本代表として国際大会への出場権を獲得しました。同チームは国際大会において、プロジェクト「Where Flows Weave into Circulation」にて建築設計と環境性能を融合した提案を発表し、34カ国の代表チームの中から最終選考に進出、世界トップ10に選出されました。
日本大会の大きな特徴の一つは、実務の最前線で活躍する設計者による審査と講評にあります。審査員長には株式会社日建設計 デザインフェロー 若林 亮氏を迎え、住友林業株式会社木材建材事業本部ソリューション営業部LCAチームシニアマネージャー 掛上 恭氏、株式会社三井嶺建築設計事務所代表 三井 嶺氏、一般社団法人グリーンビルディングジャパン理事 南 章子氏にもご参画いただきました。参加学生は建築設計と環境性能評価の両面から実践的な知見を学ぶとともに、実務における思考プロセスや判断軸に直接触れる貴重な機会となっており、その密度の高い学びは参加者から高い評価を得ています。こうした実践的な学びの機会への評価が口コミを通じて広がり、本大会への関心は年々高まり、応募者・参加者ともに着実に増加しています。
日本大会で優勝したチームには、サンゴバン・グループより国際大会への渡航費用が提供されます。世界各国の学生との交流や国際舞台でのプレゼンテーションを通じて、参加学生はグローバルな視点と実践的な経験を得ることができます。
■ASCの主な特徴
(1) 設計とエネルギー計算による実務レベルの課題
ASCは、建築設計に加えてエネルギー計算を求めている点が大きな特徴です。これにより、意匠性と環境性能を両立させた、実務に近い高度な提案力が求められます。さらに、コンテストで提示される課題は実際に存在する都市や建物を対象としており、現実のプロジェクトに即した条件や制約を踏まえた設計が求められます。
(2) 分野横断のコラボレーション
設計と環境解析の両方が求められるため、多くのチームでは意匠系・環境系の学生が協働して課題に取り組みます。バックグラウンドや思考プロセスの異なるメンバー同士の協働は容易ではありませんが、その過程で生じる課題や対話を通じて、単一分野では得られない多角的な視点や新たな発想を獲得することができます。こうした経験は、実務におけるチーム設計にも通じる重要な学びとなります。
サンゴバン・グループでは、建築を志す学生に実践的な学びと国際交流の機会を提供することを目的に、本コンテストを継続的に開催しています。ASCは世界各国で開催される国際建築コンテストであり、学生たちは建築設計だけでなく、エネルギー性能や環境負荷低減まで含めた提案に取り組みます。国際大会では世界各国の学生が交流し、多様な視点や価値観に触れながら学びを深めることができます。
当社は今後もASCの開催を通じて、脱炭素社会の実現に貢献する次世代建築人材の育成と国際交流の促進に取り組んでまいります。
次回ASC2027はスペイン・マドリードで開催予定です。日本大会の応募受付は2026年9月頃に開始する予定です。詳細は公式WebサイトおよびInstagram・Xで随時発信いたします。なお、次回の日本大会では、世界的な建築賞であるプリツカー賞受賞建築家・伊東豊雄氏が審査委員長を務める予定です。
■会社概要
商号 : サンゴバン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 グレゴリー・リー
本社 : 〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目7番地 サンゴバンビル
設立 : 1975年(昭和50年)6月
事業内容: ガラス製品の販売および高機能素材
(セラミックス、プラスチック、研磨材製品)の製造と販売
資本金 : 2億5,750万円
URL : https://www.saint-gobain.co.jp/jp
商号 : マグ・イゾベール株式会社
代表者 : 代表取締役社長 中筋 健介
本社 : 〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目7番地 サンゴバンビル
設立 : 1987年(昭和62年)4月
事業内容: (1)ガラス短繊維製品の製造ならびに販売
(2)断熱材・吸音材およびその他建築用材料の製造ならびに販売
(3)前各号に関連する工事の設計、監理、技術指導ならびに施工
(4)前各号に付帯関連する事業
資本金 : 22億円
URL : https://www.isover.co.jp